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フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人 (朝日新書)
速水健朗 /朝日新聞出版 (2013-12-13) / 821円124 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 政治 登録日:2015年01月18日 16時43分37秒 2015/01/18
読了:  2015年01月17日
「ラーメンと愛国」に続いて、日本人にとっての「食」の価値についてまとめた好著
ファストフード、コンビニフードなどを好む「フード右翼」と
オーガニックに傾斜する「フード左翼」に二極化している現状をという分析は、言い得て妙だ。
食を政治と結びつけようとする
著者自身がこの本を書く過程で、右翼から左翼に「転向」していて、理由は美味しいからというのも興味深い
この世代の社会評論としては卓越していると著者の今後の論考を期待したい。


<メモ>
ベジタリアン、ビーガン、有機農法の生産者、マクロビアン、ローフーディストとそれぞれに主義主張の中身は違っている。健康目的のベジタリアン、動物愛護の観点で肉食しない(これが多数派)、自然環境保護に繋がるから肉食を断った人
ビーガンとマクロビアンはどちらも動物性タンパク質は口にしないが、体系や背景の思想が全く違う、ローフディストとマクロビアンは、自然と調和という近さはあるが、熱処理の有無、フルーツを食べる食べないなどの差異が、反目に近い関係を生んでいる(P45)

自然環境の保護を真剣に考えるのであれば、人は都市で生活するべきである。
狭い場所に集積して居住し、公共交通機関と使って生活を営む、都市生活者の1人当たりエネルギー消費量を考えれば、人が拡散して個々に自動車を利用しながら生きるよりはるかにエネルギー効率が良い。(P123)
第四の消費 つながりを生み出す社会へ (朝日新書)
三浦 展 /朝日新聞出版 (2012-04-13) / 929円234 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 社会学 登録日:2013年01月05日 01時26分29秒 2013/01/05
読了:  2013年01月05日
元パルコ「アクロス」編集長による消費市場論。日本の消費者の推移をまとめた意欲的な本。2005年以上の日本を「第四の消費社会」と定義している。
非常に興味深い社会論だと思う。

第一の消費社会:1912〜1941(日露戦争勝利後から日中戦争まで、東京、大阪など大都市に中流誕生)
価値観はnatihonal、洋風化、文化モダン、
第二の消費社会:1945〜1974(戦後復興、高度成長期からオイルショックまで、一億総中流化)
価値観はfamily、大量消費、大きいことは良いことだ、アメリカ志向、大都市志向、マイカー、マイホーム、三種の神器、核家族と専業主婦が消費の担い手
第三の消費社会:1975〜2004(オイルショックから低成長、バブル破綻、小泉改革まで、格差拡大)
価値観はindividual、個性化、多様化、差別化、ブランド志向、大都市志向、ヨーロッパ志向、量から質へ、一人一台、単身者、パラサイトシングルが消費の担い手
第四の消費社会:2005〜2034(リーマンショック、神戸、東日本大震災、不況の長期化、雇用の不安定化)価値観はsocial、ノンブランド志向、シンプル志向、カジュアル志向、日本志向、地方志向、カーシェア、シェアハウス。全世代のシングル化した個人が消費の担い手。 (P33)

・現代の消費者は「楽しいこと」ではなく「うれしいこと」を求めている(P249)

・現在、日本では住宅の13%、800万戸が空き家である。さまざまな用途で使った方がよい(P257)
アジアで稼ぐ「アジア人材」になれ!
パク・スックチャ /朝日新聞出版 (2011-06-17) / 1,620円25 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 登録日:2012年03月10日 16時12分53秒 2012/03/10
読了:  2012年03月10日
日本の教育内容、企業人事の問題点を的確に指摘、同時にこれから伸びるアジアで日本の優位性を発揮すべきと言う著者の主張に概ね同意見だ。
著者が15歳の娘をシンガポールに留学させたのは、日本の教育状況に危機感を持ったからで、そこも同感だ。ちょっと中国を過大評価しているきらいはあるけれど、大局観としては、正しいと思う。グローバル人材と言わずに、アジア人材と言っているところが、実践的でもある。欧米の流儀に必ずじも合わせる必要は無いけれど、アジアで通用する英語は必要という主張は、僕も実体験からその通りと思う。子供が居たら、旧態依然とした日本の中学、高校に行かせるのは躊躇するだろうな。
そして、日本人が世界視点で見たときの。日本の良さ、優位性に気付いていないというのは、僕も歯がゆく感じることが多い。
この主張を在日韓国人で、高校大学は米国で過ごした経営コンサルタントという経歴から来る特殊な意見としてではなく、日本の標準的な問題点だと、読者には認識して欲しい。

