| ログイン | ユーザー登録 | 初めての方へ | ヘルプ |
|
|||||||||||||||||||||||||||
|
吉越 浩一郎
/ 日本能率協会マネジメント 出版情報事業
(2008-08-03) /
1,470円
/ ISBN:9784820717256
飲茶
/ 二見書房
(2006-11-30) /
2,660円
/ ISBN:9784576061849
学・科学の有名問題を難解な用語をいっさい使わずに解説した画期的なテツガク入門書。 「自分のようなココロを持っているのは、本当は自分だけではないのか?」「脳を分割したら、『この私』の意識はどうなるのか?」などなど、日常見すごしてしまいがちな疑問にひとたび気づいたら、もう抜けられない。ハマってしまいます。特に「クオリア」「哲学的ゾンビ」「思考実験」「脳分割問題」は必読。 面白くも恐ろしい本。 しかし、死ぬまでにはこの難問を読み解いておきたい。 多世界解釈、量子力学の話は構造構成主義を別の言葉で説明しているようにも感じられた。観測が粒子の位置を決定する、という考えは歴史哲学にもそのまんまアナロジカルに援用できそう。
ランディ パウシュ
, ジェフリー ザスロー
/ ランダムハウス講談社
(2008-06-19) /
1,575円
/ ISBN:9784270003497
安岡 正篤
/ 竹井出版
(1988-02) /
1,575円
/ ISBN:9784884741532
日本や中国の古典から名言、金言、示唆に富む話を多数現代語訳付きで紹介しつつ、解説を加えてくれている。 チェックするところがたくさんある! この本単体でも学ぶべき点は凄く多いけれど、漢籍の案内本としても有用。 以下、引用部分。 世人の通病、事に先んじては体怠り、神昏し。事に臨んでは手忙しく脚乱る。事をおえては意散じ心安んず。これ事の賊なり。 呻吟語 現在の学生をみておると、在学中はこつこつとよく勉強するが、学校を卒業すると怠けてしまう。学校卒業後もよく勉強する者もあるが、女房をもち子供ができると、だんだん勉強しなくなる。女房子供ができても衰えない感心な者も、ちょっとした患や災にあうと挫けて勉強しなくなる。これが世の学生の常だ。 塩谷トウ隠 学に進むに漸あり。速やかに成らんことを欲する勿れ。唯循循として已まざればすなわち遂に必ず得ることあり。既に得ることあればすなわちまた已むこと能はず。故に学んで三年、間断なくんばすなわち得る所あるなり。 南村梅軒 煩を厭うはこれ人の大病。これ人事の廃弛し、功業の成らざるゆえんなり。けだし事物の応接煩多といえども、皆これ吾人まさに為すべきところ、分内の事なり。ただ序にしたがって漸為せば、すなわち心を苦しめ力を労するの患無くして、行を果たし事を成すの功あり。程子いわく、これ事、心を累するに非ず。かえってこれ心、事に累せらるるなりと。朱子いわく、学者常に細務をみずかわするを要す。心をして粗ならしむるなかれと。これらの言、放情にして事を厭う者の戒と為すべし。今の学者往々煩を厭うの病あり。ついに事をなさざる所以なり。 貝原益軒 「慎思録」 四耐・・・耐冷、耐苦、耐煩、耐閑 四不・・・不激、不躁、不競、不随 曽国藩 人間の真実のタダシさは、礼節と同様、小事における行いに表れる。小事における正しさは道徳の根底から生ずるのである。これに反して大袈裟な正義は単に習慣的であるか、あるいは狡知に過ぎぬことがあり、人の性格についていまだ判明をあたえぬことである。 ヒルティ語録 一言・事を誤る。一言・人を誤る。 俚諺 人の真価を直接に表すものは、その人の所持するものではなく、その人の為すことでもなく、ただ、その人があるところのものである。偉大な人物とは、真実な人のことである。自然がその人の中にその志を成し遂げた人のことである。彼らは異常ではない。ただ、真実の階梯を踏んでいる。 アミエルの日記 人生の行為において習慣は主義以上の価値をもっている。