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人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス)
佐藤 優 / 青春出版社 (2013-10-02) / 905円562 users
購入:  2014年06月15日 905円 所有
読了:  2014年08月05日 星3つ
・もし「最近どうも自分から友達が離れていってるな」とか、「あれ、そういえばなんで俺は最近一人が多いんだ?」と気がついたら、まず自分が感情を抑制できているかどうかを振り返ってみてください。そして何か心当たりが少しでもあるなら、カウンセラーでも精神科医でもいい、専門家のところに駆け込むこと。こういうところに行くのは抵抗がある人は多いかもしれませんが、これからのビジネスパーソンのメンタルヘルスを考えた時、専門家に客観的なアドバイスをもらうのは生き残っていくうえで非常に大切な手段。実際、欧米などでは精神科医やカウンセラーを持っているビジネスパーソンがたくさんいます。その際に大切なのは、精神科医の場合は自分の話をちゃんと聞いてくれる相手を選ぶこと。なかにはちょっと診察して薬だけ出して、という医者もいます、自分のことをよくわかってくれて、客観的なアドバイスをしてくれる専門家を身近に持つことです。【P.43-44】
・怒りが湧いてくることは人間ですから当然のこと。その怒りと上手につき合う。その知恵がビジネスはもちろん、人生を大きく左右するのです。【P.47】
・つまり、びびらないためには相手や対象を知り、相手の本質や意図を見極めることが重要です。外交の世界では「相手の内在的論理を知る」という表現をします。相手の価値観はどのようなもので、どんな意図と論理で行動しているのか。それがわかれば、相手が何をいおうがどんな威圧をしてこようが、冷静に対応できる。【P.56】
・ですから、もし皆さんの周りにびびってしまう相手がいたら、そんな時ほど相手をよく見ることです。怖がって目をそらして無視することが一番いけない。そうすると相手が見えなくなり、見えなくなるからこそますます恐怖感が大きくなる。【P.57】
・相手を知ること、相手の「内在的論理」を知ることで、僕らはむやみにびびることがなくなります。そのためにも、いま自分がびびっている相手にこそ、目をそらさず向かい合うことが大切です。【P.59】
・不安になったりびびったりすると何が一番いけないか。冷静な判断ができなくなってしまうのが一番よくない。(中略)相手を不安にさせて購買意欲を煽る現在の消費社会では、つねに自分が何に対してびびっているのあを意識するとともに、それが仕掛けられたものでないかを検証することが肝要です。【P.61】
・一見、関税障壁を撤廃するというTPPは自由貿易の象徴であるかのようですが、本質は全く違う。米国の狙いは、中国の台頭をもはや一国で抑えることは難しいため、日米軍事同盟、米豪軍事同盟、米ニュージーランド軍事同盟をひとまとめにして、それをかぶせる経済体制をつくりたい。これがTPPの本質であり狙いなわけです。ですからTPPとは自由貿易ではなく、ブロック経済の復活というのがその本質です。経済協力の体をなしながら、本質は同盟なのです。ですからこの枠組みから日本が外れることはまずありません。【P.70】
・私たちの社会には必ず何らかの階層があり、そこで這い上がっていくにはそれなりのルールや評価体型、制度があります。社会というものが本質的にそういうものである限り、私たちはマインドコントロールから完全に自由であることは難しいかもしれません。ただし、そういうものにどっぷりと浸るのではなく、引いた目線でそのカラクリを認識しておく。どこか冷めた目で世の中を客観視し相対化することが大事です。そういう目線を持っていれば、極度に自分を飾ろうとする意識も多少和らぐのではないでしょうか。優劣意識から離れてしまえば、知らないことを知らないといえるようになる。飾らず、ありのままの自分をさらけ出すことに抵抗感もなくなってくるはずです。【P.81-82】