以下、読書メモ。
これからはダイバシティ(Diversity/多様性)が必要だが、頭で理解しただけで無く、「体得」が必要。言語、宗教、生活習慣、価値観などが異なる人と実際に接し、差違や摩擦を肌で感じて、その上で「違い」を受け入れ、「違い」に価値を見いだすこと。(P17)

世界的に著名な投資家ジム・ロジャースがシンガポールに移住した理由は、幼い娘に英語と中国語のバイリンガルに育てること。(P25)

日本人は会社が自分や家族の面倒を一生見てくれると信じている。信じようとしているが、実際は無理。(P27)

日本は文化、歴史があり、清潔で便利。日本人は親切で勤勉。世界規模で見れば、日本や日本人の持つアドバンテージは信じられないほど大きい。(P29)

日本人の賃金は「そこそこ」の仕事を担うには高すぎる。世界のトップレベル。「そこそこ」を目指すと、日本の賃金はどんどん下がっていく。(P41)

サムソンの「地域専門家」制度。社員の語学力や勤務状況から候補生が選ばれる。概要は、
・恋人や家族を連れて行けず、たった一人でなにもかもしなくてはならない。
・派遣先の国に一年間滞在するのが何の仕事もしなくてよい
ようするに、体ごとその国に浸り、文化風習、メンタリティや行動パターンを、嗜好やニーズを学ぶというグローバル人材育成方法。(P99)

2004年韓国LG電子から発売された携帯電話「メッカフォン」は、1日5回の礼拝時間をアラームで伝え、メッカの方角もディスプレイするという機能で、爆発的な人気商品になった(P100)

イスラム圏の人口は約16億人、世界の23%。今後20年間で35%増加し世界の1/4をしめるという予測。

大塚製薬が90年より「ポカリスエット」を発売。毎年30%以上の伸び。販促策としてラマダン明けにモスクでサンプルを配布。(P109)

ヤマハ発動機は1997年にジャカルタで子会社を設立、アジア諸国の水事情改善のための小型浄水器事業を開始。微生物を使うので安価で提供できる(P115)

・グローバル人材に不可欠な5つのスキル+α
1)英語力:ネイティブで無くて良いから、どんどん話すこと
2)コミュニケーション力:空気は読んだりしなくてよいので。わかりやすく論理的に説明すること
3)異文化対応力
4)自己理解力
5)専門性
そして、一番大切なのは
「ダイナシティ力」

アジアは人種のるつぼアメリカ以上に多様性で複雑。(P134)

日本の観光消費の主役は既にアジア人。2010年の訪日外国人の消費総額は1兆1490億円(観光庁調べ)邦一期別では中国が2498億円と21.7%で第一位。韓国が1973億円、台湾が1000億円。(P162)

日本政府観光局(JNTO)発表だと2009年の外国人訪問数は、仏が7420万人、西が5223万人と自国の人口以上。日本は679万人で33位。香港、韓国、シンガポールよりも少ない。
魅力的でクリエイティブな世界の総合力格付け「Global Power City Index 2009」では東京はNY、ロンドン、パリに次いで4位なのに、潜在力が活かされてない。(P164)
儲けたいなら科学なんじゃないの?
堀江貴文 , 成毛 眞 /朝日新聞出版 (2011-03-18) / 1,296円146 users
読了:  2012年02月29日 星3つ
素晴らしい本!過去のホリエモン本の中で、別格の面白さと意義深さがある。
堀江さんと成毛さんの識見と考え方がよくわかる。非常に卓越していると思った。科学や技術と人、ビジネスの関係性に対する考え方が素晴らしい。科学への興味の有無に関わらずオススメです。

