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カテゴリ 読書 購入 所有 お気に入り 1 - 50件目 / 300件 日付
デザインセンスを身につける (SB新書)
ウジ トモコ / SBクリエイティブ (2011-09-16) / 821円340 users
購入:  2012年06月05日 798円 ウィッシュ ウィッシュ
読了:  2012年06月05日 星4つ
デザインセンスが大事でこれからも重要なスキルになると感じている。自分の中のデザインのスキルを少しでも伸ばしたくて購入通読。
読んでみると、日常利用するツイッターなどのSNS、何かを表現するためのプレゼンの作成時、会社としての戦略構築の際、これからの生き方など多くのシーンで使うべきデザインというスキルを紹介してくれている。それぞれのシーンで利用するべき実践にそった考え方を提示してくれているのは非常に面白いです。特に面白かったのは三種の神器の切り口です。鏡、武器、玉をそれぞれ、記号化されるべきアイコン、自身を表現するための武器、理由という由来や生い立ちなどに定義して、自分という、自社というブランドを構築するときにそれぞれの角度から十分に際立っているかを考えることがデザインの始まりだと定義してくれているのが面白かったです。またこれからの時代、人は見た目で判断するよりも先にSNSで出会うシーンが多くなり、そのSNSの中で自分のアイコンが記号化されていることが第一印象としては大事な要素になるとの指摘も面白かったです。
自分のデザインセンスに疑問がある、なにか足りないものがあると感じている人は通読して、本書の中に散りばめられているメソッドを使うことで満たされることがあるかもしれません。
学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)
福澤 諭吉 / 筑摩書房 (2009-02-09) / 886円830 users
購入:  2012年06月05日 798円 所有
読了:  2012年06月12日 星5つ
学生時代に読むべき本だと思いますが、チャンスに恵まれていなかったので、このままではもったいない気がし手に取りました。
通読してみると、「130年前も同じ事で悩んでる」「当時の明治政府が目指していたもの」の二点が非常に面白く読めました。明治政府は江戸、幕末から新時代の移行に伴い、西欧強国に負けじと無理やり日本の文化レベル、学問レベルを底上げし、それに対して当時の学問を修める立場の人たちが戸惑いながらも、それに満足せず政府の意図を感じ、あるべき国民と政府の関係を目指していた感じが非常受け取れます。この関係は、組織とその構成員、会社と会社員に置き換えた時に現在も組織としての役割と個人としての役割を考えるいい視点になると思う。
また、人生設計、判断力、人望など現在のビジネス書でもテーマになり続けるものが、この時代の書籍で扱われているのも非常に面白い。何年経てば答えに人間は辿り着けるのかと考えてしまう。特に人望のところの獲得する原因は「活発な知性」「正直なこころと徳」と指摘してくれているのはストレートに自分の心に刺さった気がします。
正直なところ読む前はあの時代と今では求めている価値観が異なり、大して得るものはないかと考えていましたが、読んでみると今現在生きている自分に対して有用な文脈を幾つも発見することができました。日本人なら一度は通読しておく価値のある書籍に当たると思います。
アメリカ型成功者の物語―ゴールドラッシュとシリコンバレー (新潮文庫)
野口 悠紀雄 / 新潮社 (2009-04-25) / 679円65 users
購入:  2012年05月27日 660円 ウィッシュ ウィッシュ
読了:  2012年05月27日 星5つ
今のWeb業界・IT業界を見るとアメリカの企業発信のサービス、システム、イノベーションが大きな価値を提供してる。びっくりするようなイノベーションはいつもあの国からだ。なぜそうなのかを学ぶことが出来ればと思い購入通読
読んでみると、19世紀のゴールドラッシュというものがどういうものか、ゴールドラッシュで利益を得たものの中の一人スタンフォードがどのように次の世代に対して思いを伝えたのか、その土壌を受け取った次の世代のものが、現在のITの革新をどのように構築してきたのかを記載してくれている。面白かったのはシリコンバレーという環境があるから、革新的な技術、ビジネスモデルが生まれてきているということ。本当に必要なことは、リスクを受け止めた上で挑戦することに寛容な土壌でその気持ちをゴールドラッシュから脈々と育て続けた文化、環境だということ。日本との比較で、うわっつらだけの産官学共同などとの動きでは、本当にリスクを許容して挑戦することで発現するイノベーションを導くことことが難しいのではないかと提言してくれている。確かに実力よりも協調でいままでの日本はよかったのかもしれないが、筆者が述べているリスクを許容出来る社会、共存よりも競争を行うことで生まれるイノベーションこそが、これからの世界では競争力のあるビジネスモデルの根源になるのではないかと感じる。
今の日本で企業間をフリーで渡り歩くよう技術者が大半をしめるような日本の社会は想像できないが、そのような形で技術者と協業しないと、今の流れの早い技術や最適が変化し続けるビジネスモデルを求め続けることは難しいのかも知れない。
アメリカの大きなIT企業がどのように生まれたのかをひと通り説明してくれていて、また、過去にどのような企業の栄枯盛衰があったのか、そこから何を学べるのかも記載してくれている。IT業界の未来、今後の世界のニーズを考える上でのいい情報源になり、日本の企業がなぜアメリカの企業のように新しい大きな企業が生まれにくいかの原因を考えるの最適な書籍になっていると思います。
朝日新聞記者のネット情報活用術 (朝日新書)
平 和博 / 朝日新聞出版 (2012-03-13) / - 107 users
購入:  2012年05月14日 819円 所有
読了:  2012年05月23日 星3つ
ネット環境の進化によって、知るべき情報、知らなくていい情報の精査や、新たな守るべくルールの誕生などで扱うのは難しくなっている気がします。そのような情報の海をうまく泳ぎきる手法を学びたくて購入通読
通読してみると、記者としての著者がどのようにネットと向き合い、どのように情報の海を泳いできたのか、利用する際のコツ、ルールなどを記載してくれている。それぞれのネットの利用シーンを「収集」「保存」「確認」「編集」「発信共有」「安全」の角度からどのようなツール、どのようなことを意識して利用するべきかなどを説明してくれており、非常に面白かったです。個人としてのネットの利用の仕方にとどまらず、組織の一員として匿名のネット環境にどのように接するべきかも提示してくれているのは面白かったです。また、メディアを生態系とみなして、これから先にも多々な進化を感じて楽しみながら参加していくべきだとの提案も非常に魅力的な提案だと感じる。自分が楽しめているか、これからどのように楽しんでいくべきかを考えずにはいられませんでした。
ネットについての存在価値、あるべき姿、守るべきルールなどを浅く広くわかりやすく伝えてくれている気がします。現状ネットの利用頻度はそこまで多くはないが、今後利用していきたいと考えている人にはいい指針になると思います。
エネルギー進化論―「第4の革命」が日本を変える (ちくま新書)
飯田 哲也 / 筑摩書房 (2011-12-01) / 842円62 users
購入:  2012年05月14日 819円 所有
読了:  2012年05月29日 星4つ
これから求められるエネルギーは効率だけでなく、持続性などを含めた総合的な価値が必要になる。自然エネルギーというものの役割、これからの可能性を学びたくて購入通読
読んでみると政府の掲げていた「原子立国」がどれだけ世界のスタンダードが離れているのか、「自然エネルギー」は夢のシステムではなく、すでに実用されており今なお成長を続ける一つの産業であり、これからの世界に豊かさを導く根源になり得るということが書かれている。面白かったのは日本がどのような過程をえて、太陽光発電システムの優等生から、後進国に落ちてしまったのかは面白かった。そこには政府の判断ミスや縦割り行政に伴い中央集権的な利益支配を続けたい大組織の影が見えてくる。ただ、3.11の現実の前には原子力立国という方針は改めなくてはならない現実が目の前にあり、地方発信の自給可能な経済を導くのではなないかという筆者の意見も非常に示唆に飛んでいると思います。
自然エネルギーとは絵空事、まだまだ遠い世界だと感じていた自分と決別することができました。今の自然エネルギー事情、これからの世界のエネルギー事情などを感じることができる書籍だと思います。
人間的
外山滋比古 / 芸術新聞社 (2012-04-12) / 1,404円4 users
購入:  2012年05月14日 1,365円 所有
読了:  2012年06月01日 星3つ
外山さんの著作はいつも自分の心のなかのかけていた部分を埋めてくれる気がする。本書でもそういう期待をして購入通読。
