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糖尿病カレントライブラリー 8  糖尿病の食事・運動療法
読了:  2009年12月11日
一般的な「糖尿病の基本療法」としての食事・運動療法についての新たな知見はない。様々なレベルの合併症を伴う後期糖尿病の場合の食事及び運動療法については、合併症の質に対応して特別のメニューが必要になるが、これには、さしあたって関心はない。(09/12/10、さいたま市図書館)
・冠動脈疾患の既往のある糖尿病患者が分類されるカテゴリーC では、LDL-C値を100mg/dl未満(血清総コレステロール値180未満)を目標値とされた。HDL-C値40以上、血清トリグリセリド150未満は全群共通とする。17.p
・従来からオリーブオイルなど一価不飽和脂肪酸(MUFA)が多く含まれる、いわゆる地中海型食事を摂取している地域では虚血性心疾患が少ないことが知られている。飽和脂肪酸、炭水化物を減らした分をMUFAで補うMUFA食は、食後高血糖や中性脂肪の上昇を抑える可能性が考えられる。20.p
・平安の昔から戦後間もなくまで日本人は脂肪の少ない食事を取り続けた民族であった。しかしこの30年間に日本人の食事内容は高炭水化物・低タンパク質・高食塩のいわゆる伝統食から低炭水化物・高蛋白質・高脂肪・低繊維へと変化した。..この間に糖尿病は著しく増加し、さらに糖尿病性腎症や動脈硬化の合併症の増加が大きな問題になっている。..1921年頃、糖尿病は糖台謝不全と考えられ炭水化物を厳しく制限し、エネルギーは脂肪に頼っていた。その後臨床的研究により徐々に炭水化物の割合が増加して...31.p(「主食制限ないし炭水化物制限」という食事療法には、血糖値管理という即物的目的からは、ある程度合理性のある考え方とは思うものの、食事内容の変化及び治療法の歴史的変遷を考えると、治療法としての「炭水化物制限食」の有効性は認めるもののバランスと質の面から、なお疑問を持たざるを得ない。)
・炭水化物を摂取した際分泌されるインスリンの多寡により食後血糖上昇に差が生じる。日本人糖尿病では空腹時血糖値は比較的低くても負荷後血糖が上昇しやすい。したがってインスリン分泌の低下している日本人の場合炭水化物の量だけでなく質にも配慮することが欧米人より必要であろう。34.p(インスリンの量的不足が民族的・絶対的前提であるとすれば、それに適応した食事及び生活習慣は「民族的伝統」として受け継ぐほかはない。さらに治療法としてのインスリン感受性の向上ないしインスリン抵抗性の改善は不可欠の要素である。)
・n-3系は魚油にふくまれるEPAやDHA、カノーラ油、ダイズ油などに含まれるα-リノレン酸を中心とする脂肪酸である。近年、n-3系脂肪酸の血管内皮機能の改善、抗炎症作用などの抗動脈硬化作用が報告されている。また、魚油の摂取は2型糖尿病の耐糖能を悪化させることなく、中性脂肪を低下させることが報告されている。39.p
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タグ 経済 カテゴリ:Web Web 更新日:2009年12月09日 20時52分58秒 2009/12/09
読了:  2009年12月09日
・雇用調整助成金よって顕在化しなかった「潜在失業者」を加味した「実質失業率」は直近10月時点で7.9%に達する。
・非労働力人口に含まれる就職希望者を含めた潜在失業率は09年7-9月期時点で11.8%の水準まで上昇する。
・派遣切り等による若年層を中心とした非正規雇用の失業増から、企業の早期希望退職の急増による中高年を中心とした正規雇用の失業増にシフトしている。
・リーマン・ショック以降は一般労働者の給与が定期給与の押し下げを牽引している。特にこれほどの労働時間の落ち込みは過去に例がない。
・名目賃金指数は1990年4-6月期以来19年ぶりの低水準まで低下しており、ピークとなった1997年1-3月期から見れば▲12.1%もの減少となっている。
歴史序説 (2) (岩波文庫)
イブン=ハルドゥーン / 岩波書店 (2001-08-17) / 972円18 users
購入:  2009年12月07日 945円 所有
読了:  2009年12月07日
◆三、四章を収録、王朝、王権、カリフ位、政府官職及び都市文明の形態が対象(国家、政府、権力、戦争、軍隊、文明、文化などの根源的・本質的・哲学的意味合いを考察するには、我々が眼前に見ている複雑に高度化され、乃至は偽装された形態においてではなく、一度、その単純化され、剥き出しで現れた形態に引き戻して見ることが重要である。その意味で、ハルドゥーンの指摘は多くの示唆に富んでいる。)
四種の戦争、隣接部族や対立氏族の間の戦争、他に対する侵害で起こる戦争、イスラム法による聖戦、離反者または非服従者に対する王朝の戦争、前二者は邪悪で不法な戦争、後二者は正しい戦争である。213.p
