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MacskaMarker > race + ethnicity
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カテゴリ 所有 お気に入り 1 - 20件目 / 24件
オバマの孤独
シェルビー スティール / 青志社 (2008-04-05) / 1,260円4 users
タグ politics race + ethnicity カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 社会・政治 登録日:2009年02月18日 15時47分46秒 2009/02/18
星3つ
著者のスティールは保守系シンクタンクに所属する黒人政治評論家。かれによれば、米国社会では黒人は成功するために多数派である白人との関係において「挑戦型」もしくは「取り引き型」のどちらかの仮面をかぶらなければならず、結果として個人としての声を奪われていると指摘する。バラック・オバマはその「取り引き型」の政治家として大統領の座に歴史上もっとも接近した黒人だが、スティールはかれを支持する白人有権者たちの心理に「人種差別の過去を決済してしまいたい」という欲望を見出す。オバマはそうした欲望に縛り付けられ、自分の声を挙げられずにいるのだとする。一部露骨なアンチ・リベラルな主張が出てきてわたし的にはひるんでしまうのだけど、保守派黒人論客という立場から見たオバマの分析はとても参考になる。(しかしある白人の知り合いがこの本を読んで「黒人たちはもういい加減差別のことなんて忘れるべきだ」とか言い出したのにはびびった。)(以上は原書へのコメントを転記。)
EntreMundos/ AmongWorlds: New Perspectives on Gloria E. Anzaldua
Analouise Keating / Palgrave Macmillan (2008-09-16) / 2,507円1 users
タグ feminism queer race + ethnicity カテゴリ:洋書 洋書 / Gay & Lesbian 登録日:2009年01月14日 01時27分15秒 2009/01/14
星4つ
フェミニズム、クィア理論、ポストコロニアリズム、チカーノ/チカーナ・スタディーズなどに大きな影響を与えた『Borderlands/La Frontera』の著者にして、米国における民族的マイノリティ女性の声を集めた画期的なアンソロジー『This Bridge Called My Back』、『Making Face, Making Soul/Haciendo Caras』やそれらへの応答として編まれた『This Bridge We Call Home』など、わたしが最も影響を受けたフェミニスト Gloria Anzaldúa の業績と影響について、さまざまな論者が論じる本。
 ハードブックヴァージョンは値段が高過ぎて手が出なかったのだけれど、ペーパーバック版になって何とか手が届く範囲に。こんなに値段が高いのは、学術書扱いだからか。最近コーネル大学で女性学と政治哲学を勉強している学生と話をしていて、その学生が Anzaldúa のことを知らないのに驚いたけれど、たしかに彼女の業績は十分に理解されていないように思う。
Ask a Mexican
Gustavo Arellano / Scribner (2008-04-22) / 1,826円1 users
タグ race + ethnicity humor カテゴリ:洋書 洋書 / Humor & Entertainment 登録日:2009年01月14日 01時27分09秒 2009/01/14
星3つ
メキシコ系コラムニストによる有名コラムの書籍化。メキシコ人とメキシコ系米国人に関するあらゆる疑問やステレオタイプにユーモアを交えつつ応える。というより、ステレオタイプや偏見−−ここには、メキシコ人に対する偏見だけでなく、メキシコ人が抱く白人やその他の人種への偏見なども含まれる−−をネタに含んだ面白おかしい回答に笑いつつ、現代の米国で生きるメキシコ系移民や米国生まれのメキシコ系米国人たちの文化や生活や価値観に親しめる。この本を読んだだけで分かった気になるのは問題だけれど、とりあえずメキシコ人やメキシコ系移民らを知る第一歩にはなると思う。
Stuff White People Like: A Definitive Guide to the Unique Taste of Millions
タグ pop culture race + ethnicity humor カテゴリ:洋書 洋書 / Humor & Entertainment 登録日:2009年01月14日 01時26分51秒 2009/01/14
星3つ
文字通り「白人が好きなモノ」をアイロニカルに扱った人気ブログの書籍化。著者が揶揄しているのは、マイケル・ムーアが「バカでマヌケなアメリカ白人」と呼ぶような、ステレオタイプ化された「無知で頑迷な田舎の保守白人」ではない。サブタイトルの「何百人もの人々の、ユニークな嗜好」というタイトルから分かるように、この本が笑いの対象とするのは、ムーアを含めた「寛容で、理知的で、洗練された」リベラルな白人たちの、いかにも凡庸な「自分らしさ」への耽溺−−それはメタレイシズムと市場経済を通して補充される−−だ。白人性研究(ホワイトネス・スタディーズ)でも「凡庸かつ強迫的なまでの個性重視主義」が現代アメリカにおいて白人性が抱える病理として取り上げられているが、この本はユーモアたっぷりにそれを分かりやすくデモンストレーションしている。
Shopping for Identity: The Marketing of Ethnicity
Marilyn Halter / Schocken (2000-09-12) / 3,614円1 users
タグ economics pop culture race + ethnicity カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年01月14日 01時26分11秒 2009/01/14
星3つ
絶えざる移民の流入でますます多様になる米国社会。各世代の移民たちは、アメリカ社会に同化しつつも同時に民族的な食品などの消費によって民族的アイデンティティを確認し、保護してきた。そしてそうした消費者を狙い、特定の民族的コミュニティに向けた製品を開発し、あるいは特定の民族にアピールするためのさまざまなマーケティングをめぐらせる企業。豊富な実例で民族的な消費行動とマーケティングの歴史とメカニズムを明らかにする。「消費によるアイデンティティ確認」は民族に関わらずあらゆるアイデンティティに関係していそうだ。
A Bound Man: Why We Are Excited About Obama and Why He Can't Win
