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ゆづきのバインダー > 山田 宗樹
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お気に入り 1 - 10件目 / 12件
ジバク
山田 宗樹/ 幻冬舎 (2008-02-22) / 1,728円16 users
読了:  2017年07月20日 星3つ
一千億円を動かす株売のチームを率いていた四十二歳の貴志の、学生時代に憧れた女性と不倫をし裏切られ、ヒモになり保険金目当てに殺されかけ、転職、貧乏、片脚の切断と、運命より主体的で、自業自得とも切り捨てられない転落。最後まで振り絞るようで救われなさが徹底していて、生きていかなきゃいけなさが淡白な苦しさ。
ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生
山田 宗樹/ 幻冬舎 (2006-05) / 1,728円14 users
読了:  2017年07月08日 星3つ
松子叔母の死から四年、パチンコ屋でアルバイトを始めた二十四歳の笙は劇団に誘われ、元彼女の明日香は医学部で頑張っている。それぞれの日々が自然で滑らかでざくざく読めて厚さを感じさせない。俳優やロンドン公演の夢に突っ込みの不在を感じたけれど、いざ現実を見ろと非難されたらすっきりしなかった。夢って難しい。
乱心タウン
山田 宗樹/ 幻冬舎 (2010-03) / 1,836円16 users
読了:  2017年06月22日 星3つ
選ばれた人のみ入れる管理された超高級住宅街での従業員と落書き事件と強い思い込みによる群像劇が厚さを感じさせない滑らかさ。白血病の小二の息子や苦痛にならない境目の代表を名乗る独裁的な老人等、出来事も個性豊か。善人の警備員の年上の彼女のお金に目が眩んだ後の大団円が嬉しい。平和に見せ掛けた後の結末が怖い。
死者の鼓動
山田 宗樹/ 角川書店 (1999-03) / 1,890円7 users
読了:  2017年06月16日 星3つ
事故に遭った洋子から親友で重い心筋症の玲香への玲香の父による心臓移植。ようこを名乗る相手からのしんぞうをかえしてほしいという電話と行き過ぎてしまう行為。緻密な手術描写が痛くて少しつらい。登場人物達を常に把握は出来なかったけれど物語は問題なく入って来た。罪を知りながらも玲香の未来を守る大人達が温かい。
天使の代理人〈下〉 (幻冬舎文庫)
山田 宗樹/ 幻冬舎 (2006-04) / 617円24 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文芸作品 登録日:2017年06月07日 11時18分50秒 2017/06/07
読了:  2017年06月07日 星5つ
産むんじゃなかったと言われた過去のある中絶擁護派、外国のエリート達のバンクを利用し自宅で人工受精し障害どころか女の子であるというだけで中絶を希望する女性等、考え方がそれぞれしっかりと違い多角的な所がとても良い。脅迫、懲罰と加速する活動仲間、堕胎に立ち会う苦しさ。新米父の責任だけ素直に喜べなかった。
天使の代理人〈上〉 (幻冬舎文庫)
山田 宗樹/ 幻冬舎 (2006-04) / 617円26 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文芸作品 登録日:2017年06月06日 14時41分16秒 2017/06/06
読了:  2017年06月06日 星5つ
後期中絶を含め沢山の胎児の命を奪って来た助産師の、胎児の代理人としての自費出版、テレビ出演、説得活動に、人違いによる中絶等。妊娠したアイドルへの産まなきゃ良かったと言う人に会った事がない等は綺麗事に思え、ネット掲示板の飄々とした中絶擁護派がある意味魅力的に描かれ相手よりも感情論でない気がして、複雑。
百年法 (下) (角川文庫)
山田 宗樹/ KADOKAWA/角川書店 (2015-03-25) / 778円41 users
読了:  2017年05月03日 星4つ
死の強制から逃げる拒否者ムラとその自滅や強制壊滅、私利私欲に走り政治を牛耳ろうとする警察局長。庶民の生活等に分散していた上巻の方が一部分に集中した今巻より引き込まれたけれど、万一への備えの命令の発動や、終盤で明らかになる絶望的な事実と着地が良かった。長い名前のカクテルを提供するいつものバーがすき。
百年法 (上) (角川文庫)
山田 宗樹/ KADOKAWA/角川書店 (2015-03-25) / 778円55 users
読了:  2017年05月02日 星4つ
不老化処置を受けた国民は処置後百年を以て死ななければならないという法が成立した、現実とは違う歴史を歩み、最初の百年目が訪れる二〇四八年から始まる近未来が、揺らぐ国民や政治や工場の仕事や新型の癌等緻密なシミュレーションのようでとても引き込まれる。センターでの安楽死が穏やかに刺さる。昆虫食は嫌だなあ。。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)
山田 宗樹/ 幻冬舎 (2004-08-01) / 648円111 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 登録日:2017年02月13日 15時05分54秒 2017/02/13
読了:  2017年02月13日 星4つ
殺人等の罪で服役中に美容師の資格を得た後も自業自得というには悲しい、でも男性への情に進んで流されて翻弄されているような人生。警察沙汰も繰り返す。終盤でついに折れてしまう所はそれまでの頑張りがあらわになるよう。立て直す強さが眩しい分、結末がやっぱり悲しい。教え子が出会ったクリスチャンの考え方も印象的。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)
山田 宗樹/ 幻冬舎 (2004-08-01) / 617円125 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 登録日:2017年01月26日 12時34分55秒 2017/01/26
読了:  2017年01月26日 星4つ
十九歳の笙が三十年以上前に失踪した伯母の松子の存在と最近何者かに殺されたことを知り、興味本意から恋人と共にその生涯を辿る。昭和四十五年に中学教諭として赴任しその後辞めさせられ、作家の卵をヒモにしたり風俗で凛と働いたりする松子が、考えが足りなかったり病弱な妹に辛く当たったりしてもどこか憎めなく愛しい。

プロフィール
<<2017年8月>>
登録数17 件
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読了数17 冊
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