圧制とは、ただ所有者から動産や不動産を、補償もなく理由もなく没収することを意味するだけではない。ある人の財産を没収したり、強制労働に使役したり、不当な要求を強いたり、宗教法によって要求されていない義務を課したりする者、財産権を侵害する者、財産を詮索する者、人々の権利を否定する者、一般に暴力によって財産を得る者はいずれも圧制を行っている。255.p
・最大の圧制であり、最も文明の崩壊をもたらす行為のひとつは、労働の不当なる賦課であり、人民を強制労働に使用することである。労働とは貨幣収入価値をとういのがその理由である。257.p
・いかなる王権も二つの基盤の上に設立される。第一は武力と連帯意識であり、その具現は軍隊である。第二は財政資金であり、軍隊を養い、王権に必要な全組織を賄う。王朝の崩壊はこの二つの基盤に発生する。271.p
・人間はひとりでは生計に必要なものを獲得できない。人間が人間らしい生活を送るためには、みんなが互いに協同作業をしなければならない。人間集団が協業によって得た必需物資は、各個人が作って持ち寄って得られるものより数倍の需要を満たすことができる。458.p
文化とは、人間の社会生活上、必需的(自然的)状態をはるかに脱して、人間の生活活動が反復され発達していくうちに形成される生活様相であって、その程度の差は、文明の富力の差とか、特に人口の多寡が問題となる民族の差とかいった無限の差異から生まれる。このような文化は、文明活動がその種類も豊富なところで生じ、したがって技術と必ず同居する。476.p
メルトダウン 21世紀型「金融恐慌」の深層
榊原 英資 / 朝日新聞出版 (2009-02-06) / 4,400円20 users
購入:  2009年12月05日 1,365円 所有
読了:  2009年12月06日
・95年から07年までにアメリカの金融資産は約百兆㌦増大した。この間貿易収支、経常収支の赤字は拡大し続け、95年の1136億㌦から06年には7881億㌦に達した。
・一方、消費者は、住宅ローン、オートローン、クレジットカード・ローンなどが潤沢に提供される中で、負債総額を増大させつつ消費を拡大し続けた。95年に三千億㌦だった家計の新規借入額は、1.1兆億㌦にまで膨張した。12-13.p
・95/1月、ルービン財務長官の就任とともに、アメリカの経済政策は「ドル高有益論」に転換した。すなわち「経常収支赤字削減・ドル安容認」から「ドル高・低金利・インフレなき経済成長促進」に変貌を遂げた。56.p、これはクリントン政権が通商から金融に軸足を移して、金融によるアメリカ経済の再生を図ったことを意味する。強いドルを軸に、世界の金融資産をウォールストリートに集め、投資銀行等を中心にこの資産に更にレバレッジをかけ、金融で世界をリードしていくというモデルだ。58.p
・97年の東アジア通貨危機は、ドルが強くなり、今までアジアに投下されていた資金がアメリカに戻ってしまったことが、重要な原因の一つであったことは間違いない。66.p
・アメリカ金融救済の一覧表(08/11月現在)、A.保証、B.投資、C.貸出の三分野に分けコミット総額8兆㌦の内訳の明細表、126.p(『実録世界金融危機』119-127.pに08年1/04~12/16の米政策対応の日次記録及び金融危機対応策の総体図が掲載されている。比較対照せよ。)
・危機はパラダイム・シフトを呼ぶ、三つのパラダイム・シフトが予測される。市場原理主義の崩壊と公的セクターの役割の増大、アメリカのヘゲモニーの後退、世界的な「多様化」の進展(やや唐突に、300程度の基礎的自治体を作って分権化を進める廃県置藩の実行を薦める)169-170.p
サブプライム金融危機―21世紀型経済ショックの深層
購入:  2009年11月30日 1,575円 所有
読了:  2009年12月05日
◆第一章、サブプライム(世界の金融市場が直面した07年危機)は日次記録、『実録世界金融危機』の項に追加補足する
◆第二章、米国住宅市場問題の深層、住宅金融史を扱っており、これは他では見ない。『ベーシックアメリカ経済』3章-2「住宅ブームとその背景」で、住宅バブルの可能性を指摘する一方、「住宅に対する根強い実需の拡大があることから、住宅価格の調整が一時的に生じたとしても、それが長期間かつ深刻なものになる可能性は大きくないのではないかと考えられます」95.pと書いている。
・20年前の米国ではサブプライム層に対する住宅ローンの提供はほとんど見られなかった。73.p
・1977年地域再投資法(CRA)の制定によって、預金取扱金融機関は、中・低所得者や中小企業向けローン、地域社会の開発資金の提供を行い、集めた預金の一部を地域に還元するよう義務付けられた。75.p
