
ストーリーそのものは、どこにでもあるような話。
仕事一筋で強引な仕事スタイルである主人公が、母の死や自身の病気を境に少しずつ周囲への感謝の心を持つようになっていく。
以前読んだ、野口嘉則氏の『鏡の法則』のような読後感であった。
私も自分のためではなく、周りのために生きる人生でありたい。
各章ごとのフレーズを、印象に残ったので引用する。
●本来、人は、自分の「存在」そのものが無条件で愛されているという認識を持つことで、安心して「行動」を起こすことができ、「結果」を手に入れる生き物である。(31頁)
●「他に対する厳しさ」には大別して二つの種類がある。
「自分を愛する故の厳しさ」と「相手を愛する故の厳しさ」である。
そして前者は往々にして、相手に理解されず反感を生み出す。(61頁)
●問題がたくさん引き起こされるとき、それは自分が抱えている「課題」の存在に気づくことができるチャンスである。(99頁)
●自分の「存在」を自分自身で心の底から祝福することができるようになるためには、自分のありのままの姿を親に認めてもらうことが必要である。
自らの「課題」と向き合い、乗り越えることができたとき、人生は光り輝く。(135頁)
●「与えたものが還ってきている」状態に人はなかなか気づけない。
しかし、この法則を自分のものにできたとき、人は真の豊かさと幸せを手に入れることができる。(159頁)