ホーム   本・雑誌   Web   洋書   音楽 ウォッチ  プロフィール  メディア記録  印刷  RSSフィード
並べ替え:
カテゴリ 読書 購入 所有 お気に入り 1 - 2件目 / 2件
トートラ人体解剖生理学
Gerard J. Tortora , Sandra Reynolds Grabowski /丸善 (2004-09) / 7,245円2 users
所有 読中: 
・「トートラ人体の構造と機能」のコンサイス版。
トートラ人体の構造と機能 第2版
大野 忠雄 , 黒澤 美枝子 , 高橋 研一 , 細谷 安彦 /丸善 (2007-02-01) / 10,500円2 users
所有 読了:  2010年02月16日 星5つ
◆さいたま市図書館、10/02/13(その後、2012年1月に原書第6版をusedで購入)、【新しい解剖生理学】と比較のため改めて再読(12/05/28記)
『人体を旅する』(参照)に刺激を受けて、前々から気になっていた同書を借り出す。今回は通読する余裕が無いので、当面関心のある部分のみ摘記する。
今回は第10、12、18、22、23章のみ通読、一応読了にするが、再読候補でウィッシュに入れる。
(10/02/16)
◆10章、筋組織
・筋は成人の全体重の40~50%を占める。299.p
・規則的な繰り返し運動は、骨格筋が有酸素細胞呼吸を行うための酸素が豊富な血液の供給量を増加させる。これとは対照的な重量挙げのような運動は、解糖によるATPの無酸素性産生に依存する。前者は持久力を作り出し、後者は筋パワーをつくる。インターバルトレーニングは、両方のトレーニング方法を合体させたものである。319.p
・加齢によって人体の筋量の総量はゆっくりと着実に減少し、線維性結合組織と脂肪組織に入れ替わる。この傾向はある程度、活動性が減少する原因となる。筋量の減少に伴い、最大筋量は低下し、筋反射は遅くなり、筋の弾力性は失われる。..有酸素運動やパワートレーニングは、加齢による筋の能力低下を遅らせたり、時に逆転させることさえ出来る。327.p
・ストレッチ体操の総合目標は、正常の関節可動域と関節周囲の軟部組織の可動性を獲得することにある。多くの人に最も良いものは静的ストレッチングで、筋を伸長した位置で保持する緩徐な持続的ストレッチングである。わずかに不快感を感じるところまで筋を伸ばし、15-30秒保持する。ストレッチ体操の利点は、身体能力の改善、損傷の危険率の減少、筋痛の軽減、姿勢の改善の四点である。340.p(この部分は11章、筋系)
◆12章、神経組織
・ある種のアミノ酸は修飾を受けて、脱カルボキシル化されて生体アミンになる。このうち神経系に遍在するものにノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミン、セロトニンがある。それぞれの生体アミンに対して三株るかそれ以上の受容体のタイプがある。シナプスにおける受容体のタイプにより、生体アミンは興奮或いは抑制をもたらす。
・一酸化窒素も重要な神経伝達物質であり、身体全体に様々な効果をもたらす。..一酸化窒素合成酵素(NOS)はアミノ酸の一種アルギニンからのNOの合成を触媒する。NOSの存在に基づけば脳内のニューロンの2%以上がNOを作り出してる。他の神経伝達物質と異なり、前もって作り出しシナプス小胞に蓄えて置くことは出来ない。NOは非常に反応性の高いフリージカルなので、その作用は極めて短く、その存在は10秒以下で、酸素や水と結合して不活性化する。..血管壁の内皮細胞はNOを分泌し、NOは近くの平滑筋細胞内に拡散してこれを弛緩させる。その結果、血管拡張、すなわち血管の直径が増大する。血管拡張の効果は血圧の降下から陰茎の勃起まで幅広い。440.p
・大量になるとNOは高い毒性を示す。マクロファージやある種の白血球などの食細胞は微生物や癌細胞を殺傷するためにNOを産生する。441.p
・人の一生を通して、神経系は経験に基づき変化する能力、すなわち可塑性を示す。個々のニューロンのレベルでは、この変化は新しい樹状突起の出現、新しいタンパク質の合成、他のニューロンとのシナプス結合の変化として現れる。化学的及び電気的信号のいずれもがこの変化を促している。(但し、哺乳類では)ニューロンの持つ再生力、すなわちニューロン自体の複製・修復能力は非常にわずかである。443.p
◆18章、内分泌系