・大きな転機は03年頃訪れた。民間ベースの証券化ビジネスと相俟って、サブプライム層への住宅ローンが爆発的に拡大した。06年にはサブプライム・ローンは実行ベースで20%強、残高ベースで13%を占めるにいたった。(ローン件数のサブプライム比率の推移グラフ、98~06年、図表)77.p
・サブプライムの損失推計、貸出債権の直接損失および住宅ローンの証券化に伴う時価評価の低落に伴う損失実際には後者のほうがはるかに多く、かつ信用不安の拡大と共に肥大化する必然性を内在し、この見積り推計の困難が過小評価を呼ぶ)87-88.p
・住宅在庫、住宅価格の推移、90-94.p
・米国家計は、住宅資産の現金化を通して(住宅価格の恒常的値上がりを前提にした「含み益」という仮想的資産に過ぎず、実際には負債を「資産化」して負債に負債を重ねているに過ぎない。住宅価格の低迷と共に仮想的資産は現実的負債に転化する)、消費支出や住宅の修繕費用に充ててきた。住宅金融を通して消費に向かった資金は、個人消費の2%ほどとFRBは推計している(06年)。95.p
・第三章、加速-証券化市場のカラクリ
証券化、一般的には、企業や金融機関などが保有する金銭債権や不動産などの資産を、特別目的会社(SPC)、特別目的信託(SPC)などの特別目的ヴィークル(SPV)に譲渡し、当該ヴィークルで譲り受けた資産が生み出すキャッシュフローに対する信用力を裏付けとする証券に転換して、それを資本市場で売却して資金調達をする方法をいう。105.p
◆第四章、拡大-揺れるマネーフローと金融機関・投資家動向
・サブプライム問題は証券化という金融技術の発展によって複雑化した現代的側面がある一方、近年のいわゆる「過剰」流動性の下で金融・資本市場の随所で発生したリスクのゆがみを再評価という形で修正される、ある意味では古典的な側面がある。136.p(「現代的側面」と称するものは信用という魔法の杖で実態的負債を仮想的資産に見せかける金融技術であり、古典的側面と称するものは実態から著しく乖離し・肥大化した仮想的資産を実態的資産の規模に引き戻す強制的・恐慌的過程である。)
実録 世界金融危機 (日経ビジネス人文庫)
購入:  2009年11月21日 750円 所有
読了:  2009年11月25日
・青文字は『サブプライム金融危機』からの引用
・06/6月をピークに米国の住宅価格は下がり始める
・06年末、サブプライムに特化した中堅住宅ローン会社が倒産
・07/2月、「住宅市場の調整」に懸念を示すグリーンスパンの講演をきっかけに上海株が急落し、世界連鎖株安
・07年春、サブプライム問題は限定的との見解が一般的(バーナンキFRB議長「サブプライム問題が住宅市場全体に及ぼす影響は小幅であり、金融市場や他の経済分野に波及する可能性は低い」「サブプライム住宅融資市場での信用の引き締まりは、融資基準の過度の甘さに対処することになり望ましい」3/28議会証言、『サブプライム金融危機』19.p)
・07年6月、サブプライム関連資産の値下がりで、ベアー・スタンズ傘下のヘッジファンドの危機が表面化(「ヘッジファンドの経営危機をきっかけに、これまでは経済への波及が中心であったサブプライム問題の注目点が、金融機関の信用リスクに波及していくことになった」、住宅ローンの債務不履行の増加をきっかけにムーディーズなど住宅ローン担保証券(MBS)の格付けを相次いで大量・大幅に引き下げ、同前23.p)
・07/07月、バーナンキFRB議長「サブプライム関連の損失が500-1千億ドルに上る可能性がある」と証言
・07/08月、仏パリパは傘下のファンドの資産凍結を宣言(サブプライム問題によって証券化商品の流通市場が極端に細る中、ファンドからの資金流出によって資産売却を迫られれば、価格が急落して更に資産が悪化する」という悪循環に陥るリスクが高まったとの判断があった。同前28.p)
・07/09/14、BOE、金融サービス機構(FSA)、財務省は英中堅金融会社ノーザン・ロックに緊急流動性支援実施を発表、これを転機にノーザン・ロック取り付け発生(英国での取り付け騒動は百数十年ぶり)、同前39.p
・07/09下旬、各国中央銀行及びFRBによる予想外の大幅利下げを受けて、信用収縮懸念は緩和する。追加利下げの期待からNYダウは年初来高値更新、新興国市場の株価も高成長期待で大幅上昇、同前44.p
銀行間取引金利は高止まり(銀行間リスク・プレミアム評価の変動、7/10~10/23、図表参照、同前46.p)
IMFは、サブプライム関連損失を2千億ドルと見込む、同前47.p(IMFの「国際金融安定報告書」07/09の要約は、参照
・07/10/11、ダウ工業株30種平均が最高値をつける
・07/10月末、銀行間取引金利が上昇し始める
・07年第三四半期~08年第三四半期の米国金融機関の計上した保有資産の評価損・売却損は累計6700億ドル(ブルームバーク推計)、
欧州(2800億ドル)・アジア(300億ドル)を加えて9800億ドルに上る
