
■「BOOK」データベースより
深夜の駅。
人気のないコインロッカー。
そこで一人の少女が闇に引きずり込まれ姿を消した—。
人は死ぬと"異界"に落ちる。
それがこの世界のルール。
だが、強い未練を残し"異界"に落ちた魂は、異形の姿となり現世に戻り、世界の侵食を引き起こす。
失踪中の兄から届いた手紙によって、世界のバランスを保つ"異界使い"の存在を知った霧崎唯人。
兄の行方と少女の失踪の謎を追ううちに出会う、"闇"の世界。
狩る者と狩られるモノ—狂気に満ちた饗宴の後に、暴かれる真実とは…。
第14回電撃小説大賞"銀賞"受賞。
深紅の悲しみに彩られたサイコミステリー。
感想
まず、タイトルは判りやすい。イメージ通りのホラーです。
オビに"【サイコ】ミステリー"と書いてあったが、あまり納得できないです。ホラーファンタジーが一番シックリきます。文章読みやすく、丁寧な描写です。世界観は独創的で面白いが、奥深さはどうでしょうか……!?
キャラクター個性豊かで、特に〈都狩 レム〉が印象に残りました。若干残念なのは、読後の正直な印象。
——シリーズ第一作目にしては"闇"の世界の情報が多く、神秘性を持ちづらいです。もう少し小出しした方が良いと思いました。それでも作品面白く、次作が待ち遠しいので期待しています。