ゆづきのバインダー  [1 - 10件目 / 473件]
浮世に秘めた想い-京都寺町三条のホームズ(3) (双葉文庫)
望月 麻衣 / 双葉社 (2015-12-10) / 690円16 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / ミステリー・サスペンス・ハードボイルド 登録日:2017年06月24日 16時50分26秒 2017/06/24
読了:  2017年06月24日 星3つ
三股歌舞伎役者、家庭教師清貴、イケメンカフェを手伝う清貴、祖父企画、清貴作の暗号等。頻出するプッと笑う描写に隙を感じる。大晦日のパーティでの円生と清貴のバトルに色気を感じる。既に駄々漏れだけれど葵や、ついでに秋人にも全く通じていない清貴の好意や、ある意味ミーハー的な葵、お互いの部屋訪問が微笑ましい。
今日のハチミツ、あしたの私
寺地 はるな / 角川春樹事務所 (2017-03) / 1,512円3 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文学・評論 登録日:2017年06月23日 14時27分46秒 2017/06/23
読了:  2017年06月23日 星4つ
いじめや吐いていた過去を乗り越え、仕事が続かない彼の実家に彼と共に帰り、彼にはいつも言葉を飲み込むのに彼の父親にははっきりとものを言う三十歳の碧が独特の頼もしさ。知り合った養蜂家を手伝い、カフェに蜂蜜を使ったメニューを考案する等、ただ逞しい訳じゃないのにパワフルで眩しい。隅々まで行き渡っていた。
王子になるまでキスしない (朝日エアロ文庫)
木宮条太郎 / 朝日新聞出版 (2015-02-20) / 648円2 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文芸作品 登録日:2017年06月23日 11時11分09秒 2017/06/23
読了:  2017年06月23日 星3つ
二十九歳バツイチの服部の怪しい品物の詐欺紛いの奮闘。たまに会うちゃっかり者の幼稚園児の娘とのやり取りや、黒髪アイドルのファンな後輩の川戸が微笑ましい。川戸の口調や、地の文までどこか片言染みたぎこちなさだけれど、段々と慣れた。悪気なく的外れで頓珍漢で自己完結型な服部を結局すきな元妻が嬉しい。
乱心タウン
山田 宗樹 / 幻冬舎 (2010-03) / 1,836円16 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文学・評論 登録日:2017年06月22日 12時46分47秒 2017/06/22
読了:  2017年06月22日 星3つ
選ばれた人のみ入れる管理された超高級住宅街での従業員と落書き事件と強い思い込みによる群像劇が厚さを感じさせない滑らかさ。白血病の小二の息子や苦痛にならない境目の代表を名乗る独裁的な老人等、出来事も個性豊か。善人の警備員の年上の彼女のお金に目が眩んだ後の大団円が嬉しい。平和に見せ掛けた後の結末が怖い。
女神 (光文社文庫)
明野 照葉 / 光文社 (2006-09-07) / 679円40 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / ミステリー・サスペンス・ハードボイルド 登録日:2017年06月20日 16時37分56秒 2017/06/20
読了:  2017年06月20日 星3つ
二十七歳の真澄が友人の由貴と共に外見も仕事も恋も完璧な憧れの沙和子を観察する中で知る、常軌を逸した完璧主義と秘密。殺人を知ってさえすきだという思いは揺らがず、姉に憧れた沙和子の事情も濃密で、簡単な犯罪に収まらない社会病理が自然体且つ圧倒的。対人恐怖症の被害妄想で仕事の続かない由貴の昇華が胸に迫る。
【TVアニメ化】響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ (宝島社文庫)
武田 綾乃 / 宝島社 (2013-12-05) / 710円65 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文芸作品 登録日:2017年06月19日 16時30分13秒 2017/06/19
読了:  2017年06月19日 星4つ
高校入学から夏の京都府大会までの吹奏楽部の爽やかなだけでない人間模様に嫌な感じが全くなく、濃密さを堪能した。冷たさを内包した格好良い低音パートリーダーあすかが危険な魅力。散見される百合っぽさにドキッとする。トランペットソロ対決の頑張りや圧倒する演奏、前日の完璧な合奏、当日の緊張と終盤が物凄い一体感。
スイートスイーツショコラ (トクマノベルズEdge)
ゆうき りん / 徳間書店 (2007-10) / 1,404円9 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / コミック・ラノベ・BL 登録日:2017年06月19日 11時05分31秒 2017/06/19
読了:  2017年06月19日 星3つ
二十八歳のショコラティエールの智代が、ショコラとの出会いはキラキラなもののほぼ一冊丸ごと勤める店の質より量さに不満を抱いた儘な為、期待と裏腹にかなりほろ苦かった。ずっと上からな儘でモヤモヤ。焼き芋屋を追う女子高生アルバイトや別れた夫にチョコを送るベジタリアンの販売員の話は黒さが薄く息抜きになった。
深く深く、砂に埋めて (講談社文庫)
真梨 幸子 / 講談社 (2011-08-12) / 751円31 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / ミステリー・サスペンス・ハードボイルド 登録日:2017年06月17日 17時03分09秒 2017/06/17
読了:  2017年06月17日 星3つ
キャバレー専属歌手の私生児として生まれた美貌の有利子の生涯が母親や運命を狂わされた弁護士等を通して描かれる。恋の一方で身体を売る有利子が奔放ででもどこか一貫して清らかで一途に感じられる。きっと満たされた結末に安心した。本書の前に読むべきという「女ともだち」の登場人物がさっくりと登場、退場して痺れた。
死者の鼓動
山田 宗樹 / 角川書店 (1999-03) / 1,890円7 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文学・評論 登録日:2017年06月16日 16時22分56秒 2017/06/16
読了:  2017年06月16日 星3つ
事故に遭った洋子から親友で重い心筋症の玲香への玲香の父による心臓移植。ようこを名乗る相手からのしんぞうをかえしてほしいという電話と行き過ぎてしまう行為。緻密な手術描写が痛くて少しつらい。登場人物達を常に把握は出来なかったけれど物語は問題なく入って来た。罪を知りながらも玲香の未来を守る大人達が温かい。
しずかな日々 (講談社文庫)
椰月 美智子 / 講談社 (2010-06-15) / 535円107 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 読み物 登録日:2017年06月15日 17時29分04秒 2017/06/15
読了:  2017年06月15日 星4つ
転校したくなくて祖父と暮らす事にした五年生のえだいちの主に一夏の物語が余りにも瑞々しくてとても引き込まれた。母親と二人だけの世界だった日々からの変化が、友達との野球やお好み焼き作りや雑巾がけをした縁側で漬物を食べる事、祖父が雨戸を開ける毎日の音他どれも凄く良い。母の陰りに同化しない静けさも安心する。