・08年の金融危機の主な出来事は13頁参照
・08/09月、リーマン破綻をめぐる10日間、36頁参照
米金融機関への公的支援策の一覧(08年)、52頁参照
・政策の迷走、米政策当局の対応、08年一年の軌跡(日次記録)、119-127頁参照(第三章全体は、日次記録の説明)
◆第4章危機の源流
◆第5章株急落 逃げ惑うマネー
金融経済の根底にある「信用」というマグマが、我々の眼に見えぬところでいかに肥大化し、かつ肥大化したマグマが地上部の非実態的な金融経済を実態的な経済から著しく乖離させ、その乖離幅の巨大さに気付くと共に、磐石に見えた地下のマグマは一挙に架空的・非実態的なものに転化する。「信用経済」に内在するこのような本質的脆弱さ(多くの経済学者は、これに気付かないのか、単に気付かないふりをしているのか、その脆弱さを露呈するまで無視している)が露呈していく様を、4章、5章は描いている。
◆巻末、金融危機をめぐる主な動き(07/08/09~08/12/16)
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タグ 農業 カテゴリ:Web Web 更新日:2009年11月23日 08時29分49秒 2009/11/23
読了:  2009年11月23日
◆要点
・なぜEUでは農政改革が進み、日本では進まないのか。それはJA農協(以下単に農協という)という存在が農政改革のネックになっているからである。農協にとっては米価が高いとコメの販売手数料収入が高くなるうえ、農家に肥料、農薬や農業機械を高く売れる。つまり、農協の収益が高い価格維持とリンクしているのである。
・農協は、本来農業者の所得や地位向上のための自主自立の共同組織である。しかし、日本の農協は官製の協同組合である。
・農業に生計の多くを依存している主業農家は農協なしでもやっていける。しかし、週末しか農業を行わず、また自分で生産物の販路を持たない兼業農家にとって、生産資材をフルセットで供給し、生産物も一括販売してくれる農協なくして農業はできない。
・現在、農協経営のうち農業関連事業は赤字だが、金融部門、特に共済事業といわれる保険事業では大きな利益を上げている。
・農地を少数の企業的な農家に集積して規模拡大を図らなければ、農業の発展はない。しかし、多くの農家戸数の維持が組織原理である農協は農業の発展を阻害するようになったのである。
農協システムの崩落は、金融危機と政治の両面から始まっている。
・私が期待するのは民主党政権のその後である。民主党政権が農政トライアングルを崩壊させた後に来る「そのとき」こそ、農政大転換の歴史が動くのではないだろうか。
世界恐慌 診断と処方箋―グローバリゼーションの神話
ロベール ボワイエ / 藤原書店 (1998-12) / 2,520円3 users
購入:  2009年11月05日 2,520円 所有
読了:  2009年11月18日
本書は、98年に出版されたものだが、その大部分は、98年夏の日本でのセミナーの講演に基づく。それから十数年経た今日、本書を読み返してみると、つい最近まで如何にノー天気な経済理論が罷り通っていたか改めて驚かされる。と同時に、最良の分析者でさえも、歴史的・俯瞰的観察を忘れるや、如何に近視眼的な観察に陥らざるを得ぬか如実に示している。十数ページの短い序論は、味読に値する。
・序論、「ただ驚くばかりの90年代」と題して、80年代末以降に相次いで起きた歴史的諸事件は、世界の最良の分析者でさえも、「若干の例外を除けば、分析不可能な事態に直面した」として、ソ連の崩壊、アメリカ経済の復興、日本の経済的沈没、東アジアの新興工業諸国の金融危機、ラテンアメリカ諸国、ヨーロッパの構築の例を挙げている。9-13
グローバリゼーションによる収斂、今日(90年代末のことだが)の経済学者の支配的な考え方は、次の三段論法に要約できる。
イ.グローバリゼーションは不可逆現象であり、市場による調節、特に金融市場による調節が一般化する。
ロ.金融自由化によって、不況もインフレもない、新しい経済体制を生み出せる。(金融主導型成長のマクロ経済回路、107頁の図を参照、要点は信用創造を梃子にした自己肥大化現象
ハ.従って、社会は金融化され、グローバル化されたレギュラシオン様式に収斂される。この様式の模範はアメリカ経済である。
本書の目的は、このような三段論法が詭弁であることを示すことである。21-23
歴史の研究 1
購入:  2009年07月21日 0円 所有
読中: 
◆73/05/30、初版第5刷、「日本古本屋」で探す、サマヴィル版全三冊1600円で購入。15年前に百姓に転進する機会に、「持参」することも出来ず、心機一転の意味も込めて、それまでに集めた大半の書籍は売ってしまった。改めて「再読」したいものをボツボツ集めている。いままでに登録したものの内、世界歴史事典、同時代史などが、この部類に属す。
