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Lying Bodies: Survival and Subversion in the Field of Vision (Gender, Sexuality, and Culture)
Akiko Shimizu / Peter Lang Pub Inc (2008-10) / 12,112円2 users
タグ feminism pop culture sexuality カテゴリ:洋書 洋書 / Gay & Lesbian 登録日:2009年03月18日 10時11分19秒 2009/03/18
値段高過ぎて買えない。たすけてドラえもん。
The Morning After
Katie Roiphe / Little, Brown and Company (1994-09-07) / 1,140円1 users
タグ feminism sexuality violence カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年03月05日 01時23分56秒 2009/03/05
「デートレイプ」が注目を集め、とある大学ではデートの際体を触るのもキスするのも一々「〜していいですか?」と質問して合意を得なければいけない、といった笑い話のような規則が作られた90年代の米国で、フェミニズムがことさらにデートレイプを騒ぎ立てることで女子学生たちを不要な恐怖に駆り立て、また彼女たちの性的主体性を奪っている−−女子学生を不本意なセックスから保護されるべき対象として扱うことで、彼女たちが性的な責任を引き受け得る主体であることを否定している−−と批判した著者は、当時の主流派フェミニストたちに袋だたきに(ってもちろん言論でだけど)。
 この本も、同時期に出版されたChristina Hoff Sommers『Who Stole Feminism? How Women Have Betrayed Women』と並んで「アンチ・フェミニズム」の書籍とすら言われたけれども、SommersとRoipheのあいだにははっきりとした違いがある。Sommersは極右系財団の資金援助を受ける正真正銘の超保守派論客だけれど、Roipheはそうではない。自分自身が大学生活で感じた「デートレイプ」騒動への批判をストレートに書いた結果、主流派フェミニストたちに「アンチ・フェミニスト」と誤認されてしまった。
 ちなみにRoipheは次に出した『Last Night in Paradise: Sex and Morals at the Century's End』でも、HIV/AIDSの時代における新たな「性的倫理」を主張することで、保守主義者であるとの印象をさらに深めてしまう。これもまた、AIDSで亡くなっていく知人を看取ることを通して彼女自身が感じたことをストレートに語っているだけなのだけれど。
Women As Wombs: Reproductive Technology and the Battle over Women's Freedom
Janice G. Raymond / Spinifex Pr (1998-09) / 1,167円1 users
星2つ
『The Transsexual Empire』におけるMTFトランスセクシュアルに対する罵詈雑言(や証拠捏造)で有名なJanice Raymondだが、彼女の思想をより正しく理解するにはこちらも合わせて読む必要がある。タイトル「子宮としての女性」の通り、生殖技術の進展によってますます女性の身体が子どもを産むための装置として搾取的に利用される対象となることを批判している。著者は俗に「中絶薬」とも呼ばれ認可をめぐって大きな議論となったRU486に反対の立場を示すことで、女性の選択肢を増やそうとする「プロ・チョイス」の運動とは対立した。その立場に賛成するかどうかはともかく、「個人の自由」の名目で単に選択肢を増やすことは必ずしも女性のためにならない、という視点は重要。
Lessons from the Intersexed
Suzanne J. Kessler / Rutgers Univ Pr (1998-08) / 2,746円1 users
タグ intersex feminism language カテゴリ:洋書 洋書 / Science 登録日:2009年02月19日 23時01分04秒 2009/02/19
星3つ
90年代にいちはやくインターセックス医療を批判的に取り上げた本の一つ。タイトルと表紙デザインが酷いけど、インターセックスについて医学誌がどのような記述をしていたかを言説分析する部分などが鮮やか。いまインターセックスについて知るために読むならもっと良い本がいくつか出ているけれど、研究者なら抑えておくべき。