通読してみると、人間が何気なく生きているシーンに大して原因を掘り下げていき、最適な選択肢を考えるための下準備をしてくれているような書籍になっていると思う。忘却天才という言葉で、人間にとって本当に価値のある能力は忘却であり、その能力を使いこなしてこそ、コンピューターに勝てると提案してくれていたり、完璧であることで人間は成長できなくなるといってくれていたり、いつも自分の心に刺さる指摘をしてくれている。特に面白かったの言葉というものの曖昧さを指摘した上で数というものの明確さを提示した上で、数字の一人歩きのリスクを懸念してくれているのは面白い。この言葉の曖昧さという遊び部分が人間の可能性を示しているかのかも知れない。
自分の考えが凝り固まり、柔軟性、多角性が足りないと思った時に是非読みたい本だと感じました。
人の心はどこまでわかるか (講談社+α新書)
河合 隼雄 / 講談社 (2000-03-01) / 799円77 users
購入:  2012年04月26日 777円 所有
読了:  2012年04月26日 星4つ
人の心、考えを読むのが苦手だ。特に自分の価値観と大きくずれる返答を受けると、思考が止まる時がある。人の考えを少しでも学びたくて購入通読
読んでみると心理学という切り口で人間が今まで「心」というものにどのように向かい合い、どのように解釈してきたのかが非常によくわかる書籍になっている。多神教(森羅万乗の考え)が日本人にどのように影響を与えたか、自我と無意識の領域に対する考え方が欧米人、日本人でどのようにことなるのか、ライフワークバランスの必要性、環境から必然に生まれた日本人のコジン主義など面白かったです。中でも面白かったのは自己分析の過程で必要な言語化(シンボル化)の過程の重要性を改めて理解できた。自分の中の形のない物に対して言語化するという行為で問題や事象を認識して、それを客観的に評価できる状態に持っていき、本当の作用を見つけることができるという手法は非常に有用な方法のように感じました。また、これから、あるいは今まで日本という独特の文化が育んだ環境に起因する特別な心理状態についても非常に客観的に分析してくれている。
気持ちのぶれ、自我に起因する感情の流れなどを多く学ぶことができました。冷静に生きているつもりですが、自分にとっては振り返ってみると自我に振り回されているということを改めて知るきっかけになる書籍になりました。
1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books)
山崎 拓巳 / サンクチュアリ出版 (2010-08-23) / 1,512円546 users
購入:  2012年04月24日 1,470円 所有
読了:  2012年05月19日 星4つ
一人でものを考えるときに、なかなか満足する結果を出せずに、自分のなかで消化不良の結論を持った状態で行為に及んでいることが多々あるきがする・・・納得できる考えをまとめるメソッドがないかと思い購入通読。
通読してみると、「ひとり会議」というキーワードで、考えるべきことの整理方法、実践しやすいTodoへの落とし込み、自分の目指すべき像としてのミッションの組み立て方、問題に対する解決方法の思考法など、多岐にわたって実践的な考えてかを提示してくれている。特に面白かったのは変わることを拒否する本能を抑えるために自分らしさを書き換えるという提案でした。逆らうのではなく根本のちゃぶ台を返された気がしました。また、時間マネージャーの提案も後回しにするという甘い誘惑を断ち切るのにいい方法だと思いました。
なんだか、思った通りの行動がとれていない、考えても結論がでないときなど、「ひとり会議」をすることで次に行うべきものが見えてくるかもしれません。
ざっくりわかる宇宙論 (ちくま新書)
竹内 薫 / 筑摩書房 (2012-03) / 778円63 users
購入:  2012年04月24日 756円 所有
読了:  2012年05月08日 星4つ
宇宙論はいつよんでも面白い。見えているが、見えてない、近くにあるけど遠くにある。宇宙はそんなものだと思っている。
通読してみると、現在までの宇宙論の経歴が紹介されている。まだまだ進化中で求めるべき解は果てしなく遠くにある気がする。10年後に本書を読んだとしたら、一笑にふせてしまうかもしれない。ただそれは本書のせいでなく宇宙学の宿命な気がする。そのはかなさが宇宙学の面白さの根源なのかもしれない。特に面白かったのは時間の性質について述べていたこの文章だ。「繰り返される現象がない限り時間は測れない」時間の意味というものを考えさせられるが、考えてみると考えてはいけないと脳がささやいている気がする。
過去の宇宙論、今の宇宙論、最新の宇宙論を学ぶには最適な書籍だと思うし、未来の宇宙論への入り口になるような書籍だと思う。
宇宙に外側はあるか (光文社新書)
松原 隆彦 / 光文社 (2012-02-17) / 842円132 users
購入:  2012年04月24日 819円 所有
読了:  2012年06月07日 星4つ
宇宙のあり方についての思考は面白い。今見えている、理解できている宇宙の範囲、まだ分からない宇宙というものを感じたくて購入通読。
読んでみると、今現在わかっている宇宙の始まり、これから可能性のある宇宙の終わり方、宇宙を支配する法則、生成物質について記載してくれている。といっても、現状での人間の観測、あるいは知り得る限界ギリギリの話が積み重なれているので、半年後、3年後後には異なる解釈で説明されているかもしれないことが多々書かれていると思います。面白かったのは、時間とは観測できる事象が繰り返されることで初めて存在する。それは人間が観測するため当然何らかの物質が関与しているが、物質自体も量子論という不安定な理論に支配されている。なにかを測れることでしか人間は知りえないということを改めて感じる。ということは知りえない世界にはなにが広がっているのか、事象の向こう側には何が広がっているのか、考えれば考えるほど人間でわかることの限界を感じたりします。我々のしっている事柄が本当に大きな法則の一部で、人間の知力・能力の限界、そこに挑むことで少しづつ見えてくる万物の法則の存在を感じることができる書籍になっていると思います。
宇宙論から、物理の本当の法則、時間の存在意義、知らないことを認めることで感じることの出来るルールを考えるには良い書籍になっていると思います。
没落する文明 (集英社新書)
萱野 稔人 , 神里 達博 / 集英社 (2012-02-17) / 778円73 users
購入:  2012年04月24日 756円 所有
読了:  2012年05月13日 星4つ
文明がどこに進んで、今までどのような現象と向き合い解決してきたかを学ぶことでこれからの時代生き抜くヒントが得られるかと思い購入通読
読んでみると、日本人が今まで文明、テクノロジーとどのように向き合い、これからどのように生きていくか、また組織がその時々にどのような役割を果たしていたのか、近代以前の日本人がどのようにその時代の背景を生き抜いてきたのかなど記載されている。文明の意味合い、政府の意味合い、それぞれが日本人にとってどういう役割を果たしかなど興味深く読むことができました。面白かったのはテクノロジーとサイエンスの性質の違い。テクノロジーは言語化されずとも広まりコントロールが難しく拡散し暴走することが多々ある。人が生んだものなのにコントロールできなくなるという性質をもつ。また、最初のテクノロジーの発達は農耕で人に対して勤勉を要求し、自然環境と闘いながら生きていくという人間の性質を生み出したのではないかというのも面白い。経済成長の根本は一人当たりのエネルギーの消費量の拡大に伴うもので、今までは化石エネルギーの利用でそれをカバーしてきたというのも面白い。ただ、現在の経済成長の原動力はエネルギーだけでなく異なる指標も必要になってくるのではないかと思ったり・・・。また、これから日本人が世界で影響力を発揮するには縮小力を用いて今までの経験を共有していくことが大事だというのもの非常になっとくできました。
文明の成長に対して日本人がどのように対応してきたのかを説明してくれていて、これからどうなるのかを考えたくなる書籍になっていると思います。
情報デザイン入門―インターネット時代の表現術 (平凡社新書)
渡辺 保史 / 平凡社 (2001-07) / - 89 users
購入:  2012年04月05日 756円 所有
読了:  2012年04月20日 星5つ
情報の価値を共有するという行為は今後も非常に重要なスキルになると感じている。それを少しでも学びたくて購入通読。
読んでみると、今のデジタルの時代に求められる情報の共有の仕方について再考させられる内容になっていた。情報というのは相手に伝わってこそ価値があり、相手に伝えるために情報とどのように取り組むべきかを提案してくれている。複数の情報を分類する「帽子付け」や、情報群の配置を見直すときに有効な「ナビゲーションシステム」「組織化」「ラべリング」「検索」など非常に有用な考え方を提示してくれていて、表現の仕方として地図的な見せ方の種類、時間軸を加えることでのメリット、視覚に頼らない情報の在り方なども提示してくれている。インターフェイスという側面から見た場合い今ある状態がベストではなく、今後求められる参加型の情報創造、感覚で情報を共有する動きなどのについても紹介してくれている。
日常生活の中で人は多かれ少なかれ、情報の発信者になっている。その時に最適なデザインをとっているかを考え直すきっかけになると思います。