・未開社会が静的状態にある(と誤解する)のは、その歴史の最終段階の局面ばかりを観察しているに過ぎないからである。未開社会の歴史には、どんな文明社会よりもダイナミックな動きがあったはずだとは、容易に類推できる..、人間が人間になりえたのは一定の社会環境の中においてであった(97)。
・(未開社会と文明との根本的相違点は何かという問題は別にして)未開から文明への転換とは、静的状態から動的活動への移行、以前に存在した文明の内的プロレタリアートが創造力を失った支配的少数者から離反して新たな文明を出現する場合と同様の表現、99(自民党と民主党との近縁性やその政策に本質的相違があるかどうかという問題は別として、この政権交代には、「創造力を失って」トインビー言うところの「内的プロレタリアートに対する自発的啓発力を失ってしまった支配的少数者からの、戦後初めての大規模な離反ないしは失望が反映されている
・過去六千年の間に、人類の一部を”岩棚の上に横たわる”未開社会の陰の状態から揺り起こし、”断崖”をよじ登る文明の陽の状態に入らしめた積極的要因は、その移行を行った人間が備えているある特別な資質か、移行が行われたその環境において認められるある特別な特徴か、この二つの要素の相互作用か、以上三つのうちのひとつに求めるべきことは明らかであるように思われる。100
・文明の発生を、ある一つの、もしくは幾つかの特定の人種の長所に帰せしめることが出来るか?101
・(文明発生の契機を「挑戦-応戦」と捉えた上で)わが西欧文明の侵入は、熱帯アフリカの未開の住民の前に現れつつある挑戦ではないか。この挑戦はやっと最近始まったばかりであって、未だいまのところ挑戦を受けている社会のどれかが結局行うであろうと思われる応戦を予測することは出来ない。ただわれわれの言いうることは、先祖がひとつの挑戦に応じることが出来なかったからといって、必ずしもその子孫が彼らの番が廻ってきたときに、別な挑戦に応じえないとは限らないということである。135(西洋文明自身にとっては、エネルギーの過剰消費に伴う地球の温暖化、地球環境の悪化や資源-土地や水資源を含む-の枯渇、肥大化した金融市場の自己崩壊などは、西洋文明に対する挑戦と捉えるなら、この挑戦に対して如何に応戦していくか、二酸化炭素の排出量の削減努力などは応戦の一形態には違いないが、それはわれわれの文明を新たな段階に引き上げうるのか?それともわれわれの生活原理とは全く別の次元に立っている現在の未開の住民が、彼らをも巻き込むこの挑戦に応戦して、われわれの文明とは質的に異なる新たな文明を築く可能性はないのか?という視点もありうることを示唆している。)
- 1 users
タグ 医学 カテゴリ:Web Web 更新日:2009年11月14日 21時30分12秒 2009/11/14
読了:  2009年11月14日
◆糖尿病罹患率の高いことで知られるアリゾナ州ピマ族インディアン2千人を対象にした疫学研究の結果
・健常者に比較して、糖尿病患者の歯周病の発症リスクは2~3倍に達する
・歯周病の重さ(歯周ポケットの障害度)に応じて血糖コントロールは悪くなりやすい
・糖尿病と歯周病の併発者は、心臓病・腎臓病の発症リスクが高く、それだけ死亡率を高める可能性がある
・糖尿病によって歯周病に罹りやすくなるのか、あるいはその逆か?これについての明確なエビデンスはないが、炎症性のサイトカインが関与しているのは確かだ。
古代朝鮮 (NHKブックス 172)
井上 秀雄 / NHK出版 (1972-11) / - 4 users
購入:  2009年11月06日 907円 所有
読中: 
朝鮮の呼称、高麗時代に、すでに「古朝鮮」の名称は使われており、当時は、衛氏朝鮮や中国植民地の朝鮮に対して、神話・伝説上の檀君朝鮮や箕子朝鮮を指していた。20
朝鮮の初期国家成立についての文献史料は、すべて中国史料に拠る。この史料提供者は漢民族の膨張過程で、周囲の異民族を文化程度の低い未開の種族と見てきた。これら異民族を支配・教化することが、中国支配者の任務であるとの立場で記述されている。また、漢民族の支配領域の拡大に伴って、東方の諸民族の実態が時代と共に拡大していく。現存の史料から言えば、朝鮮半島の事情が明らかにされたのは前二世紀以降である。27
衛氏朝鮮、中国の戦国時代後半から、燕を中心とする北部中国と朝鮮諸族の交易が開かれ、前195年燕国が漢と対立して滅亡すると、燕人満が土着勢力やそれ以前に渡来した中国人を結集して、西北朝鮮に衛氏朝鮮を建設した。33(陳舜臣「中国の歴史」第4巻、『史記』「朝鮮列伝」によれば、漢初、燕王が匈奴に亡命したとき、燕人衛満が徒党千余名を引き連れてバイ水(サンズイに貝)を渡り、住民のいなかった朝鮮に入り込み、燕や斉の亡命者を部下にして王になった。都の王険は現在のピョンヤン、バイ水は鴨緑江との説が有力。衛満は、遼東郡太守と協議して、朝鮮は漢の外臣とあり辺境で掠奪を働かず、諸蕃夷の首長が漢に赴いて天子に謁見を求めるときには妨害しないこと、などを取り決めた。匈奴が強勢の時は朝鮮は漢の圧迫を受けずに済んだけれど、匈奴の力が後退すると、次第に漢の干渉を受けるようになった。175)