以下、興味深かった&共感した語録メモ
ホリエモンのまえがき「科学技術が人間の規模を拡大してきたと思っている」(P13)
ホ「青色LEDを発明した中村修二氏が特段優れた技術者とは思えない。もし僕があのLEDに関する話を知っていたら、僕も何か作ったかもしれない。〜同じように次世代の産業基盤になる技術は山ほどあり細分化されている。つまり、いろいろなところにチャンスは眠っている。だから、誰にでもチャンスはある」(P16)
成「(安価で宇宙に行くためのロケット開発も)インターネットも同じで、だいたい科学技術に関しては、一般人からバカにされるものが、いつかは凄く儲かる。素人がわからない技術というのは、非常に筋がいい」(P52)
成「日本がデファクトスタンダードを取れない最大の理由は、技術者がつい考えれる限りのベストのものを作ってしまうから」
ホ「そう。携帯伝もたとえば原価が1000円や500円で作れるスペックのものを作って売ろうとしないから、もったいない」(P68)
ホ「木星側にある星は氷の形で水が残っている。そこに穴を掘って植民するのは現実的になってくる
」(P97)
ホ「6年前に、電機自動車産業がPC産業とおなじようになってDELLみたいな会社が出てくると確信していた。〜リチウムイオンバッテリーが安く供給されるようになると家庭用の蓄電池ができ、そうなると夜間電気を最大限活用できて、電力需要の平準化ができる。」(P107)
ホ「iPadの優れているのは、見た目と創世が良くて速い気がするところ。速い気がしているだけで、たぶん日本のガラケーの方が、本当は性能が良いと思う」(P127)
ホ「テレビも最初から3Gやwifiをつけておいて、受信料契約みたいにしちゃえばよい。番組情報とかのメタデータはネットからDLするようにしておけば、リアルタイム視聴率もとれる」(P134)
成「ハードディスクの値段がクソみたいに安くなる。2,3年以内に10テラが数千円の世界になる可能性が高い。そうなるとクラウド要らないとかなるんじゃ無い?家の中に10テラあれば、24時間地上波を全部録画できる。」(P138)
ホ「炭水化物って体に悪いんじゃないか」
成「人間が炭水化物を中心に食べはじめたのは、3000〜4000年前から」(P184)
成「合計特殊出生率は限りなく1に収束すると思う」
ホ「だから人口問題は無い」(P191)
成「農業はもう完全に技術。植物学などの基礎的科学を通り越している」
ホ「アグリが伸びる理由は簡単。中国人一人当たりが食費に掛けるお金賀増える。1兆円単位で世界市場が伸びる」(P195)
ホ「ウエブマガジンは『WIRED』が一番。」
成「23andMeっていう遺伝子解析サービス」
ホ「グーグルのセルゲイブリンの奥さんがやっている会社」(P232)
フェイスブック時代のオープン企業戦略
シャーリーン・リー /朝日新聞出版 (2011-05-06) / 2,592円80 users
読了:  2012年01月04日
ソーシャルメディアの時代には、情報を秘匿することはリスクが高すぎて、オープンにすることでしか守れないという著者の主張は、単純なソーシャルメディア礼賛論とは、違うリアリティがある。実際、企業がオープン戦略をとる時の難しさについても細かく言及されている好著。
原題は『OPEN LEADERSHIP』