利己的遺伝子から見た人間 愉快な進化論の授業 (PHPサイエンス・ワールド新書)
小林 朋道 / PHP研究所 (2012-03-17) / 18,065円33 users
購入:  2012年04月05日 840円 所有
読了:  2012年04月10日 星3つ
遺伝子についての話は好きだ。人間の性の奥底に眠るものを解明してくれる気がする。そのような感覚を求めて購入通読。
読んでみると、利己的遺伝子についての説明、利己的な遺伝子が生き物の行動にどのような影響を与えているのかを説明し、人間が本能だと考えているものを利己的遺伝子の切り口で説明してくれている。人間が不快に思う行動も遺伝子の本能が導き出した末の感情だというのは面白い。「つば」を吐くという行為も遺伝子的には毒物を体外にはくという習慣の故の感情だという。また、遺伝子の目的に沿った形で満足の一歩手前で深く深く追求していくことが利己的な遺伝子に沿った幸せ追求というのも面白かった。
人間の感情の原因を追及するうえで、今までにない視点をもらった気がする。納得がいかないことに直面した時に答えが見つかりそうにないのなら利己的な遺伝子ならどうだろ・・・と考えてみるのも面白かもしれない。
武器としての決断思考 (星海社新書)
瀧本 哲史 / 講談社 (2011-09-22) / 886円1496 users
購入:  2012年04月05日 861円 所有
読了:  2012年04月28日 星4つ
自分の行動で、あの時なぜ決断できなかったのかと振り返ることがある。最適な決断をできていないからだと思う。最適な決断を下すための技術を学びたくて購入通読。
読んでみると、ディベートを用いて、自分の意見を精査し、精査した結果を用いて最適な決断を導くための手順を説明してくれている。ディベートの前の情報収集、準備の重要性、ディベートするべきテーマの選択の仕方、賛成側、反対側の思考の構築の仕方、構築された思考に対する反論の仕方など手順を追って解説してくれている。賛成側、反対側意見で必要な議論構築のパターン、それに対する反論の構築の仕方など具体的な実例を含めた解説をしてくれているので非常に有用なフレームワークになると思う。分散しがちな会議に目的を見失わずに結果を求めるときに有用な手順だと感じる。また、議論で精査された内容の評価の仕方も記載してくれているが、最後には自分の主観で判断する必要があると提示してくれているのも面白い
自分の導き出した結論や、会議や議論で結果がなんかずれているという違和感を感じるひとには本書でなにが欠けているのか見つけることができると思います。
リーダーは弱みを見せろ GE、グーグル 最強のリーダーシップ (光文社新書)
鈴木 雅則 / 光文社 (2012-03-16) / 799円53 users
購入:  2012年04月05日 777円 所有
読了:  2012年05月12日 星5つ
人を率いることが上手い人、上手くない人がいると思う。自分は残念ながら後者に近いと思う。自分に足りない物を身につけたくて購入通読。
読んでみると、これからの社会でリーダーシップがなぜ必要になるのからをビジネスが組織に求める体制が「ピラミッド」から「フラット」に移行していることをもとに説明してくれている。非常に納得する結論になっている。ではフラットな組織でもとめられる権威に裏付けされない人間的な魅力「リーダーシップ」をどのように身につけるべきかを本書では記載してくれてる。自己分析力、ビジョン構築力、コミュニケーション力を構築することで、リーダーシップは構築でき、それぞれの○○力をどのように身につけるべきか、身につけるためのメソッドまで記載してくれている。上記3つの力を身につけるための非常に実践的な書籍になっていると感じる。
自分が人の上に立ってリーダーシップを発揮するために足りない能力が何か、それを鍛えるためにどうすればいいかを記載してくれているので、社会にでて、2,3年目以降の社会人から、部署を纏める役割を補う立場の人まで有用な書籍になっていると思います。
解決する脳の力  無理難題の解決原理と80の方法 (角川oneテーマ)
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 心理学 登録日:2012年04月05日 06時20分31秒 2012/04/05
購入:  2012年04月05日 760円 所有
読了:  2012年04月06日 星3つ
脳に振り回されていないか、脳のもっている力を自分はだしきっているのかを見つめなおしたくて購入。
脳の仕組みから始まり、どのような性質を持っているか、実社会でその性質がどのような影響を与え、それを回避、調整するには脳のどの機能を抑えるか、あるいは別の本能で上書きするべきかを具体的なシナリオをもとに説明してくれている。面白かったのは脳の本能である「統一・一貫性」の性質が様々な局面で能力を引き出すきっかけにも、正常なはんだを下す妨げにもなっているという話です。また、その本能を抑えるためには他者からの意見、本当のゴールを再考することとの提案も興味深い。また、同時発火を相手と共有することがコミュニケーションの基本になるというのも面白い。あと、ゾーンについて空間だけでなく時間をイメージすることで、脳の回転力が加速されるというのも自分の中で非常に納得できた。
脳の本能に振り回されたり、脳の本能の暴走を抑えるための技術を学ぶいい機会を得られたと思います。
我関わる、ゆえに我あり ―地球システム論と文明 (集英社新書)
松井 孝典 / 集英社 (2012-02-17) / 799円49 users
購入:  2012年04月05日 777円 所有
読了:  2012年04月22日 星5つ
地球システム論という言葉に惹かれて購入通読。
読んでみると圏と表現されている、システムの意味。また人間圏がどのように成り立ち、他のシステム圏とどのように関わりあい、関わることで初めて本当の意味が理解できるということを定義してくれている。また、人間圏がこれから地球圏とともに生きていくために何を考え、どのようなバランスを求めていく必要があるのかも述べてくれている。俯瞰することでシステムの真実が見えるというのも面白い。内部シンボルを利用することで認識し、成長、進化していくということが人間だと考えると俯瞰し、観察することが非常に大事な視点だと感じる。そもそも外界との差異をつくることで進化してきた生物だし。しかし、考えること自体が内部シンボルに頼ることになってしまっているような。科学の視点からも粒子の発散は観察という内部シンボルと符合的にマッチしている気がします。システムが進化するには外部からの汚染と表現される影響が興ることで新たなシステムへ近づけるのかと考えてしまう。色々考えさせられる本です。
宇宙の視点から地球という枠割を考えさせられる本ですが、それだけにとどまらず、人間圏の役割、これから進むべき道も提言してくれていると思います。
P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書)
高田 誠 / 朝日新聞出版 (2011-01) / 3,374円219 users
購入:  2011年02月17日 777円 所有
読了:  2012年05月21日 星3つ
自分の中でビジネススキルとして伸ばしたい項目として、他者と同調するコミュニケーションがある。その能力を伸ばすメソッドを期待して購入通読
読んでみると、ビジネススキルとP&Gとして必須となる3つのスキル「論理的であること」「3つで考えること」「イシュー」を上げて、それがどれだけ大事かを記載してくれている。3つで考えることというアクションはわかっているようで奥が深い。意識していてもいざというときにはなかなか出てこない。そんな時には先に3つを紙など明記することを進めてくれている。この手法は非常に有効だと感じたので今後習慣化したいと考えています。また、消費財のトップメーカーとして、ワールドワイドに活躍し続けるP&Gならではの戦略は非常に面白いし、どのような規模の組織であろうと有用なメッソドが多々記載されている。とにかく目的を共有するという方針も一人ひとりが権力をもつ今の多い組織形態には必要なことだと思う。
非常に面白く読むことができました。個人のメソッドだけでなく、組織として有るべき状態を考えなおすことができたと思います。
「病院」がトヨタを超える日 医療は日本を救う輸出産業になる! (講談社プラスアルファ新書)
北原 茂実 / 講談社 (2011-01-21) / 905円160 users
購入:  2011年02月17日 880円 所有
読了:  2012年04月16日 星4つ
国民皆保険の何が悪いのか、何が正しいのか、医療という業界の現状、これから目指すビジョンを学びたくて購入通読。
読んでみると、本当に価値のある医療サービスというのはどのようなものか、それを実現するために障害になっている差別化、それが影響して異例な業界になってしまっている現状、利益第一主義を回避するための法人化、そのために差別化ができないことなど現状の国内での医療というものがどのような矛盾に陥っているかを解説してくれている。著者が実践しようと目指しているワンコイン診療なども、サービスの在り方として、現在のニーズを満たせれると感じる。また、海外に対して医療サービスを提供していくという考えも非常に魅力的だ。医療の株式会社化にして、サービスの質をアウトカムベースで計測できるようにするような改革が適ったときには医療という産業は今までの形態とは全く違うファクターで動くことになりそうですが、そのような時代へはまだいくつもの壁がありそうな気がします。