・後漢時代は朝鮮半島の支配には殆ど関心が払われず、楽浪郡の組織も在地の豪族を主体にしたもので、実質的な中国の郡県支配は遼東郡に移った。遼東郡の支配の実態は朝貢による服属異民族利益と武力討伐を組み合わせたものである。二世紀になると高句麗・扶余を中心に経済的基盤を拡充するため遼東郡への進出を目指し、両者の対立が激しくなった。39-40
- 1 users
タグ 経済 金融 カテゴリ:Web Web 更新日:2009年11月11日 23時23分33秒 2009/11/11
読了:  2009年11月11日
・成長確保のために実施した政策が奏功し、中国経済は内需主導で回復傾向を強めている半面、景気対策の推進に伴う過熱懸念が指摘され、政府はその是正を求められるようになった。
・景気対策重視型の経済運営が続く場合の懸念材料
1.財政悪化に伴う景気対策の遅れである。政府は2009年の国家財政赤字(中央+地方)が9,500億元と、過去最大規模に達す
るとの見通しを示している。地方政府の資金不足が投資プロジェクトの執行を妨げる可能性も指摘されている。しかしながら、国家財政赤字は対GDP比3%以内にとどまるとも、政府は見積もっており、その通りであれば、景気刺激策の執行に支障をきたすおそれは小さいであろう。
2.、不良債権が急増するリスクである。中国銀行業監督管理委員会によると、商業銀行の不良債権総額は5,181億元、不良債権比率は1.77%と、いずれも改善傾向が続いている(6月末時点)。そのため、現時点では、不良債権の増大に伴う金融機関の経営圧迫から、融資の圧縮、企業の資金繰り悪化という悪循環が生じるおそれは小さいとみられる。
3.民間投資の回復の遅れである。
Sleeper Spy
William Safire / Random House (1995-08-22) / 2,897円1 users
購入:   2,897円 所有
読中: 
- 1 users
タグ 医学 カテゴリ:Web Web 更新日:2009年11月11日 21時01分08秒 2009/11/11
読了:  2009年11月11日
◆日本病院薬剤師会関東ブロック第39回学術大会での講演/横浜市立大学寺内康夫、09/08/30
・糖尿病に関する大規模研究一覧及び注目ポイント(1993-2009)
基本的内容は「動脈硬化症を見据えた新しい二型糖尿病の治療戦略」と同じ。のみならず、一部、補足説明になっている。
- 1 users
タグ 経済 カテゴリ:Web Web 更新日:2009年11月11日 20時42分54秒 2009/11/11
読了:  2009年11月11日
・11/3、4のFOMCの概要、コピー参照
- 1 users
タグ 経済 カテゴリ:Web Web 更新日:2009年11月11日 19時40分15秒 2009/11/11
読了:  2009年11月11日
・09/10月、米国雇用統計、コピー参照
・今リセッション局面での雇用数の減少累計は730.4万人に達し、第二次世界大戦以降では最悪を記録。
・四半期別・月次別雇用動向(失業率、時間当たり賃金、労働投入量、非農業部門雇用者数)
朝鮮史 (講談社現代新書 460 新書東洋史 10)
梶村 秀樹 / 講談社 (1977-10) / 756円18 users
購入:  2009年11月03日 735円 所有
読了:  2009年11月08日
アマゾン・サイトに四件のレビューが載っているが、内三件は「偏りすぎ」「公平性に欠ける」などの評価だ。しかし、我々が歴史的事実と見なしているものは、常にある時代の「眼鏡」を通して見ているのであって、その意味での「偏り」は避け難い。梶村氏の「朝鮮史」が偏りすぎとすれば、それは戦前の「史観」に対するアンチテーゼであり、両者相俟って平衡を保っていると云えない事もない。史的批判に今日的観点から「道義的批判」を持ち込む点には違和感を覚えるが、それも時代相の一面と見れば、「公平性に欠ける」と論難するに足らぬ。但し、分析よりも「規定」に走りすぎる点は軽薄の恨みあり。
参考文献:「世界歴史事典」第6巻「朝鮮」&第9巻「李朝」の項(「世界歴史事典」からの引用は青とする)
・日本人は、その世界認識の拡大と共に、「から」「天竺」「もろこし」「南蛮」などの外国一般を指す単語の語彙の中に積み重ねてきたが、その最初に位置する「から」が古代朝鮮南部の加羅諸国の名から来ている..(「から」は「唐」とばかり思い込んでいた、加羅諸国との認識は全くなかった。「日本国語大辞典」には「唐・韓・伽羅」とあり、最初の用例は日本書紀・欽明二年七月の項で伽羅の意味で使われる。後に、転じて広く朝鮮・中国を指し、中世以降は南蛮などの諸外国を指すこともあった、とある。
