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ムギ(勝間 和代)
/ ディスカヴァー・トゥエンティワン
(2006-01-18) /
1,365円
/ ISBN:9784887594425
この本が勧めるのは「インディな生き方」=「精神的にも、経済的にも、 周りに依存しない生き方」。その条件は: 1. 年収600万円以上稼げる 2. 自慢できるいい男がパートナーにいる 3. 年齢とともにいい女になっていく 何がインパクト強いかって、「年収600万以上」を条件の筆頭に持ってくる ところ。うさんくさいお金儲け本ならともかく、エイボン賞を取ったりして 世間で評価の高い人が女性向けの生き方指南本でコレ、っていうインパクト。 それだけ稼げれば周りに趣味程度の仕事だと思われないし、離婚も自由だから だそうです。なお、会社に依存するのもアウト。 最初は年収ありきでキャリア設計すんの?と思ったけど、それはアリかなと 思い直しました。これくらいの年収だとこういう生活でこういう選択肢、って 考えておくのは必要かもしれない。腹くくれるし。 それで不足なら自分でなんとかしましょう、文句言ったり人のせいにしてないで。 勝間さんが言いたいことのホントのキモは、きっとそうに違いない。 インディになるための方法として記されているのはいたって普通のこと。 ただこれが、男も、人付き合いも、普段の生活も、全部自分の利益のため? と思えてしまう書き方。功利的なのだ。 おそらく読者の対象として、学生か社会人1~2年目くらいで、あまりよくモノ を考えずにきた人、みたいな想定をしているんでしょうか。 そのために分かりやすく単純に書くのはいいが、注意事項やリスクの記述を すっ飛ばすのは不誠実に思えます。単に英語ができるようになるだけで年収 1.5倍にはならん。「これはちょっと内緒の話なのですが、600万稼げるよう になると、つきあう男のレベルが変わってくるのです」なんて書き方が しばしば出てくるのも、上の方から降りてきて耳打ちするような感じがします。 著者の発言によれば、いろいろな著作でのあざといほどの書き方は承知の上 での戦略だとのこと。そう考えるとこの本も、職業上培ってきたスキルを 生かした戦略的なプレゼンテーションであって、ご本人の実像とは必ずしも 一致しないのかもと邪推します。 |
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