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カテゴリ 読書 購入 所有 お気に入り 1 - 10件目 / 10件
柳沢 文正 / 三笠書房 (1988-03) / 1,020円1 users
所有 読了:  2012年04月09日
・本書の要点は、カルシウム代謝を養生法の要諦として捉えている点にある。
・「はじめに」で、著者は「私が測定したところでは、身体が健康なときはアルカリ度が強いアルカロージスで、病人になると酸性に傾き、アチドージスになる。そして、このアルカリ度を左右するのが血液中のカルシウムイオンの量の変動である。カルシウムイオンはアルカリ性の元素だから、これが増えればアルカリ度が強くなり、アルカロージスになるわけだ」と書いているが、本書のポイントはこれに尽きると云って良い。
・著者が具体的に「健康食」として推奨しているのは、単に食べ物のみならず、「生活習慣」そのものと云って良い。第三章「健康食」を上手に食べるでは、血清カルシウムイオンを増加させ、身体をアルカロージスに保つ「5つの条件」を指摘している。楽しい生活、胃腸を健全に保つ(腹八分目)、正しい食生活(日本古来の食生活)、カルシウム不足を補う(海藻、緑黄色野菜の摂取)、休養。
第五章「食べて治す」食事学では、糖尿病を治す食事として、冒頭に「カロリーより血糖値に注目」と指摘し、「私は糖尿病患者に、一に食事、ニに食事、三に食事、四に食事、そして薬と指導している」「ただここで言う私の食事指導は、日本糖尿療法の食事療法とはいささか違う。つまりいままでの栄養学はカロリーが主体であって、カロリーを過剰に摂るから糖尿病が悪化するという考え方であった。しかし食物一つ一つについて調べていくと、カロリーを計算してそれを置き換える事はできない。少量でも血糖、糖尿を著しく食品があるからで、私の食事指導はこの点を重視している」197-198.pと書いておられる。
読了:  2011年01月29日
・11/01/25岩槻図書館で借りる。
・インカ王は新たに王国あるいは地方を征服すると、まず太陽崇拝とインカの規律に従って統治の礎を築き、更に住民の生活様式を定めた後、耕地を増やすように命じたが、この耕地とはトウモロコシのなる畑のことであり、この目的のため灌漑技師が派遣された。....技師たちは、利用しうる土地の広さに応じて、それに必要なだけの水路を開いたが、それというのも、元来ペルーの土地はひどく痩せていて穀物の栽培に適さなかったため、それを開墾して、出来る限り耕地を増やそうと努めたからである。380.p
・こうして拡大した各地方の全ての耕地を、それぞれ町ごとに測定し、それを三つに分けた。すなわち、その一つを太陽に、また一つをインカ王に、残りの一つを住民に属するものとした。この分配にあたっては、住民が自分たちのタネを播く畑を充分に所有するよう、常に配慮がなされ、大抵の場合、むしろ余分に与えられた。そして、ある町の、あるいはある地方の人口が増えた場合、太陽とインカ王に割り当てられた土地の一部が臣下に回された。従って、王が自分と太陽のために保持していた土地というのは、そうでもしなければ所有主を欠き、荒廃に帰してしまうことになる耕地だったのである。段々畑は大体において、太陽とインカ王に割り当てられたが、それというのも、段々畑の造営を命じたのがインカ王だったからである。灌漑されたトウモロコシ畑の他に、水の引かれていない耕地もまた分配され、そこでは乾地農法によって、別の穀物や野菜、例えばパパ、オカ、アニュスと呼ばれる、非常に重要な作物の種がまかれた。このような耕地の分配もまたきちんと三分割によって行われ、太陽、インカ王と同様、臣下に三分の一が与えられた。しかし、こうした土地は水不足故に生産性が低いので、一、二年耕しただけでこれを休ませ、今度はまた別の土地を分配する、ということが繰り返された。このように彼らは、循環的に使用することによって絶えず豊富な収穫が得られるよう、やせ地を見事に管理運営していたのである。381.p
時間栄養学―時計遺伝子と食事のリズム
読了:  2010年12月29日
・岩槻図書館で借りる。10/12/25
・脳には視交叉上核という神経細胞の塊がある。その中に主(中核)時計遺伝子がある。肝臓を始め、全身の多くの細胞中には末梢時計遺伝子がある。これらの時計遺伝子は自律的に約25時間周期の概日リズムを作って細胞の活動を変動させている。
・主時計遺伝子は朝の光で位相を毎朝修正して、概日リズムを24時間の日周リズムに変え、末梢遺伝子の位相にも影響を与える。末梢時計遺伝子は朝食など摂食活動で位相を合わせている。12.p
・食餌リズムによる、末梢時計遺伝子の調節は、視交叉上核を通さないバイパスの役割を果たしている。41.p
朝飯を欠食するとエネルギー摂取が減るのに肥満が増えるのはなぜか?
