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ロバート・チャールズ・ウィルスン / 東京創元社
(2009-07-30) /
1,302円
/ ISBN:9784488706050
いま、わたしの目の前にいるお年寄りは、確かに感情を備えた人間には違いないが、わたしの知っている固有名詞としての「おじいちゃん」なんだろうか? 記憶をなくした人に、他者とのつながりってあるんだろうか? もちろん、こんな問いに答はないが、こういうことを考えている人間にとって、この小説のラストはまさに感動だった。 人の存在は記憶の中にある。そして、それは、死をも超えうることを示してくれたのだから。 そういうややこしい話は抜きにしても、活劇としても、人間ドラマとしても、実によくできている。前作を読んだ方がいいには違いないが、こちらから読んでも、それはそれでいいかもしれない。 |
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