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The Essential Dykes to Watch Out for
Alison Bechdel / Jonathan Cape Ltd (2008-12-04) / 2,119円1 users
星5つ
異様に多様性のあるレズビアン・コミュニティを舞台に20年以上に渡って続いてきた脅威のコミックストリップの総集編。600回近いこれまでのシリーズから、2/3程度を収録している。はじめはレズビアンだけだったコミュニティにバイセクシュアルが、ゲイが、トランスジェンダーが登場し、多種多様な登場人物たちが歳をとるにつれさらに家族構成や生き方までさまざまになってきたのが、現実のレズビアンコミュニティの変化をかなり忠実に反映しているのがおもしろい。
EntreMundos/ AmongWorlds: New Perspectives on Gloria E. Anzaldua
Analouise Keating / Palgrave Macmillan (2008-09-16) / 2,507円1 users
星4つ
フェミニズム、クィア理論、ポストコロニアリズム、チカーノ/チカーナ・スタディーズなどに大きな影響を与えた『Borderlands/La Frontera』の著者にして、米国における民族的マイノリティ女性の声を集めた画期的なアンソロジー『This Bridge Called My Back』、『Making Face, Making Soul/Haciendo Caras』やそれらへの応答として編まれた『This Bridge We Call Home』など、わたしが最も影響を受けたフェミニスト Gloria Anzaldúa の業績と影響について、さまざまな論者が論じる本。
 ハードブックヴァージョンは値段が高過ぎて手が出なかったのだけれど、ペーパーバック版になって何とか手が届く範囲に。こんなに値段が高いのは、学術書扱いだからか。最近コーネル大学で女性学と政治哲学を勉強している学生と話をしていて、その学生が Anzaldúa のことを知らないのに驚いたけれど、たしかに彼女の業績は十分に理解されていないように思う。
Fun Home: A Family Tragicomic
Alison Bechdel / Houghton Mifflin (T) (2006-06-08) / 5,133円1 users
タグ queer カテゴリ:洋書 洋書 / Arts & Photography 登録日:2009年01月14日 01時26分31秒 2009/01/14
星3つ
さまざまな人種やジェンダーの人物が登場するレズビアン・コミュニティを舞台として20年以上続いているコミックストリップ『Dykes To Watch Out For』の作者によるコミックによるメモワール。家族、特に葬儀屋を運営する父親(タイトルの「fun home」は葬儀屋 funeral home にかけてある)との複雑な関係の描写がすばらしく、コミック界だけでなく文藝評論家の評価も高い。この絵柄が気に入った人は、『Dykes To Watch Out For』も(特に90年代の当たり)お薦め。
Revolutionary Voices: A Multicultural Queer Youth Anthology
Amy Sonnie / Alyson Pubns (2000-10-01) / 7,456円1 users
タグ queer カテゴリ:洋書 洋書 / Children's Books 登録日:2009年01月14日 01時25分24秒 2009/01/14
星3つ
サンフランシスコで十代から二十代のクィアたちをオーガナイズしていた編者が周囲に呼びかけてまとめたクィア・ユースの主張。そういう趣旨のものだと思えば内容は良いのだけれど、出版社のデザインがヘン。LGBT系の出版社なのだけれど、とにかく派手で奇抜なデザインを入れればクィア・ユースっぽくなるとでも思ったのか、本文を読みにくくしている。とくに、何の理由もなく詩が掲載されているページに半円型の写真を埋め込んで行を乱しているのが最悪。責任者出て来い。
In A Queer Time And Place: Transgender Bodies, Subcultural Lives (Sexual Cultures)
Judith Halberstam / New York Univ Pr (2005-01) / 1,408円1 users
星4つ
Female Masculinity』(女性の男性性)で有名になった著者によるこの本は、クィア&トランスジェンダー文化及びそれらによる主流文化への波及の分析。例えばドラッグキング文化と映画『オースティン・パワーズ』シリーズを結びつけて論じるあたり、さすがハルバースタム。後期資本主義的なナラティヴを揺るがす「クィアな時間、クィアな空間」というモチーフは、予告されている次回作『Dude, Where’s My Theory?』でさらなる展開が期待される。
FEROCIOUS ROMANCE: WHAT MY ENCOUNTERS WITH THE RIGHT TAUGHT ME ABOUT SEX, GOD, AND FURY
Donna Minkowitz / Free Press (1998-11-06) / 831円1 users
星3つ
レズビアンでジャーナリストの著者が宗教右派の集会に潜入し、一般の参加者から指導者までインタビューして発見したことは、「宗教右派ってクィア・コミュニティとそっくり! 宗教的ストイシズムって S/M じゃん!」。16歳の少年に扮装して男性のみが集まるプロミスキーパーズの集会に参加したレポートのほか、どうして宗教右派が人々の支持を得るのかを丁寧に分析した本。
Unpacking Queer Politics: A Lesbian Feminist Perspective
Sheila Jeffreys / Polity (2003-03-17) / 1,757円1 users
タグ feminism queer theory カテゴリ:洋書 洋書 / Gay & Lesbian 登録日:2009年01月14日 01時25分10秒 2009/01/14
星2つ
レズビアンフェミニズムの立場からクィア理論・クィアポリティクスを全否定するーー良い部分については、クィア理論以前にフェミニズムが先に考えていた、という論理でーー内容。女性学メーリングリストでは売買春やトランスジェンダーの問題などでわたしと頻繁に論争している相手だし、明らかに時代錯誤的な主張なのでクィア理論をやっている人は彼女の立場を安易に否定してしまうのだけれど、やはり「正しく批判する」には正しく理解する必要がある。
