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中沢 新一
/ 講談社
(2003-01) /
1,575円
/ ISBN:9784062582605
贈与 - 交換 - 純粋贈与、の3つの輪が主人公。 社会を見る視点に大きな変革を強いられるようで、知的に刺激的で脳天が痺れた。 以前モースやレヴィ=ストロースなどの文化人類学についてどこかで読んだときに 「人間はモノを交換する。なぜか。それが人間というものだからだ!」 みたいな話が印象的で、自分にとってはそれを発展・深化させてくれた本とも言える。 大学での講義をベースにしているので文章は平易だけど、前書きに書いてあった、 「野生の思考」の宗教による抑圧 -> 形を変えて「科学」として復活 -> その次の「形而上学革命」はどんなものか? という問いからして既にスケール が大きいです。 美術好きとしては、ラスコー洞窟の壁画の考察もとても興味深い (無から有の創造。つまり形而上学の誕生)。 ただ個人的には後半は失速・・・ 今後への処方箋が明確ではないから。 自分の中で答えを見つけるべきなのでしょう。 とにかく、資本主義とは、グローバリズムとは、というマクロなこと、 それから個人にとってお金とは、働くとは、ということ、 その両方の根源的な部分を考えさせられた一冊。
堀井 憲一郎
/ 講談社
(2008-06-17) /
777円
/ ISBN:9784062879477
っていうセリフ、ようやくこの本で意味が分かってすっきり。 それだけで近代以前への理解が破格に違ってくる気がする。 気楽にお江戸に連れて行ってくれる本であることは確かだけど、 近代以降に失われたものをネタにして、 ガッツリと近代を語る内容でした。 単なる古い新しいではなく、失われた近代以前のパラダイムが 今のそれとはまったく違う構造を持っていることに目眩。 今の自分の目に、お江戸は実に新しい。 特におもしろかった章: 第2章「昼と夜とで時間は違う」 第9章「生け贄が共同体を守る」 第14章「左利きのサムライはいない」 第15章「三十日に月は出ない」
五十嵐 大介
/ 講談社
(2004-08-23) /
980円
/ ISBN:9784063375510
派手なストーリー展開も、あざといキャラ設定も無いのによく連載続きましたね。 さらに、ロハスとかエコとか、大上段に構えたり浮ついた感じも無し。 黙々と体を動かして労働する感覚や、土の感触をじんわり思い出します。 家庭菜園とまではいかないまでも、もうちょっと手間かけて丁寧に日々を 暮らそうかなという気になり、早速この漫画の真似してキャベツのかき揚げ 作りました。 次はジャムかな。 2巻も読了。 |
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