・仕事のうえでは自分を飾らずに、わからないことはわからない、知らないことは知らないと正直にいう。できることとできないことを自分の中で明確にしておく必要があります。成長できる人は、自分の周りにいざという時に助けてくれる人をたくさん持っている。自分の部署だけでなく、他部署にまで相談やお願いをできる味方がいるかどうか。なぜそういう味方がたくさんできるかというと、そういう人は変に自分を飾ったり、大きく見せようとしたりしません。「僕はこれがわからなくて、○○さん教えてください」とか、「○○さんの力がどうしても必要です」とか、上手に甘えることができる。人は他人から頼られて悪い気はしません。それを突っ張って自分を実力以上に見せようとしていては、味方になってくれる人も敵に回してしまいます。【P.86】
・相手が大物であればあるほど、こちらの嘘や飾りなどは見抜かれてしまいます。飾らないで素のままの自分で勝負する-。それができるかどうかが大きなポイントです。【P.91-92】
・多くを語らずとも、お互いのリズムで仕事がこなせる、そんな関係が増えれば自ずと仕事もこなせるようになるし、黙っていても信頼されて一目置かれるようになるはずです。仕事ができない人や実力のない人に限って、物事を複雑に考える。自分で大きく見せようと飾り立てたり嘘をつく。するとますます状況が複雑になっていく。そういう人は結局信頼を失い、仕事も人も失っていきます。約束事やルールを少なくすること、シンプルにすること、ビジネスにおいてはそれが自分を飾らず、嘘をつかず、心地よいリズムで仕事をするための必要条件です。【P.93-94】
・結局、飾らない力を得るには、自分が何者であるかを明確にするということに尽きると思います。人間としての根っこがどこにあるのか、国や民族、故郷や家族、信条や哲学・・・。あなたにはその軸がありますか? 軸がはっきりしているからこそ、虚と実のはざまでどんなに揺れ動いても、飾らない自己、飾らない関係をつくることができる。(中略)みなさんの根っこがどこにあるか、ぜひ自分に問いかけてみてください。【P.95】
・「侮り」の対極にある言葉は「畏れ」。目に見えないもの、形に現れないものをリスペクトする気持ちです。現代人は、この「畏れ」の感覚を決定的に失ってしまいました。特にIT社会、デジタル化が進んでいっそう顕著になった。【P.118】
・最近の株にしてもFXにしても投資というよりは投機。本来、投資というのはその企業が中長期的に成長すると見込んで買うことであり、業績が上がったらその株の配当金をもらう。その配当金を目的にするのが本来の投資であるはずです。ところが実際はどうか。配当金ではなく株式そのものの譲渡金を狙って買い、株価があがればすぐさま売って利益を得る。あるいは売りから入って株価が下がったところで買い戻す。この一連の行動のどこが投資なのでしょうか? 極端にいえば、株価が思うように動くならどんな会社の株だっていいわけです。あきらかに投資ではなく投機でしょう。【P.160-161】
・「一生懸命」という言葉がありますが、もともとは「一所懸命」。かつての封建社会は土地が中心ですから、武士から与えられた土地に何代も根をおろして頑張る。つまり一カ所に命を懸けるという意味で、「一所懸命」という言葉が生まれたのです。それが明治以降は、土地に命を懸けるのではなく個々人が自分の一生という時間に対して頑張る、命を懸けるという意味に変わってきた。それで「一生懸命」になった。頑張ることの意味と対象が変化してきたことが、この言葉に如実に表れています。【P.184】
・仕事というのはつねに時間軸とセットで考えなければいけません。1週間、1ヵ月の時間の流れの中で、どの仕事をいつまでにこなすか。逆にいつから手をつければ大丈夫なのか、はっきりつかんでおくのです。「仕事の遠近感」と言ってもいいでしょう。それが見えている人は、たくさん仕事を抱えてもアタフタせず淡々とこなしていける。目の前にあるものをただがぶしゃらにやるという人は仕事の座標軸、時間軸がないのです。【P.192】
・判断が速いというのは、思いつきをすぐに口にすることとは違う。とくに、上に立つ人は思いついたことをすぐに口に出してはいけない。一回頭の中で考えてから公言する。そのためにも、常にいろいろな状況を想定して、「こうなったら、こう対応する」というシミュレーションをしておくことです。【P.197】

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©2007-2017 読書をつづる〔書評と引用〕 by ぼん・ぼやーじゅ