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山見 博康
/ 研究所
(2008-06-19) /
840円
/ ISBN:9784569699660
本日の一冊は、神戸製鋼所の広報部長を経て独立、現在は広報・危 機対応コンサルタントとして活躍する著者が、企業広報のノウハウ をコンパクトにまとめた一冊。 著者は、これまでにもいくつか良書を出しているPRのプロフェッ ショナルですが、本書では、最新のインターネット広報、そして昨 今話題となっている企業不祥事への対応を含め、幅広く論じています。 PRというとすぐに「自社の商品を宣伝してもらうにはどうすれば いいか」という「攻め」の広報に話題が集中しがちですが、実際に は守りも含め、社会とのコミュニケーションを正しく取っていくこ とが、信用につながります。 本書は、そういったベーシックな広報活動を説いているため、一見 地味ですが、一般にはまだまだ知られていないインターネット広報、 メディアトレーニングのノウハウなど、かなり細かい部分まで突っ 込んで論じています。 新書ということで、必要最低限、広報のツボを押さえておきたい向 きには、適した一冊と言えるでしょう。 何事も、起こってからでは手遅れ。メディアとの付き合い方、正し い対応方法を知る上で、ぜひ読んでおきたい一冊です。
マーカス バッキンガム
, ドナルド・O. クリフトン
/ 日本経済新聞出版社
(2001-12-01) /
1,680円
/ ISBN:9784532149475
マーカス バッキンガム
/ 日本経済新聞出版社
(2008-06-24) /
1,890円
/ ISBN:9784532314040
本日の一冊は、世界有数の調査会社ギャラップで17年間、世界トッ プレベルのリーダー、マネジャーの調査に携わり、ベストセラー 『さあ、才能に目覚めよう』の著者としても知られるマーカス・バ ッキンガムが、仕事で強みを発揮するための方法を説いた注目の最新作。 ※参考:『さあ、才能に目覚めよう』 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532149479/businessbookm-22/ref=nosim 最近は、「自分の好きなことを仕事にしよう」という主張がいろん なところでなされており、多くの若手がそれを真に受けて転職を繰 り返しているわけですが、本書が注目しているのは、ビジネスに直 接インパクトを与える「強み」のほう。 いわく、人をやる気にさせる一番の方法は「各人の強みを充分発揮 させること」。 とはいいながら、実際に「『自分の強みを充分活かしている時間は 通常、一日のうちどのくらいですか?』と質問されると、「一日の ほとんど」と答える人はたったの一七パーセント」。 しかも、「いまの仕事にどれほど満足していようと、仕事のすべて を愛している人はいない」のであり、しかるに大切なのは、「現在 の仕事をきちんと把握し、毎週、強みを活かせるようにそれを作り 替えること」なのです。 では、一体どうすれば現在の職場で、自分の強みを活かせるように なるのか。本書の中で著者は、その具体的な方法、つまり強みの発 見から、同僚との強み・弱みのトレード、上司へのアピール方法ま で、詳しく説いています。 ワーク中心の本なので、読んで楽しい、というものではありません が、現在の仕事にやりがいを感じないという方、もっと成果を上げ たいと考える方に、おすすめしたい一冊です。
P・F. ドラッカー
, Peter F. Drucker
, 上田 惇生
/ ダイヤモンド社
(2000-07) /
1,890円
/ ISBN:9784478300596
谷原 誠
/ 三笠書房
(2008-05-23) /
1,155円
/ ISBN:9784837922650
本日の一冊は、「報道ステーション」等で活躍の敏腕弁護士が、問 題解決に役立ち、ときに相手を打ち負かすこともできる究極の質問 術を公開した一冊。 最終的にできる人かどうかを決めるのは、情報量や勉強量ではなく、 的確に本質に迫り、問題を発見・解決できるかどうか。 そのために「質問力」は必要不可欠です。 先日も、有名な経営コンサルタントである野口吉昭さんのベストセ ラー『コンサルタントの「質問力」』(現在13万部)を紹介しま したが、本書もまた、読者の質問力を強化するのに役立つ一冊です。 ※参考:『コンサルタントの「質問力」』 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569696902/businessbookm-22/ref=nosim 野口さんの本が経営コンサルタントの実践ノウハウだとすれば、こ ちらは心理学をベースに、どうすれば人を動かすことができるのか、 相手に印象づけることができるのか、を説いた一冊。 