Abortion & Life
Jennifer Baumgardner / Akashic Books (2008-09) / 1,050円2 users
タグ feminism カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年01月14日 01時27分24秒 2009/01/14
星3つ
妊娠中絶問題をライフワークとしてきたフェミニスト活動家・ライターによる報告。米国のフェミニストたちは何十年ものあいだ「プロ・チョイス(選択賛成)」を掲げて「プロ・ライフ(生命賛成=中絶反対)」の保守派と対立してきたけれども、そうした固定化した対立構図そのものが多くの女性をフェミニズムから遠ざけているのではないか、と問いかける。著者自身ももちろん「プロ・チョイス」の立場からさかんにそうした論争に加わってきたのだけれど、ここ数年のあいだ妊娠中絶のタブーを崩そうと「I had an abortion.」(妊娠中絶をしました)と書かれたTシャツを中絶経験のある有名人やその他の女性に配布しつつインタビューを重ねてきたことでより複雑な視点を手に入れた。
 「プロ・ライフ」のフェミニストはいるのか? この問いに、以前の著者なら「それはいない、女性が自分自身の身体をコントロールする権利を認めない人は、フェミニストと呼ばれる資格はない」と応えていた。しかし彼女は、次第に「プロ・ライフ」を口にする人が必ずしも女性の自己決定権を否定しているわけではないことに気付く。政府が女性の自己決定権を侵害することには反対だけれども、胎児を「選択肢」とは呼びたくない、それは一つの「命」であり、大切にすることに意味があるのだと感じる女性は(少なくとも米国では)多い。
 ここにはもちろん、「プロ・ライフ」側の巧妙な宣伝がある。たとえば2008年の選挙で共和党の副大統領候補となったサラ・ペイリンは、明らかに女性の自己決定権に反対の立場であり、最高裁が妊娠中絶の権利を認めた Roe v. Wade 判決を覆すことを願ってやまない人物だ。しかしインタビューで彼女は「もし自分の友人や娘が妊娠中絶したいと言ったら、彼女を断罪するのでも糾弾するのでもなく、しかしすべての命は大切であり中絶すべきではない、どうしても育てられないのであれば出産して養子に出すようにと説得する」と言った。政治についてよく知らない一般の有権者から見れば、ペイリンの態度は真摯でなおかつ温情的であり、胎児の命を「女性の選択肢」と切って捨てるフェミニストは冷酷に見える。しかし現実には、ペイリンはその政治的影響力をもって女性から自己決定権を奪い取り妊娠継続を強要することを目論んでいるのであり、フェミニストたちこそが性教育の充実などによって望まない妊娠を減らすことや、育児の公的支援などによって子どもを育てやすいような環境を作ることを主張している。
 著者は、女性の自己決定権を守るためには、フェミニストは「プロ・ライフ」に歩み寄らなければならないと主張する。それは中絶に対するさまざまな規制や制約を容認するということではなく、胎児の命を大切なものだと感じる感性を否定せずに、かれらに望まない妊娠を減らすための具体的な政策を実現するよう呼びかけていくことだ。その一方で、著者は Feminists for Life(ライフを支持するフェミニスト達)など「プロ・ライフのフェミニスト」を自称する団体が、実のところ何らフェミニスト的な活動(たとえば、望まない妊娠を減らすための性教育の充実や、経済的理由から中絶を迫られる女性に対する支援など)を行なっていないことも指摘する。それらの団体は、「プロ・ライフ」側の宣伝戦略の一環でしかないというわけ(そのため、さらに「プロ・ライフのフェミニストなんていない!」という声がフェミニズムの中で高まってしまう)。
 いずれにせよ、現在の米国における妊娠中絶論争の行き詰まりを打破するためにも、重要な示唆を多く含んだ本だと思う。
EntreMundos/ AmongWorlds: New Perspectives on Gloria E. Anzaldua
Analouise Keating / Palgrave Macmillan (2008-09-16) / 2,507円1 users
タグ feminism queer race + ethnicity カテゴリ:洋書 洋書 / Gay & Lesbian 登録日:2009年01月14日 01時27分15秒 2009/01/14
星4つ
フェミニズム、クィア理論、ポストコロニアリズム、チカーノ/チカーナ・スタディーズなどに大きな影響を与えた『Borderlands/La Frontera』の著者にして、米国における民族的マイノリティ女性の声を集めた画期的なアンソロジー『This Bridge Called My Back』、『Making Face, Making Soul/Haciendo Caras』やそれらへの応答として編まれた『This Bridge We Call Home』など、わたしが最も影響を受けたフェミニスト Gloria Anzaldúa の業績と影響について、さまざまな論者が論じる本。
