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カテゴリ 読書 購入 所有 お気に入り 1 - 10件目 / 148件
ダメなときほど「言葉」を磨こう (集英社新書)
萩本 欽一 / 集英社 (2017-06-16) / 756円8 users
購入:  2017年10月01日 756円 所有
読了:  2017年10月04日 星3つ
どん底のときには大きな運がたまり、反対に、絶頂のときには不運の種がまかれている (P3)
貧しさって、いい言葉を探す絶好のチャンスなのかもしれません。貧しいことは確かに辛いですが、それよりもっと辛いのは言葉まで貧しくなることです。 (P48)
成功したことを喜んでいる時間が長い人はプロじゃないと思います。さっさとやめて、また何かに向かっていくのがいい。喜ぶ時間が長い人は、自分に酔っている。プロは、自分に酔っている時間が短いか、ほとんどない人ではないかと思います。
反対に負けたとき、多くの人はくよくよしています。その時間がまた長い、プロはその時間も短いんです。 (P90)
僕自身は仕事が面白くなってきたら、その仕事はあっさり辞めることにしています。面白いままそれを続けていると運が減っていくので、次の仕事を見つけて、また「つまらない」から始めます。つまらないことを面白くする。結局、仕事はその過程が一番面白いのではないかと思っています。 (P97)
開き直りは、生き抜くためにすごく必要。失敗も叱責も気にせず一つのことを続けていると、だんだんその仕事が好きになり、好きになると一気にうまくできるようになる。なにごともそういう仕組みになっているみたいです。 (P99)
自分の利益ばかり考えると、相手を非難したくなってしまいます。それは逆効果。第一、お互い、気分もよくない。戦うときはまず褒めよと言ったけど、褒めると態度が優しくなりますから。いい言葉には、自然といい言葉が返ってくる。結果はおまけみたいなもので、最初から期待しないこと。 (P114)
これ、いったいどうやったら売れるんですか? 身近な疑問からはじめるマーケティング (SB新書)
永井 孝尚 / SBクリエイティブ (2016-10-06) / 864円78 users
購入:  2017年09月08日 864円 所有
読了:  2017年09月12日 星3つ
かつては人々がほしがっていた価値がいつの間にか当たり前になり、その価値が失われることを、マーケティング用語で「コモディティー化する」という。 (P14)
レッドオーシャンの中にずっといると、会社の体力は消耗し、最悪の場合、倒産してしまう。これを防ぐには、過当競争の市場、つまり真っ赤な海から一刻も早く脱出し、ライバルがいない海を見つける必要がある。このライバルがいない市場のことを、「ブルーオーシャン」と呼ぶ。血で汚されていない真っ青な大海原、つまり未開拓の新市場ということだ。 (P15)
牛丼業界のように、コモディティー化してライバル同士が過当競争する市場を、多くのサメが集まって獲物を食い合う真っ赤な血で染まった海にたとえて「レッドオーシャン」と呼ぶ。 (P26)
ブルーオーシャン戦略とは、新しい市場を創り出すために、まずはターゲットを絞り、いまやっていることから、何を取り除いて、何を減らすかを考える。その上で、代わりに何をつけ加え、何を増やすかを考えることで、自社だけが提供できるモノを作り、新しい市場をつくる戦略だ。 (P28)
かつては、いいものを作ればそれなりに売れた。
しかしいまは、お客さんが本気で「ほしい」と思ってくれないと、絶対にモノは売れない。だからお客さんがお金を出す理由をつくるためのバリュープロポジションの考え方が重要になってきた。
バリュープロポジションをつくるには、徹底してお客さんの立場に立って考えることが必要になる。 (P30)
「そもそも、お客さんって誰だっけ?」
「これってお客さんにとって、何がいいの?」
もし商品開発に行き詰ったら、この2つの言葉が必ずヒントになるはずだ。
プロダクトアウトに陥って、いつの間に見失っていた顧客開発という当初の目的を思い出すためだ。常にお客さんの姿を頭の中に残して、商品開発を行いたいものだ。 (P80)