My Dangerous Desires: A Queer Girl Dreaming Her Way Home (Series Q)
Amber L. Hollibaugh / Duke Univ Pr (Tx) (2000-12) / 3,026円2 users
星5つ
わたしが最も信頼する活動家の一人。60年代の市民権運動のなか人種の違う両親に育てられ、性の政治からの解放を唱えて70年代のフェミニズムから排除され、80年代には「女性とHIV」「レズビアンとHIV」の問題に誰より早く取り組み、現在「クィアの老後」の問題に取り組む著者の著述集。階級、性労働、その他についても。
Borderlands/La Frontera: The New Mestiza
Gloria Anzaldua / Aunt Lute Books (2007-06) / 5,836円1 users
星5つ
わたしが理論的に一番影響を受けたフェミニスト、Gloria Anzaldúaの代表作。英語にスペイン語とメヒコ先住民言語が混じり合った文体だったり、先住民文化の神話の話が出てきたりして分かりにくい可能性あり。というか、第二部の詩集の部分(もともと第一部は詩集のための序文として書かれたものが、理論的にも内容的にも膨らみ過ぎてこういう形になったらしい)は愛読者のわたしでも分からないところが多い。ここに紹介している第三版はまだ見ていないけれど、Anzaldúa 氏が亡くなったあと作られた新しい版。
タグ queer history feminism カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年01月14日 01時24分02秒 2009/01/14
星4つ
Kramer「Reports from the Holocaust」と同時期の、レズビアン小説家・ジャーナリストである著者の文章を集めた著述集。日本に招かれた時の体験についても書かれており、他者に意見を尊重された経験が少ないことから不可解な行動を取る当時の日本人同性愛活動家に共感しつつ、フェミニズムを隠避しながら男性同性愛者に理想の関係像を投影する腐女子(笑)を叱り飛ばす心意気がいい。ACT-UP から派生したレズビアン直接行動団体 Lesbian Avengers の資料もおもしろい。
星4つ
80年代、まだエイズ危機に多くの人が気付く前から「いまこの論文を読んだあなたたちが心底から怯え、怒り狂わないのであれば、この地上にわれわれゲイ男性の未来はない」と言い切った「1,112 and Counting」をはじめ、直接行動団体 ACT-UP の発足にも関わったエイズ活動家の著述集。攻撃的な物言いや妥協のない考え方が反発を浴びたのも事実だけれど、かれの怒りによってどれだけの命が救われたことか。「My American History」とともに、当時の状況を知るには必読。
Exile and Pride: Disability, Queerness and Liberation
Eli Clare / South End Pr (1999-09-15) / 11,332円2 users
星5つ
CP(脳性マヒ)のある障害者として、セクシュアリティとジェンダーの異端者として、歴史的なことから現代的なことまで理論を突き詰めつつ理論によって切り捨てられる部分も丁寧に論じている。木材伐採で生計を立て人種差別的な意識の強いオレゴンの田舎の出身でありながらリベラルな都会で環境運動に参加し、また人種差別や環境破壊に嫌悪を感じつつも生まれ育った田舎社会にアイデンティティを寄せる。本書出版のあと著者はFTMにトランジションしており、障害とトランスジェンダーの関係で論文を書いている。
Nobody Passes: Rejecting the Rules of Gender And Conformity
Matt Bernstein Sycamore / Seal Pr (2006-11-28) / 1,869円1 users
主流社会に同化しつつあるゲイ・コミュニティに対抗し、ジェンダーの規範に徹底して抗い続けることを歌い上げたのがこの本。編集者はゲイ(LGBT)プライドのイベントの商業化とメインストリーム化を批判してゲイ・シェイムと名乗る団体の主要メンバー。口先だけのラディカリズムに陥りがちな面もあるのだけれど、一読に値する。
The Twilight of Equality: Neoliberalism, Cultural Politics, and the Attack on Democracy
Lisa Duggan / Beacon Press (2004-10-11) / 1,446円1 users
タグ feminism queer theory カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年01月14日 01時22分46秒 2009/01/14
わたしが個人的に最も注目しているクィア理論家による新著は、文化的多様主義や平等論を取り込んだネオリベラリズムの発生と、それによって引き起こされた社会運動側の細分化と自己目的化に対する批判的分析。女性学に対するバックラッシュ分析としても面白い。
知っていますか?同性愛ってなに一問一答
タグ queer カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 社会・政治 登録日:2009年01月14日 01時22分40秒 2009/01/14
タイトルからは「同性愛」についての情報が書かれた本に見えるけれども、実際には同性愛を含めてジェンダーとセクシュアリティのあり方についての考え方をラディカルに書き換えてくれる好著。わたしは、ポートランドで同性婚が実現した際に撮影した写真を1枚提供しています。
同性パートナー―同性婚・DP法を知るために
タグ code queer カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 社会・政治 登録日:2009年01月14日 01時22分34秒 2009/01/14
星3つ
やや情報が古くなってますが(2003年時点)、米国の「同性婚」論争についての記事を寄稿しました。あの記事はいい加減そろそろブログで公開しちゃおうかな。また、表紙の楽しそうな(ていうか馬鹿丸出しとも言う)写真はポートランドでわたしが撮影したものです。

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