面白かったです。可能性のある産業ということを再認識でき、国民皆保険の抱える矛盾点を明確に理解できたと思います。
数学的思考の技術 (ベスト新書)
小島 寛之 / ベストセラーズ (2011-02-08) / 864円385 users
購入:  2011年02月17日 840円 所有
読了:  2012年04月14日 星5つ
論理的に物を考えるのは妙な達成感がある。その感情をより深く感じるための技術を学べないかと思い購入通読。
読んでみると、数学的に、論理的に考えることで個人の問題、経済の問題、人間の感情を表現する物語の性質を説明しようとしている。面白かったのは経済の矛盾を解決するにあたって本当に今の貨幣価値市場がいいのか、それ以外の価値をもつものが存在するのではないかという問題定義を個人での視点にまで落とし込んで説明してくれているのは面白い。また人間個人がもつ、数字では表せれない性質も説明してくれていて、時間という概念の認識が難しいことを再認。頭ではわかっていてもなかなか冷静な判断の根拠にできていないのが人間なんだなと・・・また、行動に時間が伴うことで発生する物語の効力も説明してくれていて面白かったです。
最適解を求めるべきなのにそこにたどり着けない違和感を説明してくれている。非常に面白かった。時間をかけて読み返してみたい書籍にあたります。
仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
佐々木 俊尚 / 光文社 (2009-07-16) / - 2765 users
購入:  2010年12月13日 798円 所有
読了:  2012年05月25日 星4つ
在宅で仕事をするということに対してインフラ的な壁は非常に低くなってきていると感じている。ただし、様々な角度から見た時に組織としてそれがベストな選択肢である状態へは、まだまだ障害があるように感じる。その壁を見直したくて購入通読。
読んでみると、ノマドワーキングと表現される働き方はどのように行うのか、どのような人がその手法の実践が可能なのか、ツールは何を使うのかなどを記載してくれている。まず、前提としてノマドの実践を可能とするのは「フリーランス」であることで、なおかつ自らに対して強い自制心「アテンションコントロール」を持つこと。情報に対しての能力が優れた情報強者であり、最新のツール群を利用可能であるというのが条件と提示してくれている。特に面白かったのは生産性を上げるために必要な能力としての「アテンションコントロール」です。情報強者であるがゆえに誘惑も多いが自らの集中力をコントロールして、生産性の高い瞬間を発生させるためのメソッド「ACDC」なども提案してくれていて面白く感じた。また、コクピットとして情報収集入り口のiGoogleを自分のなかでは見なおしてみたいと感じる。時間というものは誰にでも平等に配布される資源で、絶対的な価値基準というのも面白かった。
生産性を向上するための強い集中力を発揮するためのメソッドとしてのアテンションコントロールは、否ノマドワーキングな社員にとっても有用な手法だと感じました。ノマド的な働き方にはハードルが高いかもしれませんが、ノマド的なツールの使い方は誰にでも可能だと思います。
これからの思考の教科書 ~論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方~
酒井 穣 / ビジネス社 (2010-09-28) / 1,404円375 users
購入:  2010年11月23日 1,365円 所有
読了:  2012年04月18日 星4つ
人が物を考える行為は生きている限り避けれないと考えています。自分の中でより的確に判断し、行動するためのツールを手に入れたて購入通読
読んでみると、思考する上での基本となりえるロジカルシンキング、他者と異なる発想を導くためのラテラルシンキング、それらを統合し複数の結果を包括しながら次のステップを目指すインテグレーティブシンキングなど思考法について説明してくれている。面白かったのはインテグレーティブシンキング(統合思考)だ。前者2つの思考は問題解決に至る、ひとつの過程での動きを提示してくれているが、統合思考は実際の問題解決までをゴールとしどのように最適解に近づいて行くのか、必要なら繰り返しての作業を提示してくれている。また、言葉の意味合いとして事象を認識するために用いるべきとの話も面白い。なんかもやっとしているものがフレーズをつけることでしっくりとくる瞬間があるがそれをうまく説明してくれているきがする。
問題に対しての自分の意見があいまいになっている感じたり、最適な解決策を共有できているか疑問に感じるとが多い方などは本書を読むことで考えについて整理するための有用なツールを得ることができると思います。
ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎 (幻冬舎新書)
田沼 靖一 / 幻冬舎 (2010-07) / 778円161 users
購入:  2010年08月26日 756円 所有
読了:  2012年06月14日 星4つ
生物が生きていく上での様々な戦略は面白い。「性」で多様性を求めたり「群」で耐久性を高めたり・・他にも生物がとっている戦略を学びたくて購入通読。
読んでいると、生き残るための手段としての「死」がどのように生物の中に散りばめられているのかを解説してくれている。アポトーシスという細胞の死が生物にとって与える影響や、非再生細胞にとっての計画された死が何を意味するのか、病気と戦うためにアポトーシスがどのような役割果たしているのか、進化、多様性を導くためのキーとしてのアポトーシスなど、生物を考える上で避けて通れない計画された死というものを説明してくれている。非常に面白く読めました。またゲノム創薬という技術が既存の創薬とどう違うのか、どう可能性があるのかも説明してくれている。コンピュータのシュミレーションのちからを用いて新たに薬を作成するという手法を用いることで確率論からの脱却は人間の新たな可能性を伝えてくれている。また、現在の人間社会に蔓延している各種の病気についてもアポトーシスの角度から分析してくれていて、その病の本質を伝えてくれている感がある。計画された死が進化にとって必須なこと、生体を維持するために必須なことなど面白く学べることが多々記載されていました。
生命だけにとらわれず、群体として生きる組織からされたシステムで計画された終焉は必要になるはずだと感じる
頭がよくなる「経済学思考」の技術
木暮 太一 / 中経出版 (2010-04-16) / 1,543円50 users
購入:  2010年08月26日 1,500円 所有
読了:  2012年04月24日 星3つ
物事に対して、いろいろな角度からの考え方を学びたくて購入通読
全体を通して、インセンティブ、ルール、均衡点をキーワードに今社会で行われているそれぞれの活動がどのようなバランスの上で成り立っているか、また、インセンティブ、ルールが変わることでどのように影響するかを述べてくれている。また、インセンティブはその活動に参加しているプレーヤーについても重要なファクターになっていると感じる。手順としては、まずテーマを決めて、テーマに対して利益、損益が関連するプレーヤーを確認、プレーヤーごとにインセンティブ(目的)を提示、そのプレーヤーの間にあるルールを明確化し、均衡点(現状)を確認。またパターンでルール、インセンティブが変わることで、均衡点が変わることがあり、その変化を見つけることこそ、この本の推奨している考えなんだと思う。社会で今何が起こっているかを分析するためのパターンとして面白いと感じた。
世の中には事象があふれているので、是非実践してみたい思考のフレームワークだと思う。また入り組んだ利害関係も整理できるのでなにかと重宝しそうだ。
AR-拡張現実 (マイコミ新書)
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / IT 登録日:2010年08月11日 05時52分04秒 2010/08/11
購入:  2010年08月26日 819円 所有
読了:  2012年04月08日 星3つ
新しい技術は人間の可能性を拡大させる。ARというものの役割、可能性、できることできないことを知りたくて購入通読。
情報との新しい形での付き合い方を感じさせてくれる書籍になっていると思います。拡張現実という技術がどこまで進んでいるのか。現実としてどこまで利用されているのかを説明してくれています。また、これからの最適な使われ方、社会とARとの相互関係、インターネットとの関連なども思考をめぐらすことのできる書籍だと思います。E空間という発想はすでに実装するための技術は準備できているということに、人間の加速力を感じる。GoogleのProjectGlassと非常に相性のよさそうな技術群だと感じる。
まだまだ、先の技術だと感じていたAR・・・気が付けば周りには実装する準備ができている。既存のガジェットの枠にとらわれない発想ならARという技術に特化したツールが出てきてもおかしくない。専用のガジェットを準備するとなるとハードルは高いが、利用者は生活を加速させることができると感じる。
