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デザインセンスを身につける (ソフトバンク新書)
ウジ トモコ / SBクリエイティブ (2011-09-16) / 821円340 users
購入:  2012年06月05日 798円 ウィッシュ ウィッシュ
読了:  2012年06月05日 星4つ
デザインセンスが大事でこれからも重要なスキルになると感じている。自分の中のデザインのスキルを少しでも伸ばしたくて購入通読。
読んでみると、日常利用するツイッターなどのSNS、何かを表現するためのプレゼンの作成時、会社としての戦略構築の際、これからの生き方など多くのシーンで使うべきデザインというスキルを紹介してくれている。それぞれのシーンで利用するべき実践にそった考え方を提示してくれているのは非常に面白いです。特に面白かったのは三種の神器の切り口です。鏡、武器、玉をそれぞれ、記号化されるべきアイコン、自身を表現するための武器、理由という由来や生い立ちなどに定義して、自分という、自社というブランドを構築するときにそれぞれの角度から十分に際立っているかを考えることがデザインの始まりだと定義してくれているのが面白かったです。またこれからの時代、人は見た目で判断するよりも先にSNSで出会うシーンが多くなり、そのSNSの中で自分のアイコンが記号化されていることが第一印象としては大事な要素になるとの指摘も面白かったです。
自分のデザインセンスに疑問がある、なにか足りないものがあると感じている人は通読して、本書の中に散りばめられているメソッドを使うことで満たされることがあるかもしれません。
学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)
福澤 諭吉 / 筑摩書房 (2009-02-09) / 886円825 users
購入:  2012年06月05日 798円 所有
読了:  2012年06月12日 星5つ
学生時代に読むべき本だと思いますが、チャンスに恵まれていなかったので、このままではもったいない気がし手に取りました。
通読してみると、「130年前も同じ事で悩んでる」「当時の明治政府が目指していたもの」の二点が非常に面白く読めました。明治政府は江戸、幕末から新時代の移行に伴い、西欧強国に負けじと無理やり日本の文化レベル、学問レベルを底上げし、それに対して当時の学問を修める立場の人たちが戸惑いながらも、それに満足せず政府の意図を感じ、あるべき国民と政府の関係を目指していた感じが非常受け取れます。この関係は、組織とその構成員、会社と会社員に置き換えた時に現在も組織としての役割と個人としての役割を考えるいい視点になると思う。
また、人生設計、判断力、人望など現在のビジネス書でもテーマになり続けるものが、この時代の書籍で扱われているのも非常に面白い。何年経てば答えに人間は辿り着けるのかと考えてしまう。特に人望のところの獲得する原因は「活発な知性」「正直なこころと徳」と指摘してくれているのはストレートに自分の心に刺さった気がします。
正直なところ読む前はあの時代と今では求めている価値観が異なり、大して得るものはないかと考えていましたが、読んでみると今現在生きている自分に対して有用な文脈を幾つも発見することができました。日本人なら一度は通読しておく価値のある書籍に当たると思います。
宇宙に外側はあるか (光文社新書)
松原 隆彦 / 光文社 (2012-02-17) / 842円131 users
購入:  2012年04月24日 819円 所有
読了:  2012年06月07日 星4つ
宇宙のあり方についての思考は面白い。今見えている、理解できている宇宙の範囲、まだ分からない宇宙というものを感じたくて購入通読。
読んでみると、今現在わかっている宇宙の始まり、これから可能性のある宇宙の終わり方、宇宙を支配する法則、生成物質について記載してくれている。といっても、現状での人間の観測、あるいは知り得る限界ギリギリの話が積み重なれているので、半年後、3年後後には異なる解釈で説明されているかもしれないことが多々書かれていると思います。面白かったのは、時間とは観測できる事象が繰り返されることで初めて存在する。それは人間が観測するため当然何らかの物質が関与しているが、物質自体も量子論という不安定な理論に支配されている。なにかを測れることでしか人間は知りえないということを改めて感じる。ということは知りえない世界にはなにが広がっているのか、事象の向こう側には何が広がっているのか、考えれば考えるほど人間でわかることの限界を感じたりします。我々のしっている事柄が本当に大きな法則の一部で、人間の知力・能力の限界、そこに挑むことで少しづつ見えてくる万物の法則の存在を感じることができる書籍になっていると思います。
宇宙論から、物理の本当の法則、時間の存在意義、知らないことを認めることで感じることの出来るルールを考えるには良い書籍になっていると思います。
武器としての決断思考 (星海社新書)
瀧本 哲史 / 講談社 (2011-09-22) / 886円1491 users
タグ 思考法 新書 カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 教育学 登録日:2012年04月05日 06時22分01秒 2012/04/05
購入:  2012年04月05日 861円 所有
読了:  2012年04月28日 星4つ
自分の行動で、あの時なぜ決断できなかったのかと振り返ることがある。最適な決断をできていないからだと思う。最適な決断を下すための技術を学びたくて購入通読。
読んでみると、ディベートを用いて、自分の意見を精査し、精査した結果を用いて最適な決断を導くための手順を説明してくれている。ディベートの前の情報収集、準備の重要性、ディベートするべきテーマの選択の仕方、賛成側、反対側の思考の構築の仕方、構築された思考に対する反論の仕方など手順を追って解説してくれている。賛成側、反対側意見で必要な議論構築のパターン、それに対する反論の構築の仕方など具体的な実例を含めた解説をしてくれているので非常に有用なフレームワークになると思う。分散しがちな会議に目的を見失わずに結果を求めるときに有用な手順だと感じる。また、議論で精査された内容の評価の仕方も記載してくれているが、最後には自分の主観で判断する必要があると提示してくれているのも面白い
自分の導き出した結論や、会議や議論で結果がなんかずれているという違和感を感じるひとには本書でなにが欠けているのか見つけることができると思います。
ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎 (幻冬舎新書)
田沼 靖一 / 幻冬舎 (2010-07) / 778円160 users
購入:  2010年08月26日 756円 所有
読了:  2012年06月14日 星4つ
生物が生きていく上での様々な戦略は面白い。「性」で多様性を求めたり「群」で耐久性を高めたり・・他にも生物がとっている戦略を学びたくて購入通読。
読んでいると、生き残るための手段としての「死」がどのように生物の中に散りばめられているのかを解説してくれている。アポトーシスという細胞の死が生物にとって与える影響や、非再生細胞にとっての計画された死が何を意味するのか、病気と戦うためにアポトーシスがどのような役割果たしているのか、進化、多様性を導くためのキーとしてのアポトーシスなど、生物を考える上で避けて通れない計画された死というものを説明してくれている。非常に面白く読めました。またゲノム創薬という技術が既存の創薬とどう違うのか、どう可能性があるのかも説明してくれている。コンピュータのシュミレーションのちからを用いて新たに薬を作成するという手法を用いることで確率論からの脱却は人間の新たな可能性を伝えてくれている。また、現在の人間社会に蔓延している各種の病気についてもアポトーシスの角度から分析してくれていて、その病の本質を伝えてくれている感がある。計画された死が進化にとって必須なこと、生体を維持するために必須なことなど面白く学べることが多々記載されていました。
生命だけにとらわれず、群体として生きる組織からされたシステムで計画された終焉は必要になるはずだと感じる

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