・朝鮮語は中国語とは全く別のウラル・アルタイ語に属し、トルコ語・モンゴル語・満州語・日本語などと同系統である。19
民族形成過程は言語の中にも反映している。朝鮮語の系統は未だ学説が確定していないが、アルタイ語系とする説が有力に為りつつある。しかし民族混洧によって多くの系統を異にする要素を取り入れたため確定的に為っていない。191
・太古の生活圏は、朝鮮半島だけでなく、中国東北からソ連沿海州にかけての広大な森林地帯に及んでいた。...森林狩猟文化圏は、西隣のモンゴル・トルコ族の草原遊牧文化圏とはっきり異なる特徴を持っていた、21。森林狩猟文化圏の中で、朝鮮族と満州族が分岐していく契機は農業生産の開始と関連しているのではないか。農業に適した自然条件を求めて北方から半島部への波状的な移動が見られる。移動して農業生活に定着していった部分が次第に今日の朝鮮民族を形成し、北方で伝統的生活様式に留まった部分が満州族を形成していった。農耕文化に移行した朝鮮民族の政治的統合は、統一新羅(7世紀)の時代に一応完了する。この頃にはまだ北方には高句麗の系譜を継ぐ渤海が存在した。渤海の遺民は国家滅亡に際して高麗に合流していくのだから、未だ北方に朝鮮民族の先祖が残っていなかったわけではない。従って、朝鮮民族と満州民族の領域が画然と定まったのは、むしろ高麗時代である。23-24
現代の朝鮮は鴨緑江、豆満江以南の全半島を包括するが、これが成立したのは李朝時代で、それ以前は大陸勢力が政治的・文化的に半島北部を支配していたが、南部から興った朝鮮人が大陸の勢力を押しのけて北方に拡大し、終に李朝のとき全半島を支配するようになった。190
・戦前の日本では、紀元前二世紀以降の衛満朝鮮から漢の武帝の楽浪郡など設置に至る漢民族征服統治に、朝鮮の国家形成の起源を求めるのが通説になっていた。これは先験的に朝鮮民族の自律的発展を抹殺せんとする日本帝国主義の統治イデオロギーの影響を強く受けた作為的イメージで、この他律性史観を克服するため、これに先立つ古朝鮮国家のイメージが探求されてきた。31、原朝鮮文化圏全体に君臨する信仰中枢としての王朝のようなものの原初的形態、やがて領域を三分して馬韓・弁韓・辰韓の三韓が自立云々、中国史料の武帝による朝鮮文化圏全域の制圧と楽浪など四郡設置は名目的なもので、「楽浪郡は武帝の頭の中だけにあって、せいぜい遼東に仮設されたに過ぎない云々、33(申采浩の「朝鮮上古史」)(「自律的発展を抹殺」云々については、せいぜい中国史料の無批判的援用との批判はできるにしても、後者は他律性史観「克服」の使命感から派生した単なる希望的憶測史観に過ぎぬと云うべきか
朝鮮半島の人間がまだ石器段階にあった頃、中国では早くも金属文明が成長し、古代王朝が栄えていた。戦国時代になると漢人は東方に進出し、南満州を経て朝鮮西北部に入り込んだ。前三世紀頃彼らはそこに箕子朝鮮国を建て、周りの土民を支配した。前二世紀の初期衛満が箕子朝鮮国を滅ぼして衛氏朝鮮国を建て、中国からの亡人を吸収し土民を征服し、西北朝鮮に強い勢力を固めた。..漢の武帝は、朝鮮を征服し、直轄領に編入、楽浪郡など四郡を設置、更に郡を県に分け、これら郡県支配のために中国の役人を派遣、以来、郡県の消滅するまでの前後約四百年間、朝鮮半島の大部分は中国に直接支配された。195
辺境地帯の自律的発展、中国郡県の根拠地の先進地域(西部・中部)では朝鮮土民の成長は妨げられ、却って辺鄙な北部・南部では中国権力が及ばないため土民の成長が可能であった。北部満鮮国境地帯では狩猟を生業にする高句麗族が台頭、紀元前後には中国の辺境を侵すまでに成長。一方、東南部の海岸や奥地でも韓族の生活は高まり、徐々に抵抗力を養った。四世紀に中国内乱で半島の郡県支配が弱まると、北方からは高句麗族が楽浪郡を攻め倒し、南方では韓族が帯方郡を攻略して、中国官人を半島から一掃した。192
・奴隷制から農奴制へという生産関係の契機を念頭におきつつも、社会構成体についての理論自体を、事実に即して再検討してみる方が現実的かもしれない。(当たり前の、常識的な指摘を敢えてせざるを得ない点に、いかに非現実的な・事実に即さない「社会構成体」議論に耽ってきたかが、間接的に示される)朝鮮史に即していえば、①第二類型の古朝鮮(前記の「信仰中枢の王朝」イメージに対して、より権力的イメージの勝る古代国家的「古朝鮮」、中国史料の衛満王朝に先立って原朝鮮文化圏に属する古朝鮮王朝があったはずだとの想定に立つ、33頁参照)から三国初期、②統一新羅から高麗、③李朝、という三段階が区別される。①が比較的奴隷制の強い段階、③が農奴制が優勢な段階、②はその中間的ななにものか、39-40
・612年煬帝の侵略軍は水陸あわせて300万という空前の規模云々、36(113万というのが定説だが、どういう間違いなのか、単なる誤植?
