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中沢 新一
/ 講談社
(2003-01) /
1,575円
/ ISBN:9784062582605
贈与 - 交換 - 純粋贈与、の3つの輪が主人公。 社会を見る視点に大きな変革を強いられるようで、知的に刺激的で脳天が痺れた。 以前モースやレヴィ=ストロースなどの文化人類学についてどこかで読んだときに 「人間はモノを交換する。なぜか。それが人間というものだからだ!」 みたいな話が印象的で、自分にとってはそれを発展・深化させてくれた本とも言える。 大学での講義をベースにしているので文章は平易だけど、前書きに書いてあった、 「野生の思考」の宗教による抑圧 -> 形を変えて「科学」として復活 -> その次の「形而上学革命」はどんなものか? という問いからして既にスケール が大きいです。 美術好きとしては、ラスコー洞窟の壁画の考察もとても興味深い (無から有の創造。つまり形而上学の誕生)。 ただ個人的には後半は失速・・・ 今後への処方箋が明確ではないから。 自分の中で答えを見つけるべきなのでしょう。 とにかく、資本主義とは、グローバリズムとは、というマクロなこと、 それから個人にとってお金とは、働くとは、ということ、 その両方の根源的な部分を考えさせられた一冊。 |
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