 ハードブックヴァージョンは値段が高過ぎて手が出なかったのだけれど、ペーパーバック版になって何とか手が届く範囲に。こんなに値段が高いのは、学術書扱いだからか。最近コーネル大学で女性学と政治哲学を勉強している学生と話をしていて、その学生が Anzaldúa のことを知らないのに驚いたけれど、たしかに彼女の業績は十分に理解されていないように思う。
Getting Off: (Pornography and the End of Masculinity)
Robert Jensen / South End Pr (2007-09) / 19,832円2 users
タグ feminism pop culture sex trade カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年01月14日 01時26分45秒 2009/01/14
星3つ
著者は、反ポルノグラフィ論者で男性問題研究者。本書はポルノグラフィを通して現代社会における男性性について論じた内容で、反ポルノの立場に立つのは確かだけれども、単純に「ポルノは女性に対して抑圧的なので反対」というものではない。かれが取り上げるのは、ポルノグラフィが女性蔑視的かつ人種差別的な覇権的男性性の構築にどう関わるかという問題であり、ポルノは社会的権力を反映するのではなくそれを生み出すのだとするマッキノンの理論の明らかな影響下にある。ポルノ肯定派あるいは検閲反対派のフェミニストも、現実の社会においてポルノが主要な消費者たる男性にどのような影響を与えているか、という議論であれば、有用に感じるだろう。
Righting Feminism: Conservative Women and American Politics
Ronnee Schreiber / Oxford Univ Pr (Txt) (2008-06-16) / 2,214円3 users
タグ feminism politics カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年01月14日 01時26分43秒 2009/01/14
星3つ
保守系財団からの強力なサポートを受けて1980年代から活動を活発化させ、差別禁止憲法修正条項を挫折させるなどフェミニズムの政治における影響力を徹底的に削ぐことに成功した保守系女性運動についての研究。Concerned Women for America や Independent Women’s Forum といった団体の関係者や活動家へのインタビューによって明らかにされるのは、保守系女性運動そのものがフェミニズムの論理や成果と複雑な共振性を持っていることだ。
The Education Feminism Reader
Lynda Stone / Routledge (1994-01) / 4,803円1 users
タグ feminism education カテゴリ:洋書 洋書 / Literature & Fiction 登録日:2009年01月14日 01時26分39秒 2009/01/14
東京女性財団によって「米国のバーバラ・ヒューストンという教育学者が『ジェンダーフリー』という概念を推奨しています」と紹介されて以来、たくさんの男女共同参画行政パンフに参考文献として記載されながら、おそらく誰にもまともに読まれなかった不幸な本。てゆーかわたしも読んでない。『バックラッシュ!』等で山口智美さんとヒューストン本人が明らかにした通り、実際にはこの本に掲載された論文でヒューストンは「ジェンダーフリー」路線を批判していた。いや東京女性財団パンフのヘンなところはそれだけじゃないんだけどさ。
A History of U.S. Feminisms (Seal Studies)
Rory Dicker / Seal Pr (2008-04-28) / 773円1 users
タグ feminism history カテゴリ:洋書 洋書 / Gay & Lesbian 登録日:2009年01月14日 01時26分35秒 2009/01/14
星2つ
たまたま書店でみかけた本。フェミニズム系弱小出版社として細々と続けていた Seal Press が大手出版社に買収されて、やたらとくだらない本を大量生産するようになったのだけれど、この本から「Seal Studies」と名付けて教科書としての使用を狙った本を出していくつもりらしい。目次をちらっと眺めると、「第二章 第一波フェミニズム」「第三章 第二波フェミニズム」「第四章 第三波フェミニズム」みたいな単純な構成で、これを通史としてこれから学ぶ人が出てくるのに、それでいいのかよーと思ってしまう。同じシリーズの『Transgender History』はもうちょっとまともっぽい感じ。
