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青木 新門
文藝春秋
(1996-07)
定価:490円 / Amazon価格:490円
ISBN:9784167323028
本・雑誌
/ 文学・評論

2009年03月07日
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文庫

490円
読了
 「おくりびと」がアカデミー賞を受賞された。
原作は青木新門さんの「納棺夫日記」
青木さんは私が高校の頃、富山郵便局の裏で「スカラベ」と言う穴蔵のような喫茶店を営まれていた。
スカラベとは「糞転がし」という虫の名前だと聞いた記憶があるけれど、隠れ家のような素敵なお店だった。
しかし、時代の波に取り残されたのか、その店をたたまれ、働き口が無くて葬儀屋に勤め、死んだ人をお棺に納める仕事をされた。
最初は嫌で嫌でたまらなかったけれど、きれいにしてあげることで家族に感謝されて気持ちが切り替わり、その後、生と死を真剣に考えるようになり、納棺夫日記という小説を書かれたと大分前にお聞きした。
死を見つめるようになって始めて生を知りえる。
生をないがしろにする人が日本でも年間に3万人以上いる時代に、納棺夫日記が映画化され、アカデミーを受賞すると言うのは、時代は又、生を大切にする方向にゆれ戻そうとしているのだろうか。
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