残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
購入:  2010年08月09日 893円 ウィッシュ ウィッシュ
読了:  2010年08月09日 星4つ
効率よく成果の出せる人、出せない人はいると思う。どうすれば前者に近づけるかを学びたくて購入通読。
読んでみると、これからの時代が求めてくる人間像、社会として必要になってくるであろうサービスの視点など様々な角度がら、機会を失っている人や企業がいるのではと提案してくれている。面白かったのは市場に対してプロダクトライフサイクルマネジメントの視点で、企業が最適な戦略をとっているか、イノベーションに対して取り組めているかを考えさせてくれたところは面白かった。また、成果を出すためには、塗り絵の要領で大枠から決めていくというステップは面白かった。営業職だけではなく、成果を求められる職種全ての人が意識するべき手順だと思う。上司、部下の関係でも「前提」「考え方」は必ず同意しないと提示できる成果の価値が合わなくなるという意見も面白かった。
本書はさまざまなシーンで判断をよりよくするためのメソッドが記載されていると思います。これからはケースケースで判断をするときに「残念な人になっていないか」と自問自答しながら進んで行きたいと思います。
グーグルに異議あり! (集英社新書 537B)
明石 昇二郎 / 集英社 (2010-04-16) / 756円46 users
購入:  2010年07月23日 735円 所有
読了:  2012年04月12日 星3つ
Googleの目指している世界は非常に魅力的に感じる。ただ、それにだけ意識が固まるのもいやだったので、中和する目的で購入通読。
非常に面白かったです。読んでみるとGoogleブックスというプロダクトが含んでいる、現在進行形での問題を説明してくれている。ニッチでも、最新の技術でもなく、既に人間文化社会で完成しているモデルに対してGoogleは果敢に新しい発想でソリューションを提供しようとしているが、長年人間文化が培って守ってきた権利と衝突してしまい、方向を調整中のソリューションなんだなと感じる。Googleの理想としているスキーマと、現実世界の既に完成したスキーマとの軋轢は今後とも出てくると感じる。人を見ずに組織をカバーしようと意図したところから混乱が始まっている気がする。
コンシュマーから見るとメリットが大きいが、文化レベルでみるとGoogleの行為は今までの文化が築いたモデルを覆そうとしているというのもわかる。知識はだれのものかを改めて考えたい。
アップルvs.グーグル (ソフトバンク新書)
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / IT 登録日:2010年07月15日 05時13分11秒 2010/07/15
購入:  2010年07月19日 767円 所有
読了:  2010年08月26日 星4つ
クラウド、スマートフォンなどのこれからの役割を考えるときに、この2社の考えを知りどこを目指しているのかを感じることができればより最適な考えを導き出せるのではないかと思い購入、通読
読んでみると、アップルとグーグルはWeb2.0の後の世界で生きているが考え方目指すものは異なっている。ただ、目的につくための手段は同じ手段をとることがあるので協調もするし敵対もする。そんな関係に見えた。ソフトウェアの価値を両社とも早くに気づき、ソフトウェア主体でサービスを構築していっているところは、日本企業にとって大きく溝をあけられているところだと感じた。ソニーなどは個人的にはソフトウェアに対してのウェイトは多めかと思っていましたが、GoogleTVの発表を見る限り、サービスの価値の根幹をなすソフトウェアの部分をGoogleと協調するという形なので、本書の指摘の通り製品価値の構成要素のコアな部分の技術がおろそかになっていく可能性があると思いました。
グーグルの目指している場所、アップルの目指している場所をそれぞれ知ることのできる書籍になっていると思います。5年後に本書を再読したときにWeb3.0の勢力図がどのようになっているか楽しみです。
人口負荷社会(日経プレミアシリーズ)
購入:  2010年07月08日 893円 所有
読了:  2010年08月23日 星4つ
人口というものは社会の未来の状態を予測するもっとも確かな根拠になりえると思う。日本の未来はどのように変わっていくのかを知りたくて購入。
読んでみると少子化に伴い、日本の未来がどうなるのか、どのような対策をとるべきなのかが記載されている。楽観的な観測はなく数字ベースで語られているので実際に本書が提示している施策は非常に説得力があるように感じる。一人当たりに所得が集中することにより、国内需要はそこまで落ちることはない、ただし国際化を進めないと生産力の低下は免れずに将来的には国力の低下を招く。ただし、日本の中に眠る働きたくても働けていない人材をうまく社会が取り込めば労働人口の不足は賄える。そのために長期雇用の見直し、年功序列型賃金、勤務環境の見直しなどのハードルはあるが、国の施策ベースで指針を提示することでカバーできるのではないか感じることができた。また、世代間の問題意識がそのまま参政権へとつながっているという視点も面白い。
人口という最も確かな指標をもとに、10年後、20年後の未来を見させてくれている。決して遠い未来ではなく必ずやってくる未来を提示してくれているので、長期ビジョンを描くときに正確な判断を下す材料になると思います。
考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)
小山 薫堂 / 幻冬舎 (2006-11-01) / 778円271 users
購入:  2010年12月13日 756円 所有
読了:  2012年05月15日 星3つ
これからの時代、新しいアイデアを思いつくことが付加価値につながると考えている。アイデアを思いつくという能力を強化したくて購入通読。
読んでみると著者がアイデアを生む際に気をつけていること、どのように考えてアイデアを生んでいるのか、そのアイデアをどのように育てているのかなどが記載されている。著者の経験を元にアイデアをどのように拾っていくかの過程は非常に面白く読めました。また、アイデアに気づくために必要な行動として、寄り道すること、自分の中でぶれない価値観を持つこと、広く浅く興味をもつこと、神様にフェイントをかけることなど面白かったです。特にあえてセオリーを逸脱することで見えてくる風景があるという提案は魅力的だと思った。また、続けていることの価値を見直すことで自分の中のインセンティブを見直すというのも面白い。
アイデアを思いつくという能力は誰でも身に付けるけることができる。身に付ける方法をしっているかどうかという著者の意見は非常に面白く実践していきたい内容も多々ありました。
どのようにアイデアを生むのか悩んでいる人にはおすすめの書籍になると思います。通読して自分の習慣がアイデアの生産に最適かを見直すことができると思います。
「思考軸」をつくれ-あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由
出口治明 / 英治出版 (2010-06-25) / 1,620円216 users
購入:  2010年06月29日 1,575円 所有
読了:  2010年09月07日 星4つ
自分の生き方、考え方がぶれている気がする。ぶれない価値観を見つけ出す方法を学びたくて購入通読
読んでみると、著者自らどのように価値観を手に入れて、どのように利用してきたかを述べてくれている本でした。価値観を作るためにはインプットを量と幅を意識して行い、考えるときには俯瞰して縦と横を意識して自分の意識を纏めるべきとのアドバイスは骨身にしみる気がしました。また想像もできないスピードで思考した結果が直観になっているのでそれを信用することの必要性も非常に魅力的な考えだと思った。「小さな丸より大きな三角」という意見も非常に魅力的になって自分が角が削れてきていないかを考えるきっかけになりました。また、日本人に必要なのは最後に勝つ戦略を考え抜いてそれに対して実践ができているかを考えて実践していくべきだとの提案も面白かった。
全部が全部自分と考え方が合うかと言われればNOになると思いますが、心の奥に流れる意識に対して見直しを行い、強い加速力を加えることができる書籍だと思いました。
特別講義 コンサルタントの整理術
三谷 宏治 / 実業之日本社 (2010-06-18) / 1,200円170 users
購入:  2010年06月29日 1,260円 所有
読了:  2010年09月10日 星4つ
仕事が効率的にできているか、必要なことに注力できれているかを見直したくて購入通読・
読んでみると仕事が期待通りの成果が出せない理由を交通渋滞にたとえて改善するべき点を見事に指摘してくれている。「分ける」「早めにする」「減らす」ことで現象を解決し、それを「習慣化する」ことで継続的な成果を出し続けることができると述べてくれている。悩むことを分けるために自分の中での価値観をもち、判断基準を持つことで不要な悩みの時間を省くというのは面白かったです。また、タスクにも種類を準備して細分化して脳のモチベーションにあった仕事を優先して進めていくことで効率を上げる「並列化、分散化」の発想も面白かった。習慣にするときに、参入障壁、撤退障壁の切り口で、習慣を身に付くものにまで昇華させることができるとも提案してくれている。