・ヒト成長ホルモン(hGH)の過剰により起きる症候の一つは高血糖である。持続的な高血糖により、膵臓からはインスリンが常時分泌され、そのような過剰な刺激が何ヶ月も続き、「β細胞の燃え尽き」を起こし、膵臓のβ細胞のインスリン合成、分泌能力を大幅に低下させる。このようにヒト成長ホルモンの過剰分泌は糖尿病発症作用があり、インスリン活性の欠如を起こすことで糖尿病の原因となる。642.p
・膵臓は内分泌器官であり、外分泌器官でもある。(外分泌機能は24章を参照)..外分泌腺の腺房の間に点々とランゲンルハンス島と呼ばれる100~200万個の内分泌組織が散在する。各ランゲルハンス島は、次の四つのタイプのホルモン分泌細胞を含む。α細胞(グルカゴンを分泌し、約15%を構成する)、β細胞(インスリンを分泌し、約80%を構成する)、δ細胞(ソマトスタチン:成長ホルモン抑制ホルモンを分泌し、約5%を構成する)、F細胞(膵ポリへプチドを分泌する)。膵臓ホルモンの相互作用は複雑で完全には理解されていない。基本的にはグルカゴンは血糖値を上げ、インスリンは下げる。658.p
◆22章、リンパ系と免疫
・リンパ系は、リンパ液とリンパ管、リンパ組織やリンパ球を含む様々な血球に分化する幹細胞が発生する赤色骨髄などの構造・器官から成っている。それは体液の循環を助け、生体を病原菌から守る補助をする。血漿の多くの成分は毛細血管壁を濾出し組織間液をつくる。組織間液はリンパ管内に入いた後はリンパと呼ばれる。組織間液とリンパの主な相違はその局在である。
・リンパ組織は、数多くのリンパ球を保持する細網結合組織の特別な型のものでリンパ球は細胞質顆粒の少ない白血球である(690.p参照)。免疫応答にはB細胞、T細胞という二つの型のリンパ球が関与している。
・リンパ系の機能は、次の三つで、イ.過剰な組織間液の排出、ロ.食物脂質の輸送(胃腸管から吸収された脂質及び脂溶性ビタミンを血液に運ぶ)、ハ.免疫応答の遂行。
・リンパ管は毛細リンパ管として始まる。これらの細い管は細胞同士の間隙に存在し、一端が閉じている。毛細血管が集合して細静脈、次いで静脈を形成していくように毛細リンパ管もより大きなリンパ管を形成するように合流していく。静脈と構造は似ているが壁は静脈より薄く、弁の数は多い。リンパ管の所々で、リンパは皮膜で囲まれたB細胞とT細胞の集合からなる豆状の器官リンパ節中を流れる。以上は821-823.p
◆23章、呼吸器系
・もっとも重要な吸息筋は横隔膜である。..正常の安静呼吸中には横隔膜は約1センチ下降し、1-3ミリHgの圧差が生じて約500ミリ㍑の空気が吸息される。深呼吸の時には、横隔膜は約10センチ下降し、100ミリHgの圧差が生じて2-3㍑の空気が吸息される。安静呼吸中に肺に入る空気の75%は、横隔膜の収縮により生じる。
・次に重要な吸息筋は外肋間筋である。この筋の収縮によって肋骨が挙上する。その結果、胸腔内の径は前後左右方向に増加し、胸腔内圧は大気圧以下となる。吸息直前の内圧は大気圧よりも約4ミリHg低くなる。881.p
・息を吐き出すことを呼息という。安静呼吸中の正常の呼息には筋収縮は関与しないので、吸息とは異なり受動的である。呼息は胸壁と肺の弾力収縮力により生じる。胸壁も肺も伸展されると自然に跳ね返ろうとする。..呼息は、力強い呼吸、例えば管楽器の演奏や運動中にのみ能動的になる。このようなときには呼息筋である腹筋と内肋間筋が収縮し、腹部や胸腔の圧が上昇する。882.p
・加齢とともに、肺胞を含めて気道組織は弾力性を失い硬くなる。胸壁も硬くなる。その結果、肺容量は減少する。事実、肺活量は35%も失う。血液中の酸素レベルの低下、肺胞マクロファージの活動性低下、気道を覆う上皮の線毛活動の低下も生じる。年齢に関連したこれらすべての因子のために、高齢者は肺炎、気管支炎、肺気腫そん他の肺疾患に罹りやすくなる。903.p

プロフィール
<< 2017年3月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
読書状況
ウィッシュ21 冊
積読4 冊
読中78 冊
読了294 冊
読了数 (月別)
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 1
  • 2
  • 3
アマゾン検索
タグ (2)
2 医学
1 運動
ソーシャル
物々交換
アイデア
カウンター
累計2103  今日0  昨日0
since : 2009/05/22

©2007-2017 sunjin_fuuraiのバインダー