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フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)
築山 節 / NHK出版 (2005-11-08) / 3,328円462 users
購入:   693円 所有
読了:  2014年06月11日 星4つ
・世の中の物事はすべて多面的な見方ができるはずだと思います。【P.54】
・大事なのは(同年代の他人とではなく)以前の自分と比べて、何ができなくなっているのかを常に気にかけ、それを補おうとしていくことです。【P.58】
・結局のところ、脳の若さというのは、思考系を使って解決しなければならない問題や、興味があること、新鮮に感じることをいくつ持っているかということだと思います。それをたくさん持っている人の脳は何歳になっても若いし、それを失ってしまっている人の脳は、若くても老いている。逆に言えば、その量の差でしかありません。それを回復させていくことが、フリーズする脳になっているすべての人に、基本的に必要なことだと思います。【P.60】
・視覚が捉えるもの、聴覚が捉えるもの、嗅覚が捉えるもの、触覚が捉えるもの、味覚が捉えるもの、つまり五感が捉えるものすべてが情報です。その整理されていない、しかも刻々と移り変わっていく多面的な情報を自分の意思で捉えて状況判断する。それを行動に結びつけていく。そういう不断の活動が、脳機能全体を維持するためには不可欠です。【P.66】
・知のあり方の変化を理解して、それにうまく対応していく。インターネットの普及によって便利になったところは享受しながら、依存しすぎることなく、一方では脳機能を使う機会も意識して補っていく。そういう自己管理が求められている時代だと思います。【P.96】
・目標を持って人生を少しずつ変えていく。その中で直面する問題を、自分の脳を使って一つずつ解決していく。やる気を失い、反射的・受け身的な生活になっている人には、それが根本的に必要なことです。【P.109】
・思い出す力を回復させる具体的なトレーニングを一つ挙げておくと、ラジオを聴くというのがいいと思います。そのときにただ何となく聴くのではなく、内容を理解しながら聴いて、その要点をメモしておく(ネット依存的な生活を送っている人たちだけでなく、現代人の多くは、情報の入力を視覚に頼りすぎているので、視覚が遮断された状態で聴覚から情報を取ろうとしてみると、あまりにも聞き取れなくて驚く場合があると思います)。【P.110】
・カクテルパーティー効果が十分に使えている状態というのは、目の前にいる人の話なら聞き取れるというだけではありません。音の情報というのは、資格情報とは違い、常に三百六十度の方向からやってきます。顔をどちらの方向に向けていても、聴覚的注意はニュートラルな状態にしておいて、聞きたいと思った情報にパッと注意を集中させられる。それをどんどん切り替えていかないと、喫茶店のような場所で複数の人の話をうまく聞き分けるということができません。【P.118】
・感情系は、大脳辺縁系(扁桃体や帯状回など)を中枢とする脳のより原始的な機能で、それが動揺すること自体を意志の力で止めることはできません。分かりやすく言えば、私たちは脳の中に医師とは無関係に動いてしまう動物を飼っているようなところがあります。その動物が、刺激を受けて暴れたり、逃げ出したりしようとする。それを表に出さないよう抑えておく機能は前頭葉にあります。前頭葉の力が高ければ、感情が高ぶっても、それを行動に影響させずにいられる。逆に前頭葉の力が低いと、感情に動かされやすくなります。【P.171】
・脳を上手く使うには、活動をある程度マルチにしておくことが必要です。仕事と趣味を両方熱心にやってきた人が、仕事を辞めて趣味に専念できる環境をつくったら、その趣味に以前ほど魅力を感じなくなってしまったということがあるように、活動をシンプルにすると、その方向に向かうベクトルがどんどん小さくなってしまうということが起こります。二つ以上のベクトルを持っていると、ある方向に向かう活動の中で受けた感情系の刺激が、別の方向に向かうやる気を増幅させて、そちらのベクトルで前に進むということが起こる。ところが、その片方をなくしてしまうと、やる気を維持するのが難しくなってしまいます。【P.183-184】
・すべての面で満足のいく環境を整えたら、やる気が湧いてくるのかと言うと、そうとは限らず、不満足な環境にいて、面白くない刺激を受け続けることがやる気をつくっている場合もあります。【P.184-185】
・感情系に動かされやすい人の特徴として、発想が極端から極端に走りやすいということがあります。快か不快か、好きか嫌いか、面白いか面白くないか。それだけで物事を決めてしまう。これに対して、思考系の力が強い人は中間を考えようとします。ここのところは面白くないが、ここのところは面白い。ここをこうしたらもっと面白くなるんじゃないか。そういう発想が出てきやすいのが、思考系の高い、前頭葉がよく機能している人です。【P.185】
・活動をマルチにしておいて、あるところで受けたネガティブな刺激を、あるところでのポジティブな活動の原動力にしていく。そういう共鳴関係があるから人は頑張れるし、どこかに進んでいくことができます。【P.189】
・現代のような変化の激しい時代には、誰でも思考系を働かせて目の前の問題を一つずつ解決していくことから逃げたくなるし、効率を求めすぎる社会の中で、強制的に脳の使い方を偏らされているようなところもあります。それでも私たちは、歯車でい続けなければいけない。人間は社会的な生き物であり、脳は環境によってつくられるものだからです。その中で自らをボケさせないためには、活動をある程度マルチにし、また、脳の使い方をこまめにチェックしていくことが必要です。自己満足的な環境をつくり、裸の王様になってしまっていないか。いつの間にか何かをしなくなり、低下させている脳機能はないか。フリーズという現象に注目しておくと、そのことに気づきやすくなるはずです。【P.191】

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