以下、読書メモ
・2006年にアメリカ赤十字社にソーシャルメディアマネージャーとして雇われたウェンディ・ハーマンは、ユーザーの声を分析して、「多くの人が赤十字に力を貸したがっている。大きなチャンスがある」と経営陣を粘り強く説得した。本部と地方支部との関係も含め、段階的にオープンにして成功した。
・企業とユーザーの力関係が根本的に変わった。その原因は3つ。
 1.インターネット人口の増加
 2.ソーシャルネットワークの浸透
 3. 共有文化の台頭=自分の知識や感動や創作を大勢の人と分かち合いたいというのは本能に根ざしている
・コントロールを手放すのを勧めるのは、そうすれば結果的にいくらかコントロールを取り戻すことができるからだ。新しい関係の再構築が必要な時代だ
・「open-leadership.com」というサイトで実例が紹介されている
・オープンリーダシップの5つのルール
 1.顧客や社員が持つパワーを尊重する
 2.絶えず情報を共有して信頼関係を築く
 3.好奇心を持ち、謙虚になる
 4.オープンであることに責任を持たせる
 5,失敗を許す
悪党―小沢一郎に仕えて
石川知裕 /朝日新聞出版 (2011-07-07) / 680円63 users
読了:  2011年10月02日
政治家小沢一郎の実像が、元秘書を通じてリアルに伝わってくる。
ありそうでなかったタイプの本。
政治や小沢一郎に興味のある人は一読の価値があります。
収監 僕が変えたかった近未来
堀江貴文 /朝日新聞出版 (2011-06-07) / 1,404円123 users
読了:  2011年07月14日
刑務所に収監される前のホリエモンの著書。「近未来」という切り口で、「検察&メディア」「インターネット」「新技術」「日本人」なとに語っている。日本の政治システムやコンテンツなど、その対象は限りなく広い。その主張には概ね同感、共感した。
「広く浅く、でもポイントは押さえて、断言する」という過去の著書と同じ書きぶり。読みやすい本。
ウェブ進化 最終形 「HTML5」が世界を変える (朝日新書)
小林雅一 /朝日新聞出版 (2011-05-13) / 3,154円149 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / IT 登録日:2011年06月16日 16時02分25秒 2011/06/16
購入:  2011年06月20日 777円
読了:  2011年06月20日 星2つ
インターネットの現在、想定し得る最終形の象徴が、HTML5であるという主張。ブラウザーによる差異が無くなり、動画も含めて、共通のフォーマットで見ることができようになるのは、常時接続、クラウド化などと併せて、人間社会を変える大きな出来事だと思う。
本書は、ウエブページをWorld Wide Web(いわゆるwww.)以前から、わかりやすく説明している。netscapeとwindowsのブラウザ戦争など、インターネットの歴史が簡単に理解できる。そして、HTML5に統合されていく必然性が飲み込めるようになっている。
後半では、HTML5の普及が、日本の家電メーカーにとっても復活のチャンスであること、既存のメディアやコンテンツ業界に与える影響などを、リスクも述べながらポジティブに語っているのが、勉強になった。
キーワードとしてmachine to machine(M2M)を挙げているが、常時接続、クラウド化、ユビキタス化、世界標準表示化(HTML5)などと共に、インターネットの発達で必然的に起きてくる現象だと思う。怖がっていても仕方ないので、この変化を少しでも先取りして、何ができるかを前向きに考えたい。
コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則
読了:  2010年11月04日 星3つ
注目のキーワード「マーケティング3.0」の、元ネタ的な本。特別に目新しいことなないんだけど、整理とネーミング仕方は、さすがに巧み。後半はちょっと、長過ぎる気がするけど、読む価値はある本です。
ナショナリズムという迷宮 ラスプーチンかく語りき (朝日文庫)
佐藤 優 , 魚住 昭 /朝日新聞出版 (2010-01-08) / 670円22 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 社会学 登録日:2010年08月20日 11時20分07秒 2010/08/20
購入:  2010年08月19日 651円
読了:  2010年08月20日 星5つ
名著。久しぶりに目から鱗が落ちるという感覚を持った。今の時代状況や社会をどんな視点から捉えていけばよいのか、掴めたような気がする。佐藤優という人の知性は、著書を読む度に感心させられるが、今回は、とてもわかりやくまとまっている。大学の授業で読まされるような書名だけれど、実際は、明快かつ論理的でわかりやすい。そして、何度も読み返すことになるだろう。
佐藤優のプロフィールはこちら

プロフィール

音楽プロデューサー、コンテンツオーガナイザー。『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)上梓。(株)バグコーポレーション代表取締役。(社)日本音楽制作者連盟理事
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