モノを売るとき、私たちはライバルといかに戦うかを考えがちだ。でも商売はさまざまな市場関係者が関わってくる。
商売を成功させるためには、すべての市場関係者との力関係を見極めて、必要な対策を打ち、自分たちが有利な立場に立てるようにすることが大切だ。
このときマイケル・ポーターの「5つの力」や、3つの「競争戦略」が大いに役立つ。競争戦略は競争を避けるための戦略だ。ムダな競争はお金も人も時間もかかる。競争を避ければ、余力をお客さんに提供する価値を高めることに投入できる。だから儲かる。 (P201)
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
河合 雅司 / 講談社 (2017-06-14) / 821円258 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 登録日:2017年08月26日 17時13分19秒 2017/08/26
購入:  2017年08月26日 821円 所有
読了:  2017年09月05日 星4つ
日本の喫緊の課題を改めて整理するなら4点に分けられる。1つは、言うまでもなく出生数の減少だ。2つ目は高齢者の激増。3つ目は勤労世代(20~64歳)の激減に伴う社会の支え手の不足。そして4つ目は、これらが互いに絡み合って起こる人口減少である。まず認識すべきは、社会のあらゆる場面に影響をもたらす、これら4つの真の姿だ。 (P9)
最近メディアを賑わせている「2025年問題」という言葉がある。人口ボリュームの大きい団塊世代が75歳以上となる2025年頃には、大きな病気を患う人が増え、社会保障給付費が膨張するだけでなく、医療機関や介護施設が足りなくなるのではないかと指摘されている。
だが、問題はそれにとどまらない。2021年ころには介護離職が増大、企業の人材不足も懸念され、2025年を前にしてダブルケア(育児と介護を同時に行う)が大問題となる。
2040年頃に向けて死亡数が激増し、火葬場不足に陥ると予測され、高齢者数がピークを迎える2042年頃には、無年金・低年金の貧しく身寄りのない高齢者が街に溢れかえり、生活保護受給者が激増して国家財政がパンクするのではと心配される。
少子化は警察官や自衛隊員、消防士といった「若い力」を必要とする仕事の人員確保にも容赦なく襲いかかる。若い力が乏しくなり、国防や治安、防災機能が低下することは、即座に社会の破綻に直結する。2050年頃には国土の約2割が無居住化すると予測される。さらに時代が進んで、スカスカになった日本列島の一角に、外国から大量の人々が移り住むことになれば、武力なしで実質的に領土が奪われるようなものだ。 (P10)
勤労世代が減れば、税収増も期待できず、高齢者向け政策を展開しようにも財源が追いつかない。財源問題を解決するには、自治体は税金や社会保険料のアップと、行政サービスのカットを同時に行う「ダブル負担増」に踏み切るしかない。しかも、高齢者は長期的に増えるため、それは繰り返し行わざるを得ない。
つまり、大都市部に住み続ける限り、負担増とサービス低下に繰り返し見舞われるということだ。住民の生活水準は低下し、街そのものが活気と魅力を失う。やがて、大都市部の自治体は行き詰まるだろう。
一方、若者を大都市部に吸い取られてきた地方はどうだろうか。すでに高齢化が進んでおり、死亡する確率の高い年齢人達した高齢者も多い。天寿を全うして死亡する高齢者と新たに高齢者に加わる人の数とが同水準であれば、差し引きしてその総数は横ばいになる。死亡数が多ければむしろ、減ることもあるというわけだ。
こうした地方では、既存の高齢者施設などをうまく活用すれば、新たに高齢者向けサービスを増やすことなく、十分やりくりできるだろう。高齢者対策に追われなくて済めば、社会を作り替える時間的余裕が持てる。
これは、人々の流れに変化を与えるきっかけとなる。負担が増え続け、魅力も乏しくなる大都市部に見切りを付けて、住みやすい地方への移動を考える人や企業が出てくるだろう。才覚ある自治体の首長ならば、誘致に積極的に乗り出すかもしれない。これからは、豊かな地方が大都市部の人口を吸い上げる時代となるかもしれないのだ。