何となれば習慣は生きた主義であり、肉体となり本能となった主義だからである。誰のでも主義を改造するのは何でもないことである。それは書名を変えるほどのことに過ぎぬ。新しい習慣を学ぶことが万事である。それは生活の核心に到達する所以である。生活とは習慣の織物に他ならない。 アミエルの日記 人、不善を積むこと多くして心神鬱悸す。医家知らずしてかえって草根樹皮をもってこれを治せんと欲するも難いかな。ただまさに己に反り、過を改め、倫理を正しくし、恩義を厚くすべし。かくのごとくんばすなわち薬なくして喜あり。 谷泰山 奢をもって福ありと為す。詐をもって智ありと為す。貪をもって為すありと為す。怯をもって守ありと為す。争をもって気ありとなす。嗔をもって威ありと為す。 格言聨璧 ある人が、心配事や災難にあうのは不幸なことですか、と尋ねたところ、「患難は世の経験を積んでいない者に対する良薬である。心を明らかにして、奥深い本性を錬り、いろいろな変化に応じて事を正しくはかり得るのは、いろいろな患難にあって実力が養われるからである。人生における最大の不幸は、失言をしても運がよいだめに失敗や禍が身に及ばなかったり、また考え違いをしても偶然にうまく事が運んで成功したり、あるいはわがまま勝手をやったのに小利を得ることである。そしてそれをあたりまえのように考えて世の中を甘くみると、遂に大きな失敗をして、しめくくりができなくなる。これが人生の最大の病である」 格言聨璧 財は天下のものなり。それ自ら私するを得べけんや。もっともまさにこれを敬重すべし。濫費するなかれ。稟用するなかれ。これを愛重するは可なり。これを愛惜するは不可なり。 佐藤一斎「言思後録」 智嚢という本がある。とても面白いので、 日本にも日本智嚢という本ができた。 新たなる事を巧に出して、上の利用になるように見せて、之をもって己が功を建て、立身の種にする者あり。およそ天下のためにならぬことは上の禍なり。決してこれらの人を用いるべからず。 「治邦要訣」 浮薄新進、事を好むの徒を重く用いてはいけない。政治というものはどっしりと落ち着いた思慮の深い無欲な人物を用いなければならない。 宋名臣言行録 士民のために事を行うはもとより人君の為すべき道なれば、その命令の辞の恩に着せる申し渡しあるべからず。恩にきせて為すときは、下にすねるココとを生じて悦ばず。善政にてもその事行届かず。いわんや上の為になすことを民の為と言いなすは俗吏姦計の曲事なり。 治邦要訣 家を治むるは堪忍を第一とす。奢をこらえ、欲を抑えてほしいままにせざるも、みなこれ堪忍なり。万のこと、心に叶わざることありとも、この堪忍を用いて、怒りののしらざれば、家の内和らぎ親しむべし。 治邦要訣 富める家に貧なる親類の出入りするは、主人の愛厚き人なれば、その誉を心得るべし。 治邦要訣 武について 悪への対処には5つの方法がある。 第一は泣き寝入り。これは話にもならない。 第二にかならぬまでも一矢報いる。これは第一より元気はあるが、粗野で低級。 第三には聖人、達人の型。敵味方や勝敗を超越する。これは凡人の及ぶところではない。 第四は偽善。意気地の無い人間がそれを負け惜しみして、俺が弱いのではなく相手を哀れんでいるのだ、などといって誤魔化す。これは最も卑しむべき型だ。 第五は義勇。道を重んじるゆえに非道を許さず、武力をもってでも悪を討つ。これが最も権威ある道であることは言うまでもない。 人をつかうには、小さな過をとがめず、すべてに完全をもとめず、その人の癖と瑕を見て用いるのがよい。車は船のする仕事ができない。これが瑕である。千里の名馬はよい御者を得なければ暴れ馬となる。これが癖である。癖があるからこそ千里の駿馬となりうるのであって、癖がなくて千里を走る馬は稀である。 人を活かすも仁なり。人を殺すも仁なり。なんぞ婦女子のごとく慈悲遠慮をもって仁とせんや。大政事の本は遂に決断の二字に落着すべし。 田舎荘子 という面白い本がある。丹羽十郎左衛門 | |||||||||||||||||||||||||||