1.心身活動の減少⇒一日の総エネルギー摂取量を同じにして米飯朝飯か高脂肪食の朝飯の有無で4群に分けて比較すると、米飯朝食では脳の唯一のエネルギー源である糖質を摂取すると、心身が朝から活性化して、一日の総エネルギー発生量が最も高い。朝食欠食では、午前中の活力が低下するのみならず、一日の総エネルギー発生量が減るので太る。高脂肪食では、欠食よりはエネルギー発生量は多いが、脳が脂質を使えないので米飯食には及ばず、同じエネルギーを摂取したので、その分だけ太る(米飯朝飯と高脂肪食という比較だけでは、いかにも杜撰だな。高脂肪食といっても糖質ゼロというわけではないだろうから、朝、「脳を活性化するには、最低限どの程度の糖質が必要か」という量的評価が不可欠だ)。
2.糖新生反応による筋肉タンパク質の分解&体力低下
3.代償的な昼夕食の増加と血糖値の急上昇⇒朝食欠食による血糖低下で食欲が亢進して、昼夜食を多く取り、その結果血糖値が急上昇して、インスリンが過剰に分泌され、インスリンの作用で肥満が起こる。(正常人の場合、血糖の急上昇を抑えるためにインスリン分泌が増加する。分泌反応が過剰反応する、という意味か??
4.時計遺伝子の防衛反応、23-25.p
・総エネルギー摂取量を変えずに朝食を増やして、その分、夕食を減らしただけで重症の糖尿病が改善し、ヘモグロビンA1cが低下した。28.p
「何を」「どの程度」食べるかという質と量の問題のみならず、いつどのように食べるかという「時間の要素」が決定的に重要だという「時間栄養学」の基礎概念は、栄養生理学の考え方を基本的に見直す必要を示唆している。僕の知る限り、従来の栄養学は要素的分析の段階に留まっていて、食物が人間の体内で消化吸収機関との交互作用を通じて、実際にどのように作用するのかという総合的分析を欠いている。時間栄養学という概念を通して、人間の生活行動全体との関連の中で「食べる」という行為がどのような役割を果たしているのかという総合的分析への道が開かれることを期待する。
日本食品大事典
購入:  2009年07月05日 919円 所有
読了:  2009年07月25日 お気に入り
○去年の3月に「第二版」が出版されているが、03年3月出版の旧版を中古品で購入。もとは82年1月出版の「新編日本食品事典」を全面改訂したもの。この二十数年間の社会的・経済的・文化的変動は著しく、日本人の食生活はガラリと変わってしまったといって良い。食品の種類もまた輸入食材の増加とともに急増したと伺える。というわけで、比較はしてないが「新編」と「日本食品大事典」とは、全面改訂に相応しい内容変更があったと見られる。ちなみにページ数は587頁から850頁に増加している。一方、第二版の変更は部分改訂で、頁数も858頁に増えたに過ぎない。
○収載項目は、「第五版日本食品標準成分表」+平成14年の時点で「日本の市場一般に見られる食品」は出来る限り網羅する方針で、主項目、関連項目を合わせて約三千項目にのぼる。
○例えば、野菜については、各項目の学名のほか英、仏、独、中国語及び別名、品種、成分特性、保存加工、調理などを記す。各種野菜・食品の大まかな特徴をつかむための「参考辞典」としては便利だが、薬効としての個々の食品の特性や調理法を詳しく知りたいと思えば、例えば「クスリになる食べ物」「サラサラ血にして血糖値を下げる本」等の本のほうが詳しい。「広く浅く」が特徴か。
健康食品百科
西崎 統 , 今西 省吾 / ブレーン出版 (2000-06) / 1,680円1 users
タグ 医学 食物 カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 医学・薬学 更新日:2009年07月16日 13時44分15秒 2009/07/16
購入:  2009年07月13日 286円 所有
読了:  2009年07月14日
○ナツメ社の二冊の「クスリになる..」が、普通の、日常的な食べ物の薬効に焦点を当てているのに対して、「健康食品百科」は、いわゆる薬効のある「健康食品」の紹介が中心で、日常的な食べ物は例外的に(例えば、ゴボウ、ゴマ、黒ダイズ、昆布、トマト、玉ねぎ)取り上げているに過ぎない。
冒頭の数頁にはDHA眼窩油、N-アセチルグルコサミン、α-アミラーゼインヒビター、β-カロチン、γ-リノレン酸、アンティーチョーク、アケビなどの項目が並んでおり、この表題を見るだけで、この本の特徴が伺える。
○索引には、「いわし」の項目はないが、「カルシウム」、「カルシウムが欠乏すると」、「カルシウムの取り過ぎについて」などの項目が並んでいる。「カルシウム」の項を見ると、カルシウムの必要量、効用・効果、不足や取り過ぎによる機能障害などについての記述はあるが、実際に「カルシウム」を摂取するには、何を、どう食べたらよいかについては一言も書いてない。というわけで、「実践的な本」ではなく、どちらかと言えば「知識的な本」だ。日常生活の中で意識的に「食べ物を薬効として利用」したいという視点からは、文句なしにナツメ社の「クスリになる...」を薦める。