効率化の必要性はわかっている、ただ自分で今何をするべきかが見なくなってきているときには本書を読むことで今自分がすべきこと、これからし続ける必要のあることが見えてくると思います。
ガラパゴス化する日本 (講談社現代新書)
吉川 尚宏 / 講談社 (2010-02-18) / 821円124 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 登録日:2010年06月27日 17時13分26秒 2010/06/27
購入:  2010年06月29日 798円 所有
読了:  2010年08月12日 星4つ
最近ガラパゴス化という言葉をよく耳にする。ガラパゴス化が本当に意味すること、負の側面、正の側面を学びたくて購入通読。
読んでみると、今の日本の状態をガラパゴス島にたとえて、これから日本という国がどのような戦略をとるべきかまで追及し、産業、人、国のみっつの側面からこのままではどのようなリスクがあるか、リスクを回避するために国が、企業が行うべき施策を提案してくれている。現状の日本における産業のガラパゴス化の実例で携帯電話などはなんとなく意識はありましたが、Felicaや、非接触型カード、医療サービスにまで言及しているのは面白い。著者も述べているとおり、ガラパゴス化は悪の側面だけでなく、ハイブリッド化やデファクトスタンダード化が成功すると大きな利益を生む根源になりえる。問題はどのように日本という文化を世界と融合させていくかということだと認識することができ、手法として、出島化、モジュール化、形式知化、新しいビジネスモデルの構築などの手法の価値も改めて認識しました。日本という国の枠だけでなく、組織という枠に対しても同様のアナロジーを展開し考えてみたくなりました。
これから日本が迎えるであろう状況と、それを回避するべき施策が提示されていて世界から見た日本という国の立場を学ぶことができました。
ソフトウェア開発はなぜ難しいのか ~「人月の神話」を超えて (技評SE選書)
大槻 繁 / 技術評論社 (2009-10-21) / - 25 users
購入:  2010年06月17日 1,449円 所有
読了:  2010年07月18日 星4つ
ソフトウェアやシステムを組織的に開発することは非常に難しいと感じている。品質、スケジュール、リソース、言語技術など複数の要素が絡み合っているからだとは分かっているが、困難な原因の本質を知ることができれば最適な対処の選択も可能になるのではと思い購入通読。
読んでみると、ソフトウェア開発における困難の原因を断定して、それに対応するするべく対処してきたソフトウェア開発の歴史、対処すべく技法、方法などを紹介してくれている。本質的困難として「複雑性」「同調性」「可変性」「不可視性」を挙げて、それぞれがどのような困難を導くのか、その原因となっているものは何かを説明してくれている。対処する方法として、発達してきた言語、開発技法なども紹介してくれているが「銀の弾丸」はないことにはかわりなく・・・ただ、本書の中でこれからの時代に求められるソフトウェアエンジニアリングを定義してくれているのは面白い。自己矛盾のトレードオフを抱えたままこの産業は進んでいくことには変わりないが、本書を読んで目指すべき状態を目標において進めることができるようになったと思います。
ソフトウェア開発が目指すもの、あるべき姿、今までの歴史など紹介してくれているのでこの業界にいる人には是非一読してほしい書籍になっていると思います。
ソロスの講義録  資本主義の呪縛を超えて
購入:  2010年06月17日 1,470円 所有
読了:  2010年07月15日 星4つ
ソロスという人の考え、想像する未来を知りたくて購入通読
通読してみると、再帰性という言葉で表現される現在の経済の動向、これから未来における経済の流れの予測などが記載されている。再帰性というキーワードが非常に面白く、経済予測の難しさを的確に表現していると思う。また、先のキーワードと経済の向かうべき状態を観察することで、これから経済がどのような状態に向かっていくかを推測してくれている。リーマンショックを中心とした、サブプライム問題も上記のキーワードで現象を解析できるのが面白い。また、著者も指摘しているが経済は新しいまだ形のできていない新しい概念に近づこうとしているというのも魅力的でしっくりとくる展開だと思った。
国際経済が今どのように動いてこれからどのような展開を見せてくるかを洞察してくれている良書だと思います。半年後、一年後に本書の指摘と現実がどのように絡み合っているかが楽しみです。
ハカる考動学
購入:  2010年06月17日 1,680円 所有
読了:  2010年07月28日 星4つ
現状を見つめて、新しいことを発見する能力がこれからの時代求められていると思う。その技術を身につけたくて購入通読。
読んでみると、「ハカる」というキーワードをもとに今の時代、これからの時代で求められている現状を分析して新しい価値観を導くための手法が記載されている。「人をハカる」「作ってハカる」「新しいハカり方」を意識することで実績をあげている実例をもとに、どのような視点で事象を見つめて、目盛りを作成して、互いの関連を見つめなおすかを示してくれている。新しいハカるを見る蹴るところでは、現状注目の浴びていない部分に対して注視して新しい価値観を導き出す例として、ロングテールやインシデントなどあげてくれていて非常に納得がいった。また米国のベンチャーが強い理由として新しい市場を作ってハカるを利用しているとの指摘も面白い。何かの事象を分析したり、市場を見つめなおす必要があると時には、本書で進められている具体的な手法を意識しておけば今までと違う価値観のものが見えてくるよな気がします。
選択の繰り返しである日常でどちらに進むべきかの答えを見つける指標を本書は与えてくれている気がします。
日本語作文術 (中公新書)
野内 良三 / 中央公論新社 (2010-05-25) / 799円312 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 言語学 登録日:2010年06月13日 05時13分57秒 2010/06/13
購入:  2010年06月16日 777円 所有
読了:  2010年07月14日 星5つ
文を書くときに読者に対して魅力的な文書を掛けているのか?読みやすい文書を書くことができているのかを確認したくて購入通読
読んでみると日本語の性質を論理的に解析して今まで学生生活で学んだ文の作り方(「起承転結」など)に疑問を投げかけると同時にこうしたほうが、読者に対して最適な文章になる可能性があると提案してくれている。著者が提示してくれてる日本語の書き方の提案はそれぞれの提案に対して何故そのようにしたほうがいいかを説明したうえで提示してくれているので非常にしっくりときます。面白かったのは文節は長い物から並べろというのは面白かった。日本語が並列型であり、文の順序を定義しにくいために読みやすい文書を構築する上では必要な思考だと感じた。日本語が発話環境依存型だという定義も認識し置くことで最適な文書を今自分が作成できているかを見直す基準になりそうだ。
文書を書くことが多い人でその文書がなんだかしっくりとこないと感じている人は、本書を読むことで自分の書く文書の足りないものが見えてきて、よりブラッシュアップされた日本語の構築ができるようになるかもしれません。
ネオ・デジタルネイティブの誕生―日本独自の進化を遂げるネット世代
購入:  2010年06月16日 1,575円 所有
読了:  2010年07月01日 星4つ
情報機器は進化していると思う、それに対して今までの世代、これからの世代の価値観がどのように変わっていくのかを知りたくて購入、通読。
読んでみると、時代時代の社会的背景、技術的背景によって、どのような価値観をもつ人間が育っていっているのかがよく分析されている本だと思う。どうしても価値観というのは自分を中心に考えてしまうことがあると思いますが、本書を読むことで自分よりも若い世代の生き方、価値基準を感じることができると思います。面白かったのは携帯への親和性の高さ、書き込むデバイスとしての携帯を定義していることや、映像に対する価値観(可搬性など)が変わり映像に対する処理方法もいままでとは変わっているのではないかという指摘です。また関心示すスコープも身近なスコープに対して求めているという指摘も面白かったです。情報技術の環境や経済の環境によって、人間の育ち方が変わるということを改めて認識することができました。
若者と価値観がずれていると感じることや、自分と世代の異なる人たちをスコープとして何かを起こそうとしている人にとっては本書を読むことで、若い世代が求めることが何かを見つめなおすことができると思います。
新書がベスト (ベスト新書)
小飼 弾 / ベストセラーズ (2010-06-09) / 802円642 users
購入:  2010年06月10日 780円 所有
読了:  2010年06月27日 星4つ
本の読み方、読む際のインセンティブ、なぜ自分が読書にはまっているのかの答えに対するヒントを求めて購入、通読
