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 イノベーションには,破壊的イノベーションと持続的イノベーションがあり,両者は異なるということをデータに基づいて説明している.
以下のような一見正しい行いは,持続的イノベーションでは有効であるが,破壊的イノベーションには対応することはできないということを述べている.
p.299
顧客の声に耳を傾ける.
求められたものを提供する技術に積極的に投資する。
利益率の向上を目指す。
小さな市場より大きな市場を目標とする。
破壊的イノベーションへの対応策も本書の中では明確に述べている.
本書の論旨を理解するためには,『イノベーションのジレンマ』グループ討論の手引きと解説が非常に参考になると思った.
 すべての有権者に,おすすめできる本だと思った.
このような本がよく出版できたと思う.
財投改革と郵政民営化と政策金融改革の関係,特別会計における埋蔵金の問題,年金問題,公務員制度改革など,様々な改革の背景や相互の関係などを知り,興味を持つことができた.
政治,経済にはあまり知識がないので,本書の真偽を確かめることは自分には難しい.
本書へ反論する本を財務省の誰かが執筆して,出版されたら是非読んでみたい.
 約200ページの本書を読んだからといって,すぐに英語の読み書きができるようにはならないと思うが,英語的な考え方を学ぶことはできた.本書に書かれているような点を地道に押さえていけば,少しはまともな英語が書けるようになっていくのではないかと思う.
 気に入った話
* 思索販売業
* 蛍
* 愛の鍵
* 復讐
* 最後の事業
特に愛の鍵は,たった4ページで,何度か感情が変化し,余韻が残った.
少し長めで,残酷だが以下もよかった
* 処刑
* 殉教
 森先生の作品のエピグラフは,興味深いものが多いので,本を選ぶ時の参考にさせていただいている.本書では,100冊紹介されていたが,以下の作品に興味を持ったので,機会があったら読んでみたい.
* アクロイド殺害事件
* 偽のデュー警部
* ジャッカルの日
* 心の鏡
* かもめのジョナサン
* 数学的経験
* ホーキング、宇宙を語る
* 一人の男が飛行機から飛び降りる
* ナイン・ストーリーズ
* エロチック街道
* バイバイ、エンジェル
* 死霊
* トーマの心臓
 以下について,知ることができた.
* 分散ファイルシステム GFS
* 分散ストレージシステム Bigtable
* 分散ロックサービス Chubby
* 分散処理のための基礎技術 MapReduce
* 分散処理のための専用言語 Sawzall
また,消費電力を節約するために電源に手をいれたり,HDDの寿命について調査したり,様々な努力をしていることがわかった.巨大データセンターもどんどん作っているようだ.
Google App Engineも公開されたので,これから,この本に書かれている技術を知ることは重要になってくるように思う.
 医療,教育,戦争など,民営化のなれの果てがかいま見える.
この本を読んで,アメリカに比べると日本はずいぶんましに思えた.しかし,将来この本に書かれているように日本がならないとも限らないと思う.
* ジャンクフードを食べざるを得ず肥満になる子供
* 高い医療費で破産に陥る患者
* 過労や保険に苦しむ医師・看護師
* 高い教育費のためにカード破産する若者
* 貧困層は生きるために戦争へ
 イノベーションをおこすための考え方をこれまでの歴史をふまえて解説している.イノベーションも,時間がたつにつれて成熟し,過去の成功にいつまでもしがみついていても,現状維持することができずに墜ちていくというようなことが書かれていたと思う.日産のカルロス・ゴーン社長がテレビのインタビューで,「安定は幻想である.なぜなら,世界は絶えず変化しているからだ.不安は経験により克服することができる.不安をコントロールしながら,常に変化しながら,成長していく.これが,一番の安定なのだ」といったようなことを言っていたことを思い出した.現状を維持(安定)し続けるためには,多かれ少なかれイノベーションをおこし続けていかないといけないのかもしれない.
イノベーターといわれた人たちには「真,善,美」への強い思いと,哲学する心とを,無意識のうちにもっている特徴がある(p.140)という点については,希望がもてた.
 フランスの「クロエ計画」やドイツの「テセウス計画」の存在を知った.短期的に金銭的な利益を上げることばかりに目を向けがちだが,長期的に文化の多様性を守ることを目的として,(国産)検索エンジンを作るということは必要だと感じた.書籍は数少ない広告を含まないメディアであることに気づかされた.
 SEをネタにした漫談のようだった.
 ワーキングプアの現状を統計データなどを参照しながら,知ることができた.ドキュメント「ワーキングプア」では,ワーキングプアに該当する人たちのインタビューが紹介されているが,好きな有名人や好きな作品を載せる必要があったのか疑問に思った.
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