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Our Undemocratic Constitution: Where the Constitution Goes Wrong (And How We the People Can Correct It)
Sanford Levinson / Oxford Univ Pr (Txt) (2008-03-07) / 1,464円1 users
タグ politics history カテゴリ:洋書 洋書 / History 登録日:2009年01月14日 01時26分57秒 2009/01/14
アメリカ憲法がいかに非民主的であり、改憲されなければならないかを論じた本−−なんだけれど、民主主義だからってなんでも人々の投票で選ぶのが良いことなのか、という疑問を感じる。著者が「非民主的」だと指摘するのは、無能な大統領をリコールする制度がない、最高裁判事が終身任命される、最も得票の多い大統領候補が当選するとは限らない、などだけれど、それにはそれぞれちゃんとした理由がある。そもそもどうして民主主義がそんなに素晴らしいのかという考察がないから、無制限になんでも国民が選べるのが良いことになってしまっている。「建国の父」は限りなく偉く賢くて、かれらの意志を継ぐことがわれわれの義務だ、という風潮のある米国で、かれらが書いた憲法を根本的に否定するのは勇気がいることなのだけれど、だからといって「建国の父」の権威のかわりに「民主主義」信仰を持ち出されてもねぇ。
Just How Stupid Are We?: Facing the Truth About the American Voter
Rick Shenkman / Basic Books (2008-06-03) / 1,810円1 users
タグ politics カテゴリ:洋書 洋書 / History 登録日:2009年01月14日 01時26分55秒 2009/01/14
星3つ
「わたしたちってどんだけアホなのか?」というタイトルの通り、著者は米国の有権者がおそろしいほどまでに公民として民主主義を支えるのに必要な知識を欠いていることを指摘しつつ、アメリカ市民の平均的な知能や教育程度は決して低下していないと言う。著者は、有権者が置かれたメディア環境、無知につけこむ政治家や政党、そしてかつて大衆が政治について関心を持つきっかけとなった労組の崩壊などを挙げるが、それらの変化は「社会の複雑化」という抗いようのない潮流の一部であるはずで、どう対抗しろというのか。巻末にいくつか提案があるけれども、どれもあんまり期待できそうにない。そもそもこういう主張を200ページの本にして出しても訴えかけるべき人に届かないのは目に見えているわけで、これを15秒のコマーシャルにできないのが辛いところ。
A Conflict Of Visions
Thomas Sowell / Basic Books (2002-02-19) / 5,548円1 users
タグ politics economics philosophy カテゴリ:洋書 洋書 / History 登録日:2009年01月14日 01時25分49秒 2009/01/14
星4つ
教育や税制や外交や軍事などさまざまな政治的・法的課題をめぐるさまざまな論争において、それぞれの問題の間には特に直接の繋がりがあるとは思えないのに、どうしてある問題で同じ意見を持つ人たちが、他の問題でも同じ陣営にまとまることが多いのか。著者は過去数世紀の欧米政治思想史を遡りつつ、そうした左翼と右翼ーーと言うより、進歩主義と保守主義ーーの対立の由来を、それぞれの陣営が前提とする根本的な人間観・世界観の相違に求める。進歩主義の土台には人間の限りない可能性を信じる「非束縛的」価値観があり、保守主義の背景には人間は生まれつき与えられた能力や性向に制約されているという「束縛的」価値観があるという。同じテーマを扱った本としては George Lakeoff『Moral Politics: How Liberals and Conservatives Think』が有名だけれど、より長いスパンで政治思想の歴史をたどったこちらの方がお薦め。
Outsiders Within: Writing on Transracial Adoption
タグ postcolonial race + ethnicity カテゴリ:洋書 洋書 / History 登録日:2009年01月14日 01時24分16秒 2009/01/14
星4つ
養子制度によって国や人種の違う家庭で育てられた人たちーー実際には白人家庭で育てられた非白人ーーによるエッセイ集。国際養子制度と国内の異人種間養子縁組は前者がアジア人の問題、後者が黒人の問題として論じられる傾向があるのだけれど、この本は両者を同じ次元で取り上げようとした試み。編者のスタンスは、養子制度の是非自体には踏み込まないまでも、自分の出自とは違った国籍や人種や文化の家族に育てられた子どもたちが直面したさまざまな困難を当事者の声を通して伝えるというもの。エッセイには読み物としてやや