ホーム   本・雑誌   キンドル   DVD ウォッチ  プロフィール  メディア記録  印刷  RSSフィード
なおきの本棚 (Naoki’s Bookshelf)
並べ替え:
読書 所有 お気に入り 日付 1 - 1件目 / 1件
桜の森の満開の下・白痴 他十二篇 (岩波文庫)
坂口 安吾 / 岩波書店 (2008-10-16) / 983円74 users
読了:  2017年03月14日 星4つ
目次全体に目を通してみると、『女体』という文字があるではありませんか。
【書評】『桜の森の満開の下』『女体』~千年読書会より : なおきのブログ

<目次>
風博士
傲慢な目
姦淫に寄す
不可解な失恋に就て
南風譜
白痴
女体
恋をしに行く
戦争と一人の女
続戦争と一人の女
桜の森の満開の下
青鬼の褌を洗う女
アンゴウ
夜長姫と耳男
解説(七北数人)



2017.02.14 読書開始
『女体』
素子とは何者であるか?谷村の答えはただ一つ、素子は女であった。そして、女とは?谷村にはすべての女がただ一つにしか見えなかった。女とは、思考する肉体であり、そして又、肉体なき何者かの思考であった。 (P103)
仁科の媚態にも、岡本と同じものがあった。それは素子の肉体に話しかけていることだ。岡本の媚態によって、谷村はそれを発見した。 (P122)
『恋をしに行く』
処女と非処女の肢体は服装に包まれたまま、ほぼ見分けがつくものであるが、信子は処女のようでもあり、そうでないようでもあった。
(中略)
信子のあどけなさ、清楚、純潔、それは目覚める感じであった。それは、たしかに、花である。なんとまあ、美しい犯罪だろうかと谷村は思う。まるで、美しいこと自体が犯罪であるかのように思われる。 (P129)
信子はたしかに妖婦なのである。谷村は肉慾を意識しない。然し、信子は、谷村の知り得ぬ方法で、何人からか、莫大な生活費をせしめている女なのである。 (P130)
信子に人を惑わす魔力があるなら、迷わされ、殺されたい、と谷村は思った。 (P132)
「信ちゃん。胸のお乳を見せておくれ。こんな細い、丸い、腰の美しさがあるなんて、今日まで考えてもいなかったから。僕は信ちゃんのからだを、みんな見たい」 (P159)
『戦争と一人の女』
女は快感がないくせに男から男と関係したがる。 (P162)
小柄な、痩せているようで妙に肉づきのよい、鈍感のようで妙に敏活な動きを見せる女の裸体の魅力はほんとに見あきない。 (P163)
野村には明日の空想はなかった。敵に上陸され、男という男がかりだされて竹やりをもたされ、幸運に生き残っても比島とかどこかへ連れて行かれて一生奴隷の暮しでもすることになるのだろうと思っていたのだ。だから、戦後の設計などは何もない。
(中略)
近所のオカミサン連が五、六人集まって強姦される話をしている。真実の恐怖よりもその妖しさに何かの期待があることを野村は感じていた。女の肉体は怖しい。その肉体は国家などは考えず、ただ男だけしか考えていない。 (P170)

本棚分類
読了今月/ 先月/ 今年/ 昨年
読中 / 予約中 / 読みたい / 欲しい
個人所有 / 会社所有

評 価
★★★★★ / ★★★★
★★★ / ★★ /
タグ
-
<<2017年3月>>
登録数40 件
購入金額1,800 円
読了数4 冊
カウントダウン
今年の目標読了数200冊まであと
178
読了数 (月別)
  • 20
  • 15
  • 10
  • 5
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 1
  • 2
  • 3

プロフィール

秘密諜報員(爆) 品川の会社員 探検家(謎) 読書会しましょう!
リンク
なおきのブログ
2017/03/27 23:09
2017/03/26 19:18
2017/03/25 22:39
2017/03/24 23:16
2017/03/23 23:45
<< 2017年3月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
ソーシャル
物々交換
アイデア
ユーザー検索
ランキング
アマゾン検索
バインダー読者(30)
maru-5  maru-5
shio  shio
beck  beck
tatsuh  tatsuh
azeyan  azeyan
hiroc  hiroc
toyos  toyos
niha00  niha00
ohmae  ohmae
※非公開ユーザーは非表示
  >>
カウンター
累計13805  今日0  昨日3
since : 2009/03/08

©2007-2017 なおきの本棚 (Naoki’s Bookshelf)