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竹田 和平
/ サンマーク出版
(2009-05-15) /
1,470円
/ ISBN:9784763199218
お金は幸せの絶対条件ではない-そういう思いがあったからこそ、私のもとにお金が集まってきたのかもしれません。(P10) ものごとがうまくいかないときや思うようにならないとき、私たちはいつもと変わったこと、違ったことをしたがるものです。ときには、ふだんやったこともない「すごいこと」をやってやろうと力んだりもする。 変わったこと、すごいことをしないと、この苦しい局面を打開できない。そう思い込んで、つい答えや解決法を遠いところ、高いところに設定したがるのです。 しかし、それはたいていの場合、逆効果に終わります。むずかしい問題をむずかしく解こうとすると、事態はもっとこんがらがってしまうからです。 では、どうしたらいいのでしょう。むずかしい問題はやさしく解くことです。大きな問題ほど小さなところ、近いところから解決していくのです。(P14) 人は嬉しいことや喜びのためなら、方っておいてもお金を払うものです。 商売でいえば、買う方は喜ばせてくれるモノや人にお金を払い、売る方はお客さんを喜ばせてお金をもらう。喜びや満足に金銭的な価値が生まれるのです。喜びの交換に経済価値があり、喜びのやり取りがすなわち経済なのです(P96) シェアを独占して、ライバル企業を駆逐してしまったら、自分の姿まで見失ってしまう。競争相手がいなくなったら、自分が何者であるのかが分からなくなってしまう。(P101)
稲盛 和夫
/ サンマーク出版
(2004-07) /
1,785円
/ ISBN:9784763195432
すなわち、嘘をついてはいけない、人に迷惑をかけてはいけない、正直であれ、欲張ってはならない、自分のことばかりを考えてはならないなど、だれもが子どものころ、親や先生から教わった(そして大人になるにつれて忘れてしまう)単純な規範を、そのまま経営の指針に据え、守るべき判断基準としたのです。 経営について無知だったということもありますが、一般に広く浸透しているモラルや道徳に反することをして、うまくいくことなど一つもあるはずがないという、これまた単純な確信があったからです。 それは、とてもシンプルな基準でしたが、それゆえ筋の通った原理であり、それに沿って経営をしていくことで迷いなく正しい道を歩むことができ、事業を成功へと導くことができたのです。(P19) グローバル化が進み、島国ニッポンも国際社会の中で生きていかなくてはなりません。 仕事だけでなく、日常生活においても、外国人とつきあい、ときには「渡り合わなくてはならない」場面も出てくるかもしれない。しかし、そういうときでもへつらったり、おもねる必要はありません。 むしろ、道理に照らして正当であると思ったことは堂々と主張したほうがよい。そうすれば、もともとロジカルな文化をもつ欧米の人たちは、その正当性を十二分に理解、尊重してくれるはずです。 判断の基準はつねに、自分の胸に手を当てて、「人間として正しいかどうか」におくべきなのです。なぜなら、それは国境を超えた普遍性を有するため、多少の文化的な衝突はあっても、根っこのところでは、かならず彼らも理解してくれるからです。(P123) かつての日本人は、もう少し、遠回りだけれども「大きなものの考え方」をしていたものです。わが敬愛する西郷隆盛も、「徳高き者には高き位を、功績多き者には報奨を」と述べています。つまり功績にはお金で報いればいい、人格の高潔な者こそ高い地位に据えよといっているのです。百年以上も前の言ですが少しも古びていない、今日にも十分通用する普遍的な考え方といえます。 (P131) 地道な精進なくして、名人の域に達した人はいません。私たちが自分の仕事を心から好きになり、だれにも負けない努力を払い、精魂込めてその仕事に取り組む。それを通じて-ただそのことだけを通じて-私たちは生きることの意味や価値を学び、心を磨き、人格を練り上げて、人生の真理を体得することができるのです。(P165) |
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