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タグ 医学 カテゴリ:Web Web 更新日:2009年11月04日 22時37分23秒 2009/11/04
読了:  2009年11月04日
◆第50回日本神経学会総会のセミナーでの講演レポートの要点/昭和大学平野勉、09/05/20(橙色は私の補足説明)
・久山町研究では、非糖尿病患者に比べ糖尿病患者では脳血管障害および虚血性心疾患の発生率がいずれも約3倍高いことが報告されている。
・日本人2型糖尿病を対象としたJDCS(Japan Diabetes
Complications Study)の7年次中間解析結果によると、脳血管障害の発生率は7.4人/1,000人・年、虚血性心疾患は8.0人/1,000人・年と、近年では虚血性心疾患の合併が増加傾向にあることも示されている。
・近年、厳格な血糖コントロールが糖尿病合併症の発症と進展の抑制に有効であることを示す大規模臨床試験の成績が相次いで報告されている。
・日本人2型糖尿病を対象としたKumamoto Studyでは、いずれもインスリン強化療法により厳格な血糖コントロールを行った群(HbA1c 約7%)において、従来療法群(HbA1c 約9%)と比較して細小血管障害の発症と進展の有意な抑制が確認された。
大血管障害の発症と進展阻止に関しては、UKPDS試験終了後の追跡調査UKPDS 80で明らかにされた。試験終了後、強化療法群と従来療法群の平均HbA1c値は1年程で同程度となったにもかかわらず、追跡期間中央値8.5年において心筋梗塞の発症が15%、全死亡が13%有意に抑制されていた。
・(一方)2008年に発表されたACCORD(Action to Control Cardiovascular Risk in Diabetes)試験の成績では、強化療法群で心血管イベントの有意な抑制効果はみられず、全死亡については増加するという結果が示された。
・(その結果、厳格な血糖コントロールによる「強化療法」に否定的な見解もあるが)平野氏は、強化療法群で重篤な低血糖が高頻度に認められ(16.2% vs. 5.1%)、10kg以上の体重増加を認めた症例が全体の27.8%にのぼっていた点に着目し、(強化療法そのものではなく)これらが心血管突然死の増加や死亡率の増加に関連する可能性があると考察した。
・インスリン抵抗性状態では代償性の高インスリン血症が生じ、これを介して高トリグリセライド(TG)血症や高血圧が促進され、また一方では動脈硬化を直接的に促進して動脈硬化症の発症につながると考えられている。
・高インスリン血症を介したこのメカニズムから、インスリン注射による血中インスリン濃度の増加が動脈硬化を促進するのではないかという誤解がある。
・平野氏は、(動物実験の結果を示し)インスリンが動脈硬化を促進する根拠は乏しいと明言した。さらに、2型糖尿病患者において強化インスリン療法によりTG、LDLコレステロール、アポBの有意な減少が認められること、2型糖尿病患者における血圧日内変動のリズムの乱れが強化インスリン療法により正常化されることなどを示し、2型糖尿病治療におけるインスリンの意義をあらためて強調した。
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タグ 金融 市場 経済 カテゴリ:Web Web 更新日:2009年11月03日 09時07分26秒 2009/11/03
読了:  2009年11月03日
・米国と敵対する国は、ドル以外の通貨を使い始めています。ベネズエラはユーロを使い始めているし、イランは日本円を使っている。米国の友好国も心配し始めています。
・もし米国が今日海に沈んだとしたら、それ(解決策)はユーロなんでしょう。というのは、代わりとなる通貨がユーロ以外にないからです。今から20年後であれば、人民元かもしれません。
・現時点では馬鹿げた考えですよ。人民元は小さな通貨で、兌換性もありませんから。しかし、今後20年内にこの問題を解決し得るような、大規模な経済と人口、そして十分な外貨準備を持った国の通貨は、人民元しか考えられません
・これだけ多くの不均衡が存在しているので、私は今後1~2年内に、通貨危機、あるいは半ば危機のような「セミ危機」が起きると思っています。
次の危機は恐らく・・・どこで起きても不思議じゃない。ウクライナなのか、アルゼンチンなのか、私には分かりません。もしかしたら今回は、英国で起きるのかもしれないし、米国かもしれない。
シルクロード糸綢之路 第5巻 天山南路の旅
陳 舜臣 , NHK取材班 / NHK出版 (1981-01) / 2,484円5 users
購入:   2,415円 所有
読了:  2009年11月02日
・高昌国、漢族王朝だが背後の柔然、高車など遊牧民のカイライ国家(松田「アジアの歴史」には、漢代にターリム盆地や東部天山地区に武力進出し、屯田兵の駐在や移民の投入・流入策が盛んに進められ、その末裔が天山山脈の東部南麓に根を下ろし、やがてトルファン地区に高昌国という植民国家を出現させた。とある。500年頃~640年頃。139)(漢族の植民国家と見るか、遊牧民のカイライ国家と見るか、いずれ強国の狭間に生息する弱小国家の生き様を象徴している。)
・高昌国と玄奘、38-45
・玉門間から伊呉・高昌を通過する伊呉の道に対して、敦煌・楼蘭を通過する旧道を復活する問題をめぐって周辺国と争い(49頁地図参照)、やがて唐の問責を受けるが、これを無視。唐は高昌を攻め、唐の一州として西州と名づけ、西域計略の安西都護府を交河域に設置した。45-62
・唐の全盛時代は安史の乱で終わり、その後、天山南路は吐蕃、ついでウィグル族の勢力下に入った。ウィグル族が、この地域の支配者になったのは九世紀半ば、キルギス族に追われ、大挙して移動してきた。その結果、民族も宗教も変わった。イラン系からトルコ系に、仏教からイスラム教に。71-77

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