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専門家の予測はサルにも劣る
ダン・ガードナー / 飛鳥新社 (2012-05-23) / 1,728円63 users
未読
◆書評から
・本書の本質は、彼らが必ず予測を間違えてしまう心理学的なメカニズムの分析を行いつつも、「カオス理論」などから未来予測の難しさを説明しつつ、その「予言者」たちの対応の間違った後の態度の取り方、そしてそれに対してわれわれがどのように対処すればいいのかまで、かなり深く、しかし軽快な筆運びで論じております。
・本書の白眉は、おそらく心理学者のフィリップ・テトロックの専門家たちの数々の未来予測を長期にわたって追跡した調査結果を引用しているところであり、また興味深いのは、80年代末から90年代にかけてアメリカで吹き荒れた「日本脅威論」などをネタに、いかに専門家たちがことごとく間違ってきたのかを論じているところでしょう。
・また、いくら間違ったことを言っても「断言している」という理由から信じられてしまう謎を進化心理学の面から説明していることや、聴衆を説得するにはデータではなく「自信を持っているように見えることのほうが重要」という指摘は、意外ですがなかなか説得力のあるもの。
(12/06/16)
趙紫陽 極秘回想録   天安門事件「大弾圧」の舞台裏!
未読
◆宮崎正弘のMMに書評、10/02/06
・本書の一番面白い意義とは中南海の権力闘争の実態である。
 趙紫陽は最初のころ、堅物の社会主義者で革命元勲のひとり、陳雲と親しく、トウ小平とは直通の連絡回路がなかった。
趙紫陽は自分の秘書に手紙を託して届けさせたり、有力者を通じて伝言させたりという複雑な通信回路をへて、幹部同士が意思を連絡しあい、しかも最終の決定機関は政治局常務委員会ではなく、トウ小平の自宅でなされたこと。長期的な戦略決定は北戴河の別荘でおこなわれていたことが確認できる。
いかに超法規の国!
・1989年四月の段階で趙紫陽は北朝鮮へ行く。
この間、北京の天安門前広場を中心に学生デモが燃え広がり、座り込みが世界のテレビで報道された。4月26日に人民日報は社説を掲げて民主化に反対した。この社説は趙紫陽の留守を狙って李鵬らが書かせた。
 趙紫陽は回想する。
 「桃依林と李鵬は結託し、なんとかして私に(人民日報の)社説を支持させようと画策した」「トウ小平は自身の強硬発言が知れ渡り、若者達の自分に対するイメージが傷ついたとかんがえ、「若者達を愛する庇護者であるという言葉を必ず演説のなかに入れるよう(娘を通じて)求めてきた」。
 趙紫陽は「主流派の支持を得ることが大切だということも強調した。トウ小平は態度を曲げず、このままでは李鵬や桃依林ら党の強硬派の態度を変えさせるのは不可能だった」。
 「なんとしてもトウ小平と話して支持を得ようと思った。そこでトウの秘書の王瑞林に電話をかけて、面会を求めたが体調不良を理由に断られた」。
 ついで趙紫陽は楊尚昆に連絡して貰おうと楊尚昆の自宅を訪ねたが曖昧な態度だった。
 こうして誰と誰が、その日は趙紫陽に賛成し、翌日は態度がかわり、その次の日は曖昧となりといった具合で、中国共産党の最高権力層にしてからが二転三転右往左往していた様子が手に取れる。楊は強硬派の代表のように日本のマスコミが伝えたが、実態は趙紫陽に近い改革派の側面を兼ねていた。
(以上「書評」から)
長江文明と日本
未読
◆さいたま市図書館、10/01/11
87年2月出版、最近の長江の稲作文化遺跡の大々的な発掘以前の、いわば長江文明の再認識の黎明期における「長江文明と日本」の関係についての歴史認識を知る手掛になる。
・樺山紘一は「まえがき」に書いている。碩学の中国史家・増井経夫氏が、ポツリと漏らした設問が忘れられない。「江戸時代の日本人が中国というと、空想するのは江南の風景だったらしいのに、明治になると万里の長城になってしまったのはなんだったのだろうか」と。/中国文明像の変化は、日本人ばかりのことではない。リヒトホーフェン、ウィットフォーゲル../この視点移動には、それなりの合理的理由があったはずだ。..その変化の起点と終点は、近代という価値が下した負記号と正記号に、それぞれ正確に対応するから.近代人には、黄河と長城がよく似合う。/けれども、いまかりに近代とやらの秤量価を問わないまでも、負記号をふられた側にも、言い分を述べさせるべきではあるまいか。/照葉樹林の名で呼ばれる生態相と、これに随伴する物質文明が、長江中流域から東方に伸び、ついには日本列島をも覆っていること.伝承説話や神話の基本要素のいくつかが、長江と日本列島とに共有されていること。更には、古代日本国家の形成に、江南世界の政治配置が濃い影を落としていること。/黄河と長江という、対照的な個性を持つ水流は、たしかに特異な双焦点性を産み落としたらしい。中国文明の懐の深さを、くどいほどに強調しながら、意外にも、この双焦点の存在を見逃してきたきらいが著しい。あえて、長江文明の名をかかげることによって、中国認識全般の組み換えが可能となるかもしれぬ。