日本の近代化は、地方の若い世代を大都市部に集中させることで、効率的で効果的な産業体制を作り上げ、世界的な都市間競争に打ち勝つ「集積の経済」の歴史だった。しかし、大都市部が老い始めたいま、そうした手法は通用しなくなってきている。 (P130)
黄色いバスの奇跡 十勝バスの再生物語
吉田 理宏 / 総合法令出版 (2013-12-10) / 1,296円25 users
購入:  2017年08月23日 1,296円 所有
読了:  2017年08月27日 星4つ
時代は今、リーダーシップのあり方を模索しています。
「大きな船に乗っていれば幸せになれた時代」はとっくの昔に過ぎ去り、「自分の考えや個性を大切にする」「一人ひとりが主人公になる」といった幻想のようなフレーズに誘導されながら、結局はどうしたらいいのか、何をしたらいいのか見えないのが、今の日本であるように思います。 (P146)
捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書)
橋本 卓典 / 講談社 (2017-04-19) / 864円68 users
購入:  2017年06月11日 864円 所有
読了:  2017年08月21日
金融庁は、投資信託の売れ筋について、「特定の資産に偏ったテーマ型の商品や手数料が稼ぎやすい商品」だと指摘した。
16年3月末の純資産残高は、日本ではトップが米国不動産投資信託(REIT)、2位が海外リート、3位も米国リート、4位が海外株式、5位が米国低格付け債権ですべてアクティブ商品、つまりファンドマネージャーなどの裁量で運用成績が変わる商品だ。リターンが期待できるがリスクとコストも大きい。
これに対し、米国ではトップが米国株式インデックス、2位が世界株式(除く米国)インデックス、3位も米国株式インデックス、4位が米国株式、5位が米国債券インデックスで4位を除くとすべてインデックス商品だった。ベンチマークとする指数に連動させた運用で、指数が上昇すれば、利益がもたらされる仕組みで、低コストが特徴だ。
日本の売れ筋投信をさらに比較すると、大きな違いがわかる。投信購入時に課される平均販売手数料(税抜き)は日本の3.20%に対し、米国は0.59%、資産運用会社が運用費用として徴収する平均年率信託報酬(税抜き)も日本の1.53%に対し、米国は0.28%だ。米国の各種手数料の圧倒的な低さがうかがえる。日本の資産運用で、運用成績が良くても手数料で損失が出てしまう「手数料負け」という言葉が投資家の間で当たり前のように指摘されているのは、このためだ。 (P68)
信託とは何か。残された家族や何らかの目的のため、信頼した人に自分の財産などを託すことだ。東大の樋口教授は、「その歴史は、日本人が親しむ契約よりも遥かに古い」と指摘する。 (P104)
セゾン投信は、市場を予測するのではなく、リスクを抑えながら長期、分散投資ができる2商品だけをラインナップに掲げている。直販などでできるだけ割安に多くの顧客へ「これ一本で資産運用を任せられる良質な商品」だけを届けることを目指している。 (P132)
401(K)プランは、1981年に米国で導入された確定拠出年金制度(DC : defined Contribution Plan)の最も有名な一つだ。税制優遇の条件が定められた内国歳入法401条(K)項にちなんで、こう呼ばれている。
民間企業の従業員が任意で加入し、掛け金が所得から控除されるのに加え、掛け金の金額に応じて、企業が補助的に上乗せして拠出する「マッチング」が行われるという仕組みだ。加入者の積み立て意欲を強力に後押しするものとなった。運用商品も加入者が選び、運用されるのが特徴だ。
それまでは、将来の給付金を予め約束している確定給付年金制度(DB : Defined Benefit Plan)が一般的だったが、年金資産を予定通りの利回りで運用意できないケースもあり、そうした場合、積立不足を企業の債務として計上しなければならず、企業の負担も重くなっていた。今日の日本も同じ状況に陥っている。
一方、401(K)などのDC制度は、毎月の給与から自動的に天引きされ積み立て投資される。ということは、毎月、決まった金額を投資することにより、取得価額が割高の場合は少なく投資し、割安の時には多く投資することになり、長期の資産形成には有利とされる平均取得価額が低下する「ドルコスト平均法」の効果をもたらすことになる。 (P162)