Shelby Steele / Free Press (2007-12-04) / 1,321円1 users
タグ politics race + ethnicity カテゴリ:洋書 洋書 / Biographies & Memoirs 登録日:2009年01月14日 01時25分41秒 2009/01/14
星3つ
著者のスティールは保守系シンクタンクに所属する黒人政治評論家。かれによれば、米国社会では黒人は成功するために多数派である白人との関係において「挑戦型」もしくは「取り引き型」のどちらかの仮面をかぶらなければならず、結果として個人としての声を奪われていると指摘する。バラック・オバマはその「取り引き型」の政治家として大統領の座に歴史上もっとも接近した黒人だが、スティールはかれを支持する白人有権者たちの心理に「人種差別の過去を決済してしまいたい」という欲望を見出す。オバマはそうした欲望に縛り付けられ、自分の声を挙げられずにいるのだとする。一部露骨なアンチ・リベラルな主張が出てきてわたし的にはひるんでしまうのだけど、保守派黒人論客という立場から見たオバマの分析はとても参考になる。(しかしある白人の知り合いがこの本を読んで「黒人たちはもういい加減差別のことなんて忘れるべきだ」とか言い出したのにはびびった。)
Outsiders Within: Writing on Transracial Adoption
タグ postcolonial race + ethnicity カテゴリ:洋書 洋書 / History 登録日:2009年01月14日 01時24分16秒 2009/01/14
星4つ
養子制度によって国や人種の違う家庭で育てられた人たちーー実際には白人家庭で育てられた非白人ーーによるエッセイ集。国際養子制度と国内の異人種間養子縁組は前者がアジア人の問題、後者が黒人の問題として論じられる傾向があるのだけれど、この本は両者を同じ次元で取り上げようとした試み。編者のスタンスは、養子制度の是非自体には踏み込まないまでも、自分の出自とは違った国籍や人種や文化の家族に育てられた子どもたちが直面したさまざまな困難を当事者の声を通して伝えるというもの。エッセイには読み物としてやや弱いものが混ざっているけれど、それも生の声。
Shattered Bonds: The Color Of Child Welfare
Dorothy Roberts / Basic Civitas Books (2003-01-07) / 1,381円1 users
タグ class + poverty race + ethnicity カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年01月14日 01時24分10秒 2009/01/14
星4つ
米国で「ネグレクト」などを理由として家庭から引き離される子どもは特に黒人コミュニティにおいて増え続けている。著者はその原因の大きな部分は福祉政策の破綻や人種差別的な司法制度・児童保護制度にあるとし、貧困放置の尻拭いとして黒人の親たちを罰する政策から、貧困家庭をサポートすることによってその別離を防ぐ政策への転換を訴える。
How To Rent A Negro
Damali Ayo / Chicago Review Pr (2005-06) / 789円1 users
タグ race + ethnicity カテゴリ:洋書 洋書 / Entertainment 登録日:2009年01月14日 01時24分08秒 2009/01/14
星4つ
「ニグロ(黒人を指す旧称、侮辱的とされる)をレンタルするには」ーーこの刺激的なタイトルの本を出した著者はポートランド在住の黒人女性アーティスト。奴隷として売られることはなくなったけど、黒人であることを自称リベラルな白人にありがたれ、「黒人としての意見を聞かせてちょうだい」「集会に黒人が少ないから来てくれ」「黒人の友人がいるとクールだから友人になって欲しい」と日常的に搾取されているではないか! そこで彼女は、それらの無償労働に値段をつけはじめた。黒人をレンタルしたい白人や、レンタルで一儲けしたい黒人へのアドバイスに満ちた本書は、人種問題についての不快な、しかし重要な会話を誘発すること間違いなし。
What Lies Beneath: Katrina, Race, And the State of the Nation
Joy James , South End Press Collective / South End Pr (2007-01-03) / 2,073円1 users
タグ class + poverty race + ethnicity カテゴリ:洋書 洋書 / History 登録日:2009年01月14日 01時24分04秒 2009/01/14
星5つ
2005年秋、米国南部に大きな被害を巻き起こし多数の犠牲者を出したハリケーン・カトリーナは単なる天災ではなく、またブッシュ大統領個人の無能や現政権の失策によって説明がつくものではない。米大陸征服や奴隷制からはじまり人種隔離や激しい貧困など数世紀に渡る不正義が、まるで堤防をぶち壊して溢れ出すようにしてニューオーリンズ市街を飲み込んだのだった。カトリーナとは何だったのかを知るための、いま一番重要な本。
Revolution Will Not Be Funded: Beyond the Non-Profit Industrial Complex
タグ race + ethnicity class + poverty カテゴリ:洋書 洋書 / Business & Investing 登録日:2009年01月14日 01時23分17秒 2009/01/14
星5つ
INCITE! Women of Color Against Violence による第2弾。性暴力やドメスティックバイオレンスに対抗する民間団体が政府や公的基金の助成金に依存することにより、本来もっていたはずのラディカルな分析や理念を失い、政府の役割を肩代わりするだけの存在となりつつあることについて、別のモデルを提案する。米国と違いこうした分野に助成金がようやく出始めた日本でも、今のうちから議論する価値はありそう。
The Color of Violence: The Incite! Anthology
タグ feminism race + ethnicity violence カテゴリ:洋書 洋書 / Literature & Fiction 登録日:2009年01月14日 01時23分14秒 2009/01/14
星5つ
非白人の女性たちで作る反暴力団体 INCITE! Women of Color Against Violence による論集。性暴力やDVへの対処を警察や司法に頼ることができないマイノリティの立場から、どのように暴力に抵抗して行くかを論じる。「上からの変革」でも「父権制批判論」でもなく、「わたしたち」のなかから生じる権力関係と暴力を見つめつつそれに対抗するために必読。

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