ウォッチ  プロフィール  メディア記録  印刷  RSSフィード
ゆづきのバインダー
並べ替え:
お気に入り 61 - 70件目 / 476件
廃墟のとき (中公文庫)
明野 照葉 / 中央公論新社 (2011-07-23) / 679円10 users
読了:  2017年05月05日 星3つ
唐突に臨界点を迎えた、人生に倦んだ三十八歳の美砂が、離婚し仕事も辞め、鬱病に気付かないまま十ヶ月後に自殺すること、それまでの間を可能な限り飾り立てることを決める。同じように絶望した男性や魅惑的な別の男性と関係を持つ中で自覚なく気力が回復するが、弄ばれ脅されることになる。滑らかな鬱描写に寄り添った。
七緒のために
島本 理生 / 講談社 (2012-10-31) / 1,404円23 users
読了:  2017年05月04日 星3つ
虚言癖の七緒やカウンセラーとの中二美術部員の表題作とクラスの男子と姉とその元家庭教師の夫と姪と行く水族館等の高校生の「水の花火」。繊細で文学的な魅力がありそうなのに読解力がなくて上手く受け取れない。前者の少女達の陰りある秘密めいた雰囲気と後者の明るい雨のような瑞々しさが静かに寄り添うようで心地好い。
ハナミズキ (幻冬舎文庫)
吉田 紀子 / 幻冬舎 (2010-08) / 535円30 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文芸作品 登録日:2017年05月03日 18時38分27秒 2017/05/03
読了:  2017年05月03日 星3つ
北海道の港町の高三の二人の恋が彼女の進学で遠距離になり、彼女が就活に苦戦したりした後別れる。彼女はニューヨークに渡りそれぞれ結婚したりし掛けたり。流れるままの二人が前半は特に甘っちょろく、でもそれ含め普通ってこういうことなのかなと教えられるようだった。二人の為の第三者の死に薄情さを感じ受け入れ難い。
百年法 (下) (角川文庫)
山田 宗樹 / KADOKAWA/角川書店 (2015-03-25) / 778円41 users
読了:  2017年05月03日 星4つ
死の強制から逃げる拒否者ムラとその自滅や強制壊滅、私利私欲に走り政治を牛耳ろうとする警察局長。庶民の生活等に分散していた上巻の方が一部分に集中した今巻より引き込まれたけれど、万一への備えの命令の発動や、終盤で明らかになる絶望的な事実と着地が良かった。長い名前のカクテルを提供するいつものバーがすき。
百年法 (上) (角川文庫)
山田 宗樹 / KADOKAWA/角川書店 (2015-03-25) / 778円55 users
読了:  2017年05月02日 星4つ
不老化処置を受けた国民は処置後百年を以て死ななければならないという法が成立した、現実とは違う歴史を歩み、最初の百年目が訪れる二〇四八年から始まる近未来が、揺らぐ国民や政治や工場の仕事や新型の癌等緻密なシミュレーションのようでとても引き込まれる。センターでの安楽死が穏やかに刺さる。昆虫食は嫌だなあ。。
まく子 (福音館の単行本)
西加奈子 / 福音館書店 (2016-02-25) / 1,620円45 users
読了:  2017年04月30日 星4つ
ひなびた温泉街の十一歳の慧の大人になりたくなさが凄く濃やか。いきがり始めたクラスの男子達を恥ずかしく思い、女子達は化け物みたいに見える中、身体は成長していく。宇宙人だという転校生のコズエとの交流等。子供にだけ相手にされ馬鹿にされる無職のオタク他、ありのままを受け止め行き渡る著者の愛ある視線が温かい。
償い (幻冬舎文庫)
矢口 敦子 / 幻冬舎 (2003-06) / 700円225 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文芸作品 登録日:2017年04月30日 12時17分31秒 2017/04/30
読了:  2017年04月30日 星3つ
子供の病死と妻の自殺で絶望した元医師のホームレスが追う連続殺人事件。人の心の泣き声がきこえ、不幸な人は死んでしまえば不幸を感じずに済むと言う、かつて自分が命を救い図書館で再会した少年を犯人と疑い、己の罪のように感じ苦悩する。殺人鬼でも生きていて良いという償いより眩しさを感じさせる肯定にモヤッとする。
万国菓子舗 お気に召すまま ~お菓子、なんでも承ります。~ (マイナビ出版ファン文庫)
溝口 智子 / マイナビ出版 (2016-03-17) / 647円8 users
読了:  2017年04月28日 星4つ
三十代前半でお菓子なら何でも作れる店主と、高校卒業後暫くしてアルバイトを始めた経理、事務までこなす接客担当兼試食係の、お菓子馬鹿さが心地好い。丁寧語の合間の博多弁も可愛い。桃カステラに蓬と桜のロールケーキ、乳粥、アイスクリームの天ぷら等、次々と登場するお菓子が楽しく、夢に見たケーキの再現も夢のよう。
真贋事件簿-京都寺町三条のホームズ(2) (双葉文庫)
望月 麻衣 / 双葉社 (2015-08-06) / 680円18 users
読了:  2017年04月27日 星3つ
仔犬のような元贋作師米山に、二十五歳の俳優の秋人と清貴の、寺の僧侶の贋作師円生との出会い、仕掛けられた心霊ドッキリに、勝負と謎を仕掛けられ結ばれる円生との因縁等。秋人も加えた会話劇や、葵の審美眼を手放しで喜んだりいけずの割に心を許している清貴が微笑ましい。寺の描写が清々しい。文章の隙が少し薄れた。
リミット (講談社文庫)
野沢 尚 / 講談社 (2001-06-15) / 823円95 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文芸作品 登録日:2017年04月26日 19時39分41秒 2017/04/26
読了:  2017年04月26日 星3つ
連続幼児誘拐事件を追う中で息子を誘拐され、疑惑から単身行動し警視庁に共犯として追われながら取り戻そうと必死に動く婦人警官。結末に疲弊と解放を感じる一体感だった。囚われた子供と臓器や人身の売買、内乱近くにいた外国人と元女性教師と教え子の犯人達との銃撃戦。誘拐されたもう一人のその後を考えると憂いを残す。

プロフィール
<<2017年6月>>
登録数32 件
購入金額- 円
読了数32 冊
読了数 (月別)
  • 40
  • 30
  • 20
  • 10
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
カウンター
累計33  今日0  昨日0
since : 2016/04/08
ランキング ウォッチ
バインダー読者(0)
-
ソーシャル
物々交換
アイデア
ユーザー検索
ランキング

©2007-2017 ゆづきのバインダー