Manifesta: Young Women, Feminism, and the Future
タグ feminism カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年01月14日 01時26分17秒 2009/01/14
星2つ
第二波フェミニズムの最も有名なフェミニスト、グロリア・スタイネムの元アシスタントだった Amy Richards と、彼女とともに『Ms.』誌で編集者として働いていた Jennifer Baumgardner による共著。若い女性向けのフェミニズム入門編的な内容で、著者らは2000年代に入ってから『To Be Real』の Rebecca Walker らにかわって「第三波フェミニズム」の代表とみなされるようになった(わたしの分類では、第三波フェミニズム・第三期・リベラルフェミニズム)。しかし「わたしたちの世代」を代弁していながらその内容が白人中流女性の生活実感だけを語っている内容に、某大学で開かれた「第三波フェミニズム」についてのコンファレンスでは同世代の発表者が次から次へと『Manifesta』批判を繰り広げた。たとえば本書において「フェミニズム内部の人種差別」の問題は三度言及されているが、二度は「フェミニズムに対して人種差別的であるという不当な攻撃があった」という内容で、最後の一つが「フェミニズム内部で人種差別を感じた人もいた」と、差別があったのではなくその人がそう「感じた」だけであるような記述。しかし入門書としての(白人中流階級の女性にとっての)分かりやすさから女性学のクラスでテキストとして取り上げられることも多く、影響力は強い。同じ著者らによる『Grassroots: A Field Guide for Feminist Activism』も参照。
Fire with Fire
Naomi Wolf / Ballantine Books (1994-09-20) / 2,418円1 users
タグ feminism カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年01月14日 01時26分15秒 2009/01/14
星2つ
Naomi Wolfと言えばベストセラーとなったデビュー作『The Beauty Myth』が有名だが、第二作となったこの『Fire With Fire』で大きく転向したと言われる(わたしはもともと彼女はこういう路線だと思っていたが)。著者はこの本で、差別や抑圧を声高に訴えるフェミニズムを「被害者フェミニズム」と切って捨て、まだ差別は残るがその気になれば女性が成功を掴むだけの機会は揃ったと主張するーーそれ自体、彼女のような白人女性エリートだけの話じゃないかと言われればそれまでなのだけれどーー「パワー・フェミニズム」を提唱する。第1作ではマスコミによるマインドコントロールで女性は主体性を奪われていると言っておきながら、第2作で「フェミニズムは女性の主体性を尊重しなくてはならない」と言うのはやや勝手だけれど、傲慢なまでの自信がみなぎった力強い文章は魅力。アル・ゴア副大統領の2000年の選挙でコンサルタントをつとめて以来、最近は政治に関わり出している。
Cunt: A Declaration of Independence (Live Girls Series)
Inga Muscio / Seal Pr (2002-10) / 1,627円1 users
タグ feminism third wave カテゴリ:洋書 洋書 / Nonfiction 登録日:2009年01月14日 01時26分13秒 2009/01/14
星3つ
「Cunt」というのは女性の性器を指す卑猥なスラングで、女性に対する最も侮辱的な蔑称の1つ。 しかしその語源は太古の昔女性の性と生殖の力を崇める敬称だった・・・という秘められた「神話」を創作しつつ、「体の真珠」と彼女が呼ぶ女性器に関する様々な話題について書かれたのがこの本。メインストリームのフェミニズム系雑誌では「このような主張なら70年代にもっとうまく書かれている」と酷評されたけれど(そして、それは事実だけど)、新たに発見しなおすプロセスは全く無駄ではない。女性器と「女性」を直結させる根本主義的な部分は当然のごとく批判を受けたけれども、女性器の呼称が侮辱語として通用している限りこの本の価値はなくならない。

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