両方に共通するのは、「この人、できるな」と相手に思わせること ができる質問術だということでしょうか。 質問ノウハウのおいしいところだけをコンパクトにまとめた内容で、 巻末にある付録のシートには、ケースごとの質問の「型」がまとめ られています。 このシートに書かれている「型」をマスターするだけでも、明日か ら質問の達人になれるはずです。 誰もが情報に等しくアクセスできるようになった現在、本当に差別 化するための情報が得られるかどうかは、質問力にかかっています。 さっそく本書を読んで、質問力を磨いてみてはいかがでしょうか。
山田 咲道
/ 日本経済新聞出版社
(2008-05-09) /
893円
/ ISBN:9784532260057
本日の一冊は、公認会計士・税理士である著者が、儲かる会社のメ カニズムとそれを実現する社長の考え方・行動を示した一冊。 ダメな上司、社長の批判本は山ほどありますが、本書の特徴は、会 計的視点からいい社長、ダメな社長を論じた点でしょう。 いわく、「バカ社長と良い社長の違いを解くカギは、時間効率や人 件費の本質を理解しているかどうか」。 つまり、稼ぐ会社を作るには、企業のなかでももっとも大きな費用 である人件費にフォーカスし、「『お金の節約』と『お金を稼ぐこ と』を時間をかけずに行うこと」。 本書では、こういった理論的には当り前で、実行はなされていない 経営の原則を取り上げ、読みやすい語り口調で説明しています。 投資しないと売上や利益は伸びない、会社が成長しないと社員は定 着しない、ダメ社員を排除すると売上が減るなど、会計的に考えれ ば当たり前のことが、実際の経営では行われていないことが多く、 そういう意味では本書を読むことの意義は大きいと思います。 経営の根幹には人があるべきですが、その人を幸せにしようと思っ たら、常に数字で考えることが必要不可欠。 そういう意味で本書は、数字とマネジメントのバランスが取れた一 冊といっていいと思います。
松田 公太
/ サンマーク出版
(2008-05) /
1,365円
/ ISBN:9784763198242
本日の一冊は、タリーズコーヒージャパンの立ち上げに成功し、2 001年には飲食業界最速(当時)で株式を上場、最近では同社を 退き、サンドイッチチェーン「クイズノス」の世界展開に乗り出し た著者が、創業からの思いと仕事の心構えをつづった一冊です。 タイトルの『仕事は5年でやめなさい。』が、刺激的過ぎて、とて も部下には読ませたくない内容のように思われますが、本当の意図 は、5年ごとに区切ってキャリア目標を考え、成長を加速させるこ とにあります。 著者がこれまでに実践してきたという「未来自分史」や、年に3回 目標を立てる「ハットトリック手帳」など、著者ならではの仕事ノ ウハウも目を引きますが、読みどころは何といっても、著者の下積 み時代・創業時代のエピソード、そしてそこから得られた仕事の教 訓ではないでしょうか。 マイナスをプラスのスパイラルに変えるために現在以上に投資する、 逆境のなかにあると思うときこそ、丁寧に心をこめて懸命にやる、 一見単調に見える仕事こそ脳を使え…。 単なる精神論だと思ったらそこまで。実際には、実践できる人がほ とんどいないからこそ、確実に成果が出るやり方だと思います。 普段だったら、ビジネスパーソン全般に読んでほしい、と言うとこ ろですが、今回はあえて経営者にこそ読んでいただきたい。 どんなに意識しても失われがちな創業時の情熱と仕事への真剣なま なざし、そして高い理想を思い出すには、絶好の一冊です。
マーク富岡
/ サンマーク出版
(2008-06-17) /
1,470円
/ ISBN:9784763198198
突然ですが、みなさんは会社の儲けや給料がどうやって決まるかご 存知ですか? 第一線のビジネスマンばかりが読んでいる「ビジネスブックマラソ ン」でこんなことを聞くのは失礼かもしれませんが、土井なりの意 見を述べさせていただくと、答えは「交渉力によって決まる」です。 なぜ社長が従業員に給料をたくさん払うのか? それは、つまると ころ、辞められたら困るからです。 その証拠に、辞めても困らない社員には、会社は高い給料を払いま せん。もし低い給料を提示されたら、それは辞めてほしいというメ ッセージです。 また、会社対取引先でも一緒です。過去にBBMで紹介した岡野工 業やエーワン精密が高い利益率を誇っているのは、彼らが他では作 れないものを作っている。