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いま、すぐはじめる地頭力 (だいわ文庫)
細谷 功 / 大和書房 (2011-08-11) / 2,300円53 users
購入:  2015年08月05日 756円 所有
読了:  2015年09月22日 星4つ
三つの要素が地頭力のベースとなるものです。最上層が、「仮説思考力」「フレーム思考力」「抽象化思考力」の三つの思考力です。ひとことで表現すると、仮説思考とは「結論から」考える思考のこと、フレームワーク思考とは「全体から」考える思考のこと、抽象化思考とは「単純に」考える思考のことです。ベース(知的好奇心・論理思考力・直感力)と三つの思考力は、パソコンのOSとアプリケーションソフトの関係のようなものです。これらはつねにセットで機能します。 (P40)
地頭力を使った問題解決の手順をまとめると、次のようになります。①まず、解決したい課題の結論を想定して課題解決に取り組む(結論から考える=仮説思考)。②次に、課題の全体像を捉えて(全体俯瞰)、複雑な課題対象を特性別に分類した後に一つずつ取り組める程度の難易度に分解し、さらにそれらの中からいちばん重要度や難易度が高いところから着手していく(全体から考える=フレームワーク思考)。③そうやってかみ砕いた対象を一般化・抽象化・単純化して問題を解いていく(単純に考える=抽象化思考)。 (P52)
「考える」には、「考えはじめる」という高い敷居があります。では、どうすれば「はじめる」ことができるのでしょうか。それは「意識」すること、つまり「心がまえ」を持つことです。①時間に対する感度を上げる、②知的依存心を捨てる、③自分の「思考のクセ」(思いこみ)を徹底的に認識するという三項目が、「考えはじめる」だけでなく「続ける」ための要件でもあります。「はじめる」ことができても「続ける」ことができなければ、振りだしに戻ってしまいます。呼び覚ました地頭力を維持し続けるためには、これら三つのポイントをつねに「意識」しておくことが非常に重要です。 (P60)
仮説思考することのメリットは、結論をある程度想定しておくことで最終結論に至るまでの情報収集や分析の作業を最短かつ最小の労力にできることです。仮説思考というのは応用範囲が広く、「最終目的地からさかのぼって考える」という解釈をすると、「こちら側から」でなく「向こう側から」にベクトルを逆転させて考えること、あるいは最終目的地から「逆算して」考えることと定義することができます。そう考えれば、広義の仮説思考というのは、「現在から」でなく「将来から」考える、「手段から」でなく「目的から」考える、あるいは「できることから」でなく「やるべきことから」考える・・・・・といったように非常に応用が利いて、かつ思考回路を転換させるのに大きな効果が期待できる考え方であるといえます。 (P86)
仮説思考は、結果を志向する「プロのための」思考ツールといえるでしょう。 (P99)
仮説思考するために最も重要なことの一つは、「切羽詰まった状態をつねにつくる」ことなのです。これはすなわち、「時間をつねに人一倍大事に考える」ことにほかなりません。つまり、「目覚まし時計が鳴っている」状態を作っておくのです。 (P101)
いま、すぐ「単純に」考えるための七項目:①自分の仕事の内容を小学生にわかるように説明してみる。②最近出会った新しい概念やツールを「たかが△△、されど△△」の△に置いてみて、どこが「たかが」で、どこが「されど」なのかを考えてみる。③自分の環境(事情)が、他人と比べて本当に特殊なのかどうか再考してみる。④仕事の手法が恋愛に適用できないか考えてみる。逆も同様に考えてみる。⑤大好きな人の短所と、大嫌いな人の長所を探してみる。⑥一見、まったく違うように思える職種をピックアップし、自分の職種との共通点をあげてみる。⑦身近な「おやじギャグ」をピックアップし、その面白さ(つまらなさ?)を分析してみる。 (P203)
フェルミ推定では、正解に近い解答を算出することが必ずしも求められるわけではありません。重要なのは、どういう思考プロセスを経てその解答に至ったかということです。たとえばあなたが男性ならば、一般的な女性が美容室に行く頻度はあまり知らないかもしれませんが、「仮にこのくらいだったら」と仮定して算出しておけば、あとからその精度を上げていくことができます。重要なのは、限られた時間と情報で、できるだけの推論を展開するということです。「わからなくてもやってみる」「情報が足りなくてもやってみる」が、「結論から考える」仮説思考の発想です。また、フェルミ推定では、思考回路や発想の転換が求められます。細かい計算よりも思い切った発想ができるかどうかが、ポイントです。 (P210)
フェルミ推定は、考え方のパラダイムシフト(根本的な転換)の訓練ツールです。表面的な計算だけでなく、問題を解くときの手順・考え方から以下のような思考回路の転換を図れば、「世界が違って見える」瞬間は、もうすぐです。「結論から・全体から・単純に考える」というイメージトレーニングをできるのが、フェルミ推定なのです。 (P218)

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