加入者である個人本意ではない制度を象徴する日米のDC制度の違いがある。拠出金に上乗せする「マッチング」の意味だ。米国では、あくまでも個人が拠出し、企業が「マッチング」するのだが、日本では企業の「拠出」に個人が「マッチング」で上乗せする仕組みなのだ。
そもそも日本で確定拠出年金が始まった01年当時は、個人は拠出することさえできなかった。拠出したくてもできなかったのだ。企業の基本姿勢は、年金資産運用への個人の参加にひどく慎重なのだ。 (P177)
バンガードのマーケティング戦略のモットーは、「If you build it, he will come.(それを作れば、彼はやって来る)」だという。映画「フィールド・オブ・ドリームス」で、ケビン・コスナーが演じた主人公が野球場をつくるきっかけとなった名ぜりふだ。時間は掛かったが投資家は確かにやってきた。 (P193)
人は物事が少しでもうまく行っていることをどんどん推し進めようとする。不思議なことに、リスクを拡大していくことにはさほど抵抗感を持たなくなる。成功体験がいつまでも続くと過信し、暴走していることにすら気づかない。
半面、リスクが相対的に高い資産運用を始めることについては極端なほど、臆病になり、強い抵抗感を示すのだ。たとえ、リスクが極めて限られる少額の投資だったとしてもだ。それによって少額投資で得られる収益機会を喪失する選択をしてしまう。行動経済学、行動ファイナンス理論の問題そのものだ。 (P237)
資産運用とは「危ないことをする」という意味では決してない。リスクを正しく認識し、分散し、コントロールするということに他ならない。 (P238)
年金基金、資産運用会社、生保などは、機関投資家と呼ばれる。 (P261)
松下幸之助は証券会社については、「株式の大衆化を実現するために大衆的個人株主をできるだけ多くつくってゆくことだと思う」と述べている。
また、「長期安定株主を増やした場合、株式売買が少なくなり、証券会社の経営が成り立たなくなる」という予想される批判にも触れた上で、「それは決して心配ない」と指摘。非常に多数の個人株主が母数としてできれば、個人レベルでは少ない売買機会でも「十分商売になる」とし、「投機的な株主を最小限度にとどめてゆくことが大事」だと証券会社に促している。 (P269)
松下提言が斬新であり、本質を突いているのではないかと思われる点はここだ。
「すべての国民に株式を持つことを積極的に奨励、要望し、それを実現するための具体的な奨励策、優遇策というものを大いに打ち出すことが大事だと思う」
その理由として
「株主は投資した株式から受け取る利益だけでなく、投資することによって産業が興隆し社会が繁栄するところから起こる、いわゆる社会共同の繁栄による利益なり恩恵をうけることができる。つまり、大衆は、株を持つことによって二重の利益を得られるわけである」と、している。 (P270)
審判 (岩波文庫)
カフカ / 岩波書店 (1966-05-16) / 928円100 users
購入:  2014年07月29日 929円 所有
読了:  2017年05月28日 星4つ
「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識 (PHP新書)
髙橋 洋一 / PHP研究所 (2017-03-16) / 864円23 users
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 社会学 登録日:2017年05月07日 17時40分06秒 2017/05/07
購入:  2017年05月07日 864円 所有
読了:  2017年05月17日 星4つ
税金には、「応益税」と「応能税」という分け方があります。応益税は、受ける行政サービスに応じて払う税金で、応能税は負担能力に応じて払う税金です。
消費税は、応益税です。消費税はゴミ収集など地方の基幹業務のサービスのために使われるのがふさわしい税金です。一方、所得税は応能税であり、こちらは国の業務のために使われるのがふさわしい税金です。 (P127)