○一方、いわゆる「健康食品」の薬効・効能、来歴などを調べたいときは、この本が役立つ。例えば、「グアバ」について。「グアバ葉には糖尿病の治療薬に使われるインスリンの作用に似た物質が含まれています。インスリンのように即効性は期待できませんが、ラットを使った実験で血糖値を下げることが一部の研究施設で確認されています。」と書いてある。
クスリになる食べ物事典
ナツメ社 (1996-08) / 1,533円1 users
タグ 医学 食物 カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 医学・薬学 更新日:2009年07月16日 13時00分03秒 2009/07/16
購入:  2009年07月13日 1円 所有
読了:  2009年07月13日
○ナツメ社の二冊の「クスリになる食べ物」の内、「知っておきたい..」の監修者菅原明子氏は「菅原研究所」の研究者。「食べ物事典」の池上保子氏は管理栄養士・料理研究家で20余年間病院で管理栄養士を勤めた実践家。この経験の違いが、二冊の本の多少の違いに反映しているか。また「知っておきたい..」には参考文献に「食べ物事典」が載っているが、「食べ物事典」の参考文献には「知っておきたい..」が載っていない。「知っておきたい..」が「食べ物事典」を参考にしている分、全体の評価としては、それだけ記事内容に一部の利があるように思う。「食べ物事典」の一口コラム欄の「おばあちゃんの薬箱」「健康常識ウソホント」「健康常識ゼミナール」は、気の利いたコラムで、この本の特徴。コラムの索引が付いているのも良い。
知っておきたいクスリになる食べもの―症状別大編集!
菅原 明子 / ナツメ社 (2005-02) / 1,575円1 users
タグ 医学 食物 カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 医学・薬学 更新日:2009年07月14日 20時39分48秒 2009/07/14
購入:  2009年02月 0円 所有
読了:  2009年02月
○ナツメ社から、この本と内容的にはほぼ重複する「クスリになる食べ物事典」が出ている。「知っておきたい..」は93年7月に初版が発行され、05年3月に第二版が出されたが、「食べ物事典」のほうは96年8月と97年10月に発行されたきり、その後は新版が出されてないようだ。
・両方とも、ごく日常的な、食べ物の薬効が紹介されているが、「知っておきたい」は約100品目、「食べ物事典」は190品目を取り上げている。
・また「知っておきたい」は、便秘を防ぐ、胃腸病を和らげる、貧血を治す、不眠・精神安定に効く、肌をみずみずしくする、頭をよくする、ガンを防ぐ、疲労回復、高血圧・動脈硬化を防ぐ、骨を丈夫にする、老化を遅らせる、健康を増進させる等の大項目を立てて、夫々に効用のある食品群の、「おいしい食べ方」「見分け方」「選び方と保存法」、その食品を使った一品料理を、見開き二頁で紹介している。
・「食べ物事典」は、内容的には変わらないが、病名・症状(ガン、動脈硬化、糖尿病、肝臓病、二日酔い、肥満など)を具体的にあげて薬効のある食品を紹介。効能、保存法、見分け方、一品料理の紹介など基本的構成は「知っておきたい」と同じ。病状別索引が付いている点が、薬効を調べる上では多少便利だし、事典的要素か。両方とも、食品の側から引く索引がないのが、多少の欠点だが、食品数が少ないのでやや不便という程度。
・「知っておきたい」は、(「食べ物事典」に比べて)紹介食品を約半分に絞って、その分個々の食品の情報量をやや豊富にしたといえるか。尤も、情報内容に基本的な差があるわけではない。
・例えば「いわし」を見ると共に「カルシウムを効率よく吸収」できる魚として紹介。「食べ物事典」は「カルシウムの含有量は、100g当たり70mgと多く、しかもカルシウムの吸収率を上げるビタミンDの豊かさは抜群!つまり、一石二鳥で効率よくカルシウムを活用することが出来るのです。」、一方、「知っておきたい..」は「カルシウムは小腸の内壁にある細かいひだから吸収されます。このときビタミンDが充分にあれば、カルシウムはスムーズに吸収されますが、ビタミンDが足りないと、カルシウムそのものの摂取量は多くても、吸収される量は少なくなってしまいます。ビタミンDの正式名カルシフェロールは、カルシウムの運搬人という意味なのです。」
サラサラ血にして血糖値を下げる本―糖尿病と予備軍に効く70の方法
浅野 次義 / 主婦と生活社 (2001-03) / 1,470円3 users
タグ 医学 食物 カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 医学・薬学 更新日:2009年07月13日 00時12分23秒 2009/07/13
購入:  2009年07月03日 1円 所有
読了:  2009年07月03日 星4つ お気に入り
・「血糖値が気になったら..」と同時に注文。こちらは最初からハウツウ本として購入。食品、お茶、栄養成分、サプリメント、運動、日常生活の六群に分けて「糖尿病と予備軍に効く70の方法」を具体的に紹介。食品編では、薬事効果のある食品とともに、薬事効果を高める調理法も合わせて紹介している。

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