つまり取引先に対して交渉力を持ってい るからです。 こうして見ると、ビジネスとは交渉力に値段をつけて売っている、 と見ることもできます。 つまり、高い利益率や給料を実現しようと思うなら、交渉の原理と 実践について学ぶのが近道なのです。 本日ご紹介する一冊は、その「交渉」を語るのに、今もっともふさ わしい人物、マーク富岡さんによる処女作。 これまでに世界76カ国を訪問し、3000人のユダヤ人にYESと言 わせたプロの交渉人が、手ごわい外国人たちとのやりとり、そして そこから学んだ交渉の教訓、ノウハウを語った、注目の一冊です。 心理原則だけを学んでも決して身につかない、現場での交渉テクニ ックの数々。とくに後半の方で明かされるノウハウは、販売の現場 で使えばかなりの成果があげられるはずです。
平野敦士カール
/ ゴマブックス
(2008-05-30) /
1,575円
/ ISBN:9784777109722
本日の一冊は、「おサイフケータイ」のクレジット発案者として世 界的に知られる著者が、NTTドコモやソニー、三井住友銀行など の大企業をいかにして巻き込み、成功したかを説いた一冊です。 いかに「個の時代」が進んでも、大きな事業を成し遂げるためには、 やはり人の協力が必要不可欠。 では、一体どのようにしてその協力関係を実現するのか、その際に 求められる個人の能力とは何なのか、本書はまさにその点を書いた 一冊です。 「人を出し抜く」よりも、「人から助けてもらえる」人になろう なかなか心を開いて協力関係を結べない経営者や、普段オフィスの なかにこもりがちなビジネスパーソンにとっては、著者の仕事のや り方は、目からうろこに違いありません。 本人の事例と心構えが中心の内容ではありますが、アライアンスに 伴う人間関係や感情の問題にまで言及している点が秀逸。 あとは、誤字脱字が少なければよかったなあ、というのが本音です。
菊原智明
/ フォレスト出版
(2008-06-20) /
1,575円
/ ISBN:9784894513068
本日の一冊は、前代未聞、訪問しない営業でトヨタホームで4年連 続トップセールスに輝いたという著者が、数字でお客の心理を誘導 するテクニックを紹介した、注目の一冊。 著者いわく、「文章や会話にうまく数字をとり入れることによって、 お客様、上司、取引先などに考えを的確に伝える」ことができる。 できるビジネスマンになろうと思えば、数字なしに何かを語ること は許されないのです。 具体的にどんなテクニックが紹介されているかというと、「ナンバ ー1」より「ナンバー2」を使う、「2倍」より「1.2倍」「1 分」より「55秒」など。 人の心を動かすには、面倒でもきりのいい数にしない、信用された ければ数字を使うなど、ビジネスを円滑に進める上で大切な考え方 がいくつも示されています。 本書に書かれている文例、会話例は、いずれも心理法則に基づいた ものであり、それなりに効果のあるものが含まれています。 限定○○など、既に使い古された感のあるものも見られますが、正 しいフレーズの使い方を学ぶことで、一定の効果が得られると思わ れます。 文章を書いてモノやサービスを売る仕事の方は、ぜひ読んでみてください。
デイビッド メッキン
/ 東洋経済新報社
(2008-06-06) /
2,100円
/ ISBN:9784492601747
本日の一冊は、多国籍企業の金融担当役員として20年以上のビジネ ス経験を誇り、現在は公認会計士として、またコンサルタントとし て活躍する著者が書いたファイナンス入門です。 翻訳をベストセラー『財務3表一体理解法』の著者、國貞克則さん が務めており、単なるファイナンスの教科書を超えて、経営、投資 に活かすための実践書に仕上がっています。 ※参考:『財務3表一体理解法』 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022731443/businessbookm-22/ref=nosim 「のれん」や「配当利回り」などの言葉の概念や、ROE、ギアリ ング比率、資産回転率などの投資家が注目すべき指標、さらには非 上場会社の株価の評価方法や非法人企業の評価方法、利益予測の考 え方まで、経営や投資の実践で必要な知識を必要最低限、わかりや すく説明しています。 「会社にとって最適な費用構成はあるのか」「売上計画を手際よく 作成するにはどうすればよいか」など、徹底して経営者目線、投資 家目線から書かれた内容には、好感すら覚えます。 ビジネスに必要なファイナンスの知識をいちどしっかり学んでみた い、と思った方は、ぜひ読んでみてください。 これなら最後まで挫折せずに読めるはずです。 |