糖尿病カレントライブラリー 7  脂肪細胞と脂肪組織
門脇 孝 , 小川 佳宏 / 文光堂 (2007-06) / 8,400円1 users
◯このタイトルは、10/01/09現在、さいたま市図書館には無い。関連書籍として「脂肪細胞」で検索すると
・『脂肪の驚くべき真実
・『脂肪細胞の驚異と肥満
・『メタボリックシンドローム脂肪細胞のひみつとつきあい方
の三冊が検出される。「脂肪組織」では検出なし。
◯関連サイトに挙げた自然科学研究機構・生理学研究所の箕越靖彦教授らのグループは、体内の脂肪細胞から出るホルモン「レプチン」が、脳に働き、それによってインスリンの働きを助け、糖尿病を防止する、その神経メカニズムを明らかにした、と報じている。具体的には、レプチンが脳(視床下部)の満腹中枢に作用し、POMC(プロオピオメラノコルチン)神経と呼ばれる摂食調節神経を活性化。この働きで筋肉などでの糖の取り込みを促進し、血糖値の上昇を防いでいるとのこと。
○「非線形科学」33.pに引用、読む必要があるかどうか判断保留、但し引用部分の指摘は興味深い。図書館にはない(県立、市立とも)。
トインビー / 社会思想社 (1975-11) / 3,456円5 users
購入:  2009年07月21日 0円 所有
未読
歴史の研究 2
トインビー / 社会思想社 (1975-11) / 3,456円7 users
購入:  2009年07月21日 0円 所有
未読
アイザック・ニュートン〈1〉
ニュートンの知性、レーダーマンは伝記作者ウェストフォールの言葉を紹介している。
(自分は、あらゆる機会に優秀な人々と自分の能力を比較して、その人の能力の二分の一とか、四分の一とか、ともかくも有限の分数で表すことが出来た。ところがニュートンに限って)The end result of my study of Newton has served to convince me that with him there is no measure.He has become for me wholly other,one of the thiny handful of supreme geniuses who have shaped the categories of the human intellect.(God Particle,87.p)/ウェストフォールの、このニュートン賛辞を見るだけでも、ぜひ一読してみたくなる。
スターリン秘録
○「宮崎正弘国際ニュース」の書評で紹介/「どんなミステリー小説より迫力があるのは、スターリンが実在した怪物であり、彼の愛人たちの運命もさりながら、これまでの歴史と裏面の真実との乖離がミステリー・ゾーンであり、未踏の分野だったから多くの興味を掻き立てるのである。」「著者の斉藤さんは産経新聞モスクワ支局勤務が長く、夜討ち朝駆けで、閉鎖されていたソビエトの情報空間から精度の高い情報を集めた。モスクワでのウォッカ仲間は、かの佐藤優氏。文庫本解説はもちろん佐藤さんが書いている。」云々
○とかく「秘録」の類に大したものはない、ありふれた事実の中にこそ瞠目すべき事態は隠されているのだから。慌てて読むには当たらぬが、目を通しておいても良いか。
神と科学は共存できるか?
○日経BP社の出版案内で興味を持つ。
Amazonの内容紹介から現代進化生物学の残り 1 人の大物であるスティーヴン・ジェイ・グールドは? 2002年、癌でこの世を去ったグールドは生前、宗教と科学の問題に誰よりも早く言及し、考察した書を世に出していました。それが本書、『神と科学は共存できるか?』( ROCKS OF AGES)です。グールドはこの問題の当事者でもありました。人類の生物学的進化を否定する一部キリスト教原理主義者の「創造主義運動」と長年対決し、学校教育から「進化論」を押しのけ、「創造論」の授業を押し込もうとした運動に裁判で勝利した経験の持ち主でもあったのです。ドーキンスが否定し、ウィルソンが融合を考えた、科学と宗教の関係。グールドはこう考えました。科学と宗教は、重なりあわず独立して存在しているが、そのうえで互いに尊重すべき知的体系という関係にある、と。そして、科学と宗教を「対立構造」で見立てるのが間違いであり、愚かしい、と主張します。その立場を彼は、あえてカソリックの言葉を使用し、「非重複教導権(マジステリウム)の原理」と名づけ、本書を貫くテーマにすえます。グールドは、そもそも科学と宗教が対立構造にあったケースは、古代からむしろ例外的であったこと・むしろ近代に入って科学の万能性を訴えるために、宗教の非科学性を強調すべく、対立構造がしばしば捏造されたことを、指摘していきます。

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