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 論理哲学論考がなかなか読み進められないので購入してみた.入門とあるが難解で,ところどころ消化不良.哲学は一朝一夕には理解できないと思った.
 とてもわかりやすい本で,JavaScriptの理解が深まった.図が多く,例題も楽しめた.特に,「素朴な疑問に答えます」は,これまで疑問に思っていた点の多くに回答してくれていた.
JavaScriptとHTMLコードを分離するために,関数参照が使えるということを知った.
JavaScriptのオブジェクトについては,9章と10章で説明されている.
訳もわかりやすく,「特別座談会」や「今週のインタビュー」などは直訳したらきっとつまらないものになっていたと思うが,文体などが工夫されていて楽しめた.
Prototypeやscript.aculo.usなどのJavaScriptライブラリについては本書の範囲外となっている.
 良いデザイン,悪いデザインとは何かについて考えさせられた.
本書では以下の七つのデザインの原則を示している.
p.309
1 外界にある知識と頭の中にある知識の両者を利用する。
2 作業の構造を単純化する。
3 対象を目に見えるようにして、実行のへだたりと評価のへだたりに橋をかける。
4 対応づけを正しくする。
5 自然の制約や人工的な制約などの制約の力を活用する。
6 エラーに備えたデザインをする。
7 以上のすべてがうまくいかないときには標準化をする。
上記の原則を満たしているデザインは良いデザインであり,満たしていないデザインは悪いデザインである.
本書では,冷蔵庫,電話機,自動車のスイッチ,映写機,コンロのつまみ,レゴのオートバイ,電灯のスイッチ,ドア,オーディオミキサー,キーボード,水道の蛇口,コンピュータのインターフェースなど,様々な具体例をあげて,良いデザインと悪いデザインについて説明している.これらの具体例は,上記のデザインの原則にあてはめて考えることができる.
また,いくつか未来の道具やシステムについてこうあって欲しいと予言しているものがあり,それらは現在実用化されて普及したりしている.そういう点でも本書に書かれていることは正しかったと言えると思う.
普段,問題なく使えている道具は良くデザインされており,うまく使えない道具はデザインが悪いということに気づきを得ることができた.
 イノベーションには,破壊的イノベーションと持続的イノベーションがあり,両者は異なるということをデータに基づいて説明している.
以下のような一見正しい行いは,持続的イノベーションでは有効であるが,破壊的イノベーションには対応することはできないということを述べている.
p.299
顧客の声に耳を傾ける.
求められたものを提供する技術に積極的に投資する。
利益率の向上を目指す。
小さな市場より大きな市場を目標とする。
破壊的イノベーションへの対応策も本書の中では明確に述べている.
本書の論旨を理解するためには,『イノベーションのジレンマ』グループ討論の手引きと解説が非常に参考になると思った.
 おもしろかった.
一編一編が短いので空き時間に読むのにはちょうどいい.
 「ある夜の物語」は良かった.
 中絶解禁で犯罪が減るとか,子どもの成績の善し悪しは親が何をするかではなく,親がどんな人であるかで決まるとか,各所から批判がきそうなことを,様々なデータを分析して検証している.
これまで読んできた本の中では,パオロ・マッツァリーノさんの反社会学講座が本書に類似しているように思った.
 ところどころ,劇団ひとりの声が聞こえてくる場面があって,笑えた.実の父親(素人)の解説は珍しいと思った.
 週刊こどもニュースのおとうさん役の人の本だというぐらいの認識で,本屋で購入.
池上さんは,「続 地方記者」という本を小学校の頃に読んで記者を目指し,これ以上スタジオでの仕事を続けていたのでは,「ぼくは記者だった」と言えなくなるという理由もありNHKを辞めたそうだ.警視庁担当,災害担当,教育担当などの様々な記者としての経験が,わかりやすいニュースを伝える基礎になっていたのだと納得した.
また,この本を読むまで,アナウンサーとキャスターの区別がよくわかっていなかった.キャスターには豊富な取材経験がある記者出身者がなるということは初めて知った.
池上さんが「続 地方記者」を読んで記者を目指したように,この本を読んで記者やキャスターになりたいという子どもたちが出てくるかもしれない.
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