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zhi-meiのバインダー > ポプラ社
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勝山 康晴 / ポプラ社 (2008-08) / 609円 / ISBN:9784591104361
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 登録日:2008年08月31日 00時09分23秒 2008年08月31日星4つ 2 users 個別ページ
タグ ダンス 2008読了 所有 読了 2008/09/04
コメント「閉塞感がそこらじゅうに跳梁跋扈する日常の中で、物事をネガティブに
考えるのは、水が低きに流れるがごとく一番簡単なことだ。ほっておけば
ネガティブになれる。が、だからこそ、少なくとも俺たちのようにモノを
創る人間は、このタイトルが象徴するような天衣無縫なポジティブさ、
それを武器に、輝かしい未来を肯定してみせることに挑戦すべきなのだ。
なぜなら、それは一番難しく、そして一番魅力的なことなのだから。」p291

そう!コンドルズの魅力ってコレなんだな。
暑っ苦しい、でも愛すべき1冊。
メダル0 +
あやつられ文楽鑑賞
三浦 しをん / ポプラ社 (2007-05) / 1,680円 / ISBN:9784591097830
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / エンターテイメント 登録日:2007年06月20日 20時14分10秒 2007年06月20日星4つ 8 users 個別ページ
タグ 歌舞音曲 2008読了 読了 2008/11/03
コメント文楽にハマった若い女性がウキャキャウキャキャ言ってる本・・・
とも言えるけど(笑、エキスパートじゃないからこそ、文楽の世界に対する
突っ込みの目線が文楽ビギナーの自分と近く、この本の中の楽屋訪問レポート
やらインタビューやら演目紹介やらを読みながら、一緒にびっくりしたり笑ったり
感心したりできて、楽しいしタメになる。

それにミーハーなだけじゃなく、真面目に文楽の魅力についてしっかり考察
してる内容がすごく腑に落ちたし、参考になりました。

例えば「型とは"イデア"なんだな」という表現。
(《「型」とは「不自由な取り決め」では決してなく、物語世界を最良の形で
観客に伝えるための、練りあげられた「枠」なのだ。そのなかは、どれだけ
掘り下げてもまだ先があるぐらい、深い深いものなんだろう。》p.15)

それから、「文楽の人形は魂の"入れ物"である」という捉え方。

《人形は器だ。器である人形には、後付けの「動機」なんかないのである。
大夫、三味線、人形さんに、言葉と音楽と動きを与えられ、その一瞬一瞬を
生きるだけだ。・・・・・・感情や言葉から解放されている人形は、余分な
ものを削ぎ落とし、「殺人の瞬間」すらもただ生きる。
 つまりその時点で、「あとから考えるに、あのときはこういう感情で殺人に
及んでしまったのではなかろうか」という「解釈」は消滅する。残るのはただ、
モヤモヤとしたものである。人間には表現しきれない、殺人の瞬間のモヤモヤが、
純化した形で舞台上に表れるのだ。》p.187

《この機微は、人間が演じても嘘っぽくなってしまう可能性が高い。
大夫、三味線、人形によって、人形に本当に命が吹きこまれたときにだけ表現
できる、純度の高い悲しみと劇的高揚なのだ。私はこれをひそかに、
「文楽マジック」と命名している。》p.178

そう、文楽マジック!あの不思議な緊張感と陶酔の瞬間はこれだよ。
そしてしをんさんの言うとおり、「あやつられる器でありながら、生き生きと
その瞬間を生ききって見せる」人形は、人間に似ている。
メダル0 +

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