読んでみると、著者の読書、新書に対する考え、どのように読書していくべきなのか、これからの読書の在り方などを記載してくれている。現代の勝ち組になるには自分なりの「知の体系」を作る必要がある。そのためには新書がいい。との理論が展開されている。自分としてはハードカバーでしか味わえない背表紙の存在価値も認めたい。また、新書として出版されるさまざまな書籍に対する向かい合い方の中で面白い物が多数あります。ダメ本の価値や自己啓発本に対する見方、同時並行読書のすすめなど面白かった。電子書籍リーダーについても、本の持っている完結性とインターネットのリンクによる知の拡散という自己矛盾を指摘していそれがどのように今後解決されていくのは楽しみだと思う。本書巻末の新書の逆引きIndexは面白い。思わず自分の読破数をカウントして100冊以上読んでみたい書籍があるのに驚いた。筆者が提案する新書の100冊買いは面白いと思う。本屋で買ったときに100冊の中で再購入してしまうものがありそうな気がするので自分は実践できないと思うが・・・新書の冊数が絞れている人は是非やってみるべきだと思う。
読書の価値、なぜ読む必要があるのかの理由を見直したい人がいるのならその答えに対するヒントが本書の中にあると思います。
アイデアのちから
購入:  2010年06月03日 1,680円 所有
読了:  2010年07月05日 星4つ
提案するために自分の考え方をまとめるという仕事が最近多くなってきている。成果物としてのアイデアを提供する上で今の自分のに足りないものを見つめなおしたくて購入通読。
読んでみると、素材レベルでのアイデアを人に伝えて、行動をおこなしてもらうときに行うべきチェック、加工方法が記載されている。アイデアは発見されてから他者に提供までの間に価値を整えるというフェーズが存在し、そのフェーズに対してのキーファクターとして「単純明快」「意外性」「具体的」「信頼性」「感情」「物語性」などを定義し、アイデアの価値を上げるための手法を説明してくれている。面白かったのか「意外性」で解析の帽子を脱がして、知識の隙間を作るという戦略は非常に魅力的に感じた。言われてみれば魅力的なアイデアはしっくりと既存の知識のかけている部分に収まる気がする。今後アイデアをブラッシュアップするときには自分のアイデアがどこに収まるかを意識しながら形づけできればと思う。また、アイデアは創造自体が不要、既存のアイデアの組み合わせこそに価値があると断言しているのも面白かった。
アイデアを一から作るための本ではなく、他人の行動に影響を与えるアイデアに昇華させる方法が記載されている本です。他者が行動を起こすきっかけとなるようなアイデアの作成を求められている人は一度通読するべきだと思います。
影響力  その効果と威力 (光文社新書)
今井 芳昭 / 光文社 (2010-04-16) / - 72 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 心理学 登録日:2010年06月01日 06時05分22秒 2010/06/01
購入:  2010年06月03日 861円 所有
読了:  2010年06月17日 星3つ
人と人との関係はどのような要素が反映しているのか、どのようにすれば人に強い影響力を与えられるのかを学びたくて購入通読
読んでみると、人が人に与える影響を人と人との関係の間にどのような関係があるかを主体において分類してくれている。「賞影響力」「罰影響力」を基本として「正当影響力」「専門影響力」「参照・魅力影響力」「情報影響力」資源を持たない個人の発する影響力として「対人関係影響力」「共感影響力」「役割影響力」を説明してくれている。非常にしっくりとくる。また上記だの分類が互いに絡み合って発生する「聞き漏れ効果」「行動感染」なども面白く説明してくれている。人と人との関係も一つのシステムと考えたとき、集団で環境に適応するために生まれたシステムなのかもしれない。システムとみなした時にはブラックボックスではなく最適なバランスを環境選択に任せることなく自分で見出すこともできるのかもしれない。影響力も人間という集団、組織、種が生き残るためのツールなのかも・・・
非常にいろいろなことを考える機会をもらった書籍だと思います。人間関係を俯瞰的にみるときに各関係にたいしてどの力が働いているかを冷静に分析できれば、今まで見えてこなかったものが見えてきそうな気がします。
「情報創造」の技術 (光文社新書)
三浦 展 / 光文社 (2010-05-18) / - 198 users
購入:  2010年06月03日 777円 所有
読了:  2010年06月20日 星3つ
これから自分たちに求められていることは、あふれる情報をもとに本当に価値のあるものを創造することだと思う。そのための手順のヒントがほしくて購入通読。
読んでみると、著者がいままで実践してきた、新たな情報を作成するための手順が記載されている。著者はカルチャーというスコープの中でこれからのニーズをつかみ、それを世間に問うという「情報創造」の作業のエキスパートだと思う。街歩きの重要性、自分の中の価値観をもつことで、情報に対してバイアスをかけて今までにない視点で情報の価値をつける。それを自分の中で整理して、新しい価値観(ニーズ)に対応するものとして出力する。などなど面白い考えは多数ある。また、ストーリー力として、無味乾燥しているデータから新たなシナリオを構築してこれからのニーズを分析するというのも面白い。事象に対して短期中期長期火薬引き金で分析するというフレームワークは是非実践してみたいフレームワークだと思った。あふれている情報にフィルターを掛けて価値のある情報を生成するという過程で自分の中でベストな手法はまだ見つかっていないと思う。本書内で著者の提案してくれている情報まとめ方のステップは非常に魅力的に感じました。
あふれている情報から価値のある情報を創造するという能力は間違いなくこれから先、必要な能力になると思う。そのために必要な考え、ステップが記載されているので企画書などのアウトプットを求められている立場の人は通読するべきだと思います。
利益思考
嶋田 毅 / 東洋経済新報社 (2010-03-18) / 1,728円99 users
購入:  2010年06月03日 1,680円 所有
読了:  2010年07月22日 星4つ
組織にとってメリットのある考え方ができているのかどうか、組織のモデルをイメージする上で欠けているものがないかどうかを確認したくて購入通読
読んでみると、組織が継続した利益を創出してくために必要な基盤となる考えは「利益思考」を説明し、その思考を利用してビジネスの役割を分析して、新しいモデルを構築するために考えるべき要素を紹介してくれている。意識して考えるべきポイントとして「事業評価マトリクス」「コアコンピタンス」「ニーズとシーズ」など面白かったです。特にニーズとシーズを結び付けるために間に提供可能な機能を置くことで最適なニーズに近づけるという考えは非常に有効なツールだと感じた。各章ごとに、事業構築における各シーンで重要になる思考方法、見る角度を説明してくれているのでいつでも読める場所に置いておきたい一冊になっていると思います。
組織の役割、利益が出る組織になるにはという視点で必要なことが網羅されていると思います。事業という視点で社会の様々な組織を分析したいときには、本書に含まれているさまざまなキーワードが背後にあることを認識したうえで見つめると、今まで見えていなかったものが見えてくると思います。
ブレインダンプ―必ず成果が出る驚異の思考法
谷澤 潤 / 東洋経済新報社 (2010-04-29) / 1,620円118 users
購入:  2010年05月19日 1,575円 所有
読了:  2010年06月15日 星5つ
仕事に対してもプライベートに対しても本当に自分の中で価値のあるものが実践できているのかを考えてみたくて購入、通読。
読んでみると、ブレインダンプという思考法を用いて自分が持っているアイデアを実現する能力をフル稼働させるための手順を記載してくれている。本書の中ではアイデアというものはだれでも見つけることができるがそれを捕まえることができるかどうか、捕まえるためには脳を捕まえることができる状態にする必要があると説いている。また、そのためにはブレインダンプという手法を用いて脳をいつでもアイデアを受け入れられる状態にしておく必要があり、ブレインダンプを用いることで脳を正しく利用できると説いている。ブレインダンプの手法は非常に魅力的に感じた。特に全てを書き出すという一つのステップを具体的に、「なりたいもの」「仕事のタスク、アイデア」「悩み」などに切り分けて紙に書き出してそれらの上位に別のTodoリストを作るという手順を進めてくれている。Todoリストにぶれない価値をつけて判断を入れないようにすることでTodoリストに本当の価値を持たそうという手順だと思いますが、非常に魅力的だと思いました。また、脳と気持ち、意思には差異があり、脳に最適な行動がとれているかを見直すべきとの意見も面白かった。書き出すことで脳を身軽にする脳のパフォーマンスを導き出す最初のステップというのは納得だ。
実行するべき時間が悩む時間に占拠されている場合は自分の頭の中の脳が最適な活動できていな可能性があると思います。そんな時には本書に記載されているブレインダンプで自分の頭の中を整理することが必要なのかもしれません。