私の財産告白 (実業之日本社文庫)
本多 静六 / 実業之日本社 (2013-05-15) / 514円102 users
購入:  2016年11月19日 514円 所有
読了:  2017年01月22日 星4つ
何時も、静かに景気の循環を洞察して、好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を、時期を逸せず巧みに繰り返すよう私はおすすめする。 (P48)
物事を成すには、とにかく一本に打ち込むことが大切だ。しかし、熱心もよろしいが、あまりに執着に過ぎると、判断力もにぶり、考えも偏波になり、とんだ妄想に陥りやすい。仕事の能率もはなはだしく低下してくる。だから私は、一仕事終わったらその結果がどうあろうと、まずそれをキレイに忘れること、少なくとも忘れるように気分転換につとめることを皆さんにおすすめする。
それにどんな方法がいいかは、人それぞれの性格、境遇、趣味、教養によって異なるものがあるから一概にはいえぬが、疲労回復に効果があり、精神的に苦痛を感ぜず、反社会的なものでなく、しかもできることなら少しでも本職の援けになるものであることを希望してやまない。
人生における七転び八起きも、つまりは天の与えてくれた一種の気分転換の機会である。これを素直に、上手に受け入れるか入れないかで、成功不成功の分かれ目となってくる。若い、将来のある人々が、七転びどころか、一転びしただけで、もう起き上がる勇気を失う者の多いのははなはだ遺憾である。 (P108)
総じて世の中のことは、一から十まで何事もうまくいくものではない。ちょっとした出来心の気張り方で大成功を収めることもあるし、また小心翼々として長年苦心をつづけてきたものがついに失敗に終わることもある。金を儲けるのも、大損を招くのもまた同じことで、要するに、やれるだけのことをやってきたのなら、その結果についてそうそういつまでも悔やむことはない。問題はそれを「よい経験」として次の仕事に生かしていくことである。 (P117)
失敗なきを誇るなかれ、必ず前途に危険あり。失敗を悲しむことなかれ、失敗は成功の母なり。災いを転じて福となさば、必ず前途に堅実なる飛躍がある。 (P119)
失敗は社会大学における必須科目である。私は、この大切な過程を経たものでなければ本当に成功(卒業)ということはないと考えている。失敗の経緯がないと誇ることは、すなわち、必須科目を修めていないと威張るようなもので、全く意味をなさないのである。 (P119)
人の長たらんとするには、多くの部下の考えが常にどう動いているか、個々の仕事振りが果たしてどんなものであるか、怠らず心を配り、何時も正しい評価の上に立って、すべてを取り仕切らねばならない。 (P167)
私の体験によれば前にもしばしば述べたように、人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない。道楽化をいい換えて、芸術化、趣味化、娯楽化、遊戯化、スポーツ化、もしくは享楽化等々、それはなんと呼んでもよろしい。すべての人が、おのおのその職業、その仕事に、全身全力を打ち込んでかかり、日々のつとめが面白くてたまらぬというところまでくれば、それが立派な職業の道楽化である。いわゆる三昧境である。そうしてこの職業の道楽化は、職業の道楽化それ自体において充分報われるばかりでなく、多くの場合、その仕事の粕として、金も、名誉も、地位も、生活も、知らず識らずのうちにめぐまれてくる結果となるのだから有難い。 (P184)
西洋の人生訓にも、「汝の上位は常に空席である」というのがある。本当に勉強し、本当に実力を養うもののためには、その進むべき門戸はいつも開かれている。努力の前に閉ざされた扉は一つもない。表門がしまっていても裏門があり、裏門がしまっていても塀を乗り越えるという手もある。 (P191)
人生即努力、努力即幸福、これが私の体験社会学の最終結論である。 (P204)

プロフィール

<<2017年11月>>
登録数1 件
購入金額864 円
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