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私の財産告白 (実業之日本社文庫)
本多 静六 /実業之日本社 (2013-05-15) / 514円102 users
購入:  2016年11月19日 514円 所有
読了:  2017年01月22日 星4つ
何時も、静かに景気の循環を洞察して、好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を、時期を逸せず巧みに繰り返すよう私はおすすめする。 (P48)
物事を成すには、とにかく一本に打ち込むことが大切だ。しかし、熱心もよろしいが、あまりに執着に過ぎると、判断力もにぶり、考えも偏波になり、とんだ妄想に陥りやすい。仕事の能率もはなはだしく低下してくる。だから私は、一仕事終わったらその結果がどうあろうと、まずそれをキレイに忘れること、少なくとも忘れるように気分転換につとめることを皆さんにおすすめする。
それにどんな方法がいいかは、人それぞれの性格、境遇、趣味、教養によって異なるものがあるから一概にはいえぬが、疲労回復に効果があり、精神的に苦痛を感ぜず、反社会的なものでなく、しかもできることなら少しでも本職の援けになるものであることを希望してやまない。
人生における七転び八起きも、つまりは天の与えてくれた一種の気分転換の機会である。これを素直に、上手に受け入れるか入れないかで、成功不成功の分かれ目となってくる。若い、将来のある人々が、七転びどころか、一転びしただけで、もう起き上がる勇気を失う者の多いのははなはだ遺憾である。 (P108)
総じて世の中のことは、一から十まで何事もうまくいくものではない。ちょっとした出来心の気張り方で大成功を収めることもあるし、また小心翼々として長年苦心をつづけてきたものがついに失敗に終わることもある。金を儲けるのも、大損を招くのもまた同じことで、要するに、やれるだけのことをやってきたのなら、その結果についてそうそういつまでも悔やむことはない。問題はそれを「よい経験」として次の仕事に生かしていくことである。 (P117)
失敗なきを誇るなかれ、必ず前途に危険あり。失敗を悲しむことなかれ、失敗は成功の母なり。災いを転じて福となさば、必ず前途に堅実なる飛躍がある。 (P119)
失敗は社会大学における必須科目である。私は、この大切な過程を経たものでなければ本当に成功(卒業)ということはないと考えている。失敗の経緯がないと誇ることは、すなわち、必須科目を修めていないと威張るようなもので、全く意味をなさないのである。 (P119)
人の長たらんとするには、多くの部下の考えが常にどう動いているか、個々の仕事振りが果たしてどんなものであるか、怠らず心を配り、何時も正しい評価の上に立って、すべてを取り仕切らねばならない。 (P167)
私の体験によれば前にもしばしば述べたように、人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない。道楽化をいい換えて、芸術化、趣味化、娯楽化、遊戯化、スポーツ化、もしくは享楽化等々、それはなんと呼んでもよろしい。すべての人が、おのおのその職業、その仕事に、全身全力を打ち込んでかかり、日々のつとめが面白くてたまらぬというところまでくれば、それが立派な職業の道楽化である。いわゆる三昧境である。そうしてこの職業の道楽化は、職業の道楽化それ自体において充分報われるばかりでなく、多くの場合、その仕事の粕として、金も、名誉も、地位も、生活も、知らず識らずのうちにめぐまれてくる結果となるのだから有難い。 (P184)
西洋の人生訓にも、「汝の上位は常に空席である」というのがある。本当に勉強し、本当に実力を養うもののためには、その進むべき門戸はいつも開かれている。努力の前に閉ざされた扉は一つもない。表門がしまっていても裏門があり、裏門がしまっていても塀を乗り越えるという手もある。 (P191)
人生即努力、努力即幸福、これが私の体験社会学の最終結論である。 (P204)

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