|
|
|
|
 サリンジャーが死んで、その日に「バナナフィッシュ」だけは読まなくてはと思って買いに走った。10年代のはじまり。
 ことBLに関しては、Amazonレビューが特に外れやすいような。期待していたが、それだけ!?って感じ。藍作についても、あんまり鮮やかに生きてない気がする。いくら友達のことが好きでも、この話の状況でヘテロ男性が彼女を捨ててそちらにいけるとは思わない。
 恋愛成就以降を楽しく読める本は意外とまれ。嫉妬とか当て馬とか、べたまのにきゅんきゅんする。
 正直卒業式でのセックスと結婚うんぬんはひいてしまう。萌えるけどこの二人に未来があるかんじがしない。この後は書かれうるのだろうか。
 ヤクザというよりもチンピラの信二が、絶望的な状況におかれるシーンはなんとなく既視感があってのめりこめなかった。あ、いつものだというかんじ。
ただ信二のどうしようもないところはやっぱりよくて、とてももえた。
 自然な不自然というか。トーンはいつも通りなのに、やっぱり好きだなと思う。
 再読。高校生の頃読んだときには、本当に「神」の概念と言うか、何かを感じた。
今読むと全体が「不定」という言葉で捉えられてしまう気がして、以前ほどおもしろくはなかったが、やはり最後の一文でしびれる。
 再読。落ち込んだときとかにふっと思い出したりする。普遍性があると思う。
|
|