クラウド時代と<クール革命> (角川oneテーマ21)
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / IT 登録日:2010年05月15日 21時04分46秒 2010/05/15
購入:  2010年05月19日 740円 所有
読了:  2010年05月30日 星4つ
キンドルなどの電子書籍リーダーがこれからどのような役割を持ち、どのような可能性が持つかを広い視点で学びたくて購入通読
読んでみると著者の視点で、今どのようなことがアメリカで発生していてそのことが日本に与える影響や、これから起きるであろうWeb2.0の後の時代、21世紀の産業革命に対して日本が取るべき施策まで提言されている。クール革命の概念は面白かった。コンテンツがサービスの価値を決める時代はまだ続く。その中で日本という文化の中で育まれたクールなコンテンツには価値がある。ただサービス全体をマネジメントするという能力では、現状日本は海外にはかなわないというのもその通りだと思う。これからの時代、Apple、Google、Microsoftが覇権を争う時代になるとの指摘で、パソコンという怪物を檻で飼い慣らそうとしたMicrosoft,それをネットに解き放ったGoogleという表現は的確だと思った。ただ、個人的に違和感があったところは全体的なサービス能力ですぐれているのはAppleという認識は本書の記載の通りだと思うが、本当に集合知が羽ばたきやすい環境を尊重しているのはGoogleだと思う。Appleの提供するサービスが本当にオープンソースなのかは今後も考えてみたい。知のグローバリゼーションに対応するサービスを産むにはオプトアウト、フェアユースの考えでないと生まれないというのも面白かった。
非常に俯瞰した視点でNetが利用されはじめてから今までの日本も含めた各ステークホルダーの戦略の遷移を説明してくれている気がする。本書を読んで本当に世界で起こっていること、これから求められる流れが少し理解できました。
デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice)
ティム ブラウン / 早川書房 (2010-04) / 16,785円390 users
購入:  2010年06月10日 1,365円 所有
読了:  2010年07月10日 星4つ
発想するということにはパターンがあるような気がする。そのパターンの一つとしてデザイン思考という言葉にひかれて購入通読
読んでみると、イノベーションを体現し続けている会社、IDEOがどのように新しい製品価値を発想して開発し、生み出しているのかが記載されている。一つ一つの実践に伴う経験に裏打ちされているので重い気がしますが、研究、開発という過程の各々のフェーズの中で意識するべきポイントが記載されている。制約を見つけること、イノベーションの必要性、問題をプロジェクトと認識する、問題解決に対して計測すること、ニーズを見つけて需要に転換するなどどれも示唆に富んだ内容なっていると思います。またこれからの時代求められるあるべき姿、企業が生き残るために目指すべき状態も言及してくれている。最終章の各個人が、組織がデザイン思考として生産、開発、研究に参加するときに意識する必要があるものは非常に面白く、今後自分の中でも意識したいと思う。全く新しい発想、製品、サービスを生み出すのにも最適なパターンや技術があると改めて認識することができた。問題はその状態にどのように近づいて、どのように評価するかということ・・・
既存ではないものを作る必要がある人には本書を読み著者の考えを学ぶことで新しい物を生み出すときに必要とされる最適なステップを認識できると思います。
思考脳力のつくり方  仕事と人生を革新する四つの思考法 (角川oneテーマ21)
購入:  2010年05月19日 760円 所有
読了:  2010年06月11日 星5つ
今自分の持っている考え方、価値観が本当に正しいのか、ベストな判断ができているのかを検討したくて購入通読。
読んでみるとシステム的に考えるということをより俯瞰的に分析して要素分解→システム思考→ポストシステム思考→システム思想と「思考法」を発展させていって、より進化した思考法を導くための手法を提示していくれている。著者も記載してくれているように、これらの思考法は前の思考法を理解したうえで次のステップに進むべきものなので、システム思想まで行くと自分の中の思考法との差異に戸惑いを覚えたが、目指すべきゴールとして今後も意識したいと感じた。対立を許容して市場からの評価を得る状態を目指すポストシステム思考を自分的には今後意識したい。論理を超えたところにあると定義しているシステム思想は自分の中では知識不足で解釈しきれていないが、全てが自意識から始まっているてそこからしか何も感じることはできないという前提はしっくりきました。要素還元思考、システム思考の部分では目指すべき姿に近づけるための具体的な手法まで提示されてくれていて、学べるものが大きかっただけに、後半の部分も噛み砕いて即効性のある考えを提示してもらえると、得るものが大きかったと思います。
ただ、目指すべき思考法のパラダイムシフトの先を感じることができる書籍であることは間違いないので、考えに行き詰った時など違う視点、次元で物を考えるきっかけにできる書籍だと思います。思考の飛躍を感じることができる書籍になっていると思います。
数学で宇宙制覇
桜井 進 / 海竜社 (2008-02) / - 12 users
購入:  2010年05月09日 1,365円 ウィッシュ ウィッシュ
読了:  2010年05月09日 星5つ
数学+宇宙という自分フィルターに引っかかった単語が2つもあったので購入、通読
読んでみると「自然を鑑賞することと数学を学ぶことはつながる」の金科玉条の元、数学で解釈するとすでに存在する自然をどのように解釈できるかを記載してくれている。全体的には宇宙を数学で解釈するために必要な数学の考え方、知識を記載してくれていて、非常に面白く読めました。(N+1)次元での実体化などは非常に面白かった。また宇宙誕生を求める過程でひも理論、超ひも理論の役割も非常に分かりやすかった。量子力学のキーファクターとして人間の心へと終着させて、「我思う故に我あり」と結び付けているのが非常に面白い。ある学問に対してある学問を結び付けることでパラダイムシフトへつながるということを改めて認識させてくれました。
読書後は自分の持っている数学の断片的な知識が、宇宙を理解するという目的のためにきれいに整理された気がします。
情報は「整理」しないで捨てなさい
奥野 宣之 / PHP研究所 (2009-12-16) / 1,295円308 users
購入:  2010年06月10日 1,260円 所有
読了:  2010年06月24日 星4つ
今の時代、膨大な量の情報と接していると思う。それを効率よく利用できる人になっているかが疑問に思い、より効率的な接し方を模索したくて購入通読
通読してみると、大量の情報と接する時に本当にその情報が自分にとって役に立つか、自分が行うであろうアウトプットを作る過程で役に立つものかの判断基準を提示してくれている。必要な情報を見極めることの重要性と見極めるためのメソッドを本書を通して筆者は述べてくれている。情報の見方として、全体をみるのではなく、ブロックで認識して必要な情報、有用な情報を精査するべきというのは面白い。また発信者の背景をイメージすることで情報に対して発信されていること以上の価値を見いだせるというのも面白かった。情報に対してのアプローチの仕方として縦と横にずらして多面的に情報に接するというのも実用的だと思う。見逃さない手法として、自分の中のバイアスを認識させてそこのフィルターを通してみることで、日常の中で必要な情報に色が付くというのも魅力的だった。
多量の情報に対してアクセスが容易に可能な今の時代、もし情報の海に自分がおぼれそうになっているのなら、本書に書いてあるメソッドを実行することにより、情報の要、不要を見極めて本当に必要な情報のみをインプットできるスタンスを身につけることができると思う。
知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書)
高橋 昌一郎 / 講談社 (2010-04-16) / 821円492 users
購入:  2010年05月19日 798円 所有
読了:  2010年06月07日 星4つ
理性の限界の続編とういうことで同じように新しいことを知る感動を味わえることを期待して購入通読。
読んでみると、哲学から経済学、宇宙学まで今までの学者が導き出した結論をそれぞれの価値観、フィールドを元にして記載していくれている。面白かったのは言語起源論で自文化を基準に結論が導き出されていてその根拠になりえるのが言葉だということ、言葉を環境に置き換えると、人間が定義できる理論やはっきりとさせることのできる問題も限られてくる。ゆえに「理性よさらば」になるのかな・・・哲学の世界の深淵さを感じる。非常に面白い本ですが自分の中では全部消化しきれていない気がします。
10年後にこの本を読んだときに自分が本書のどこに興味を持つかで、どれだけのことを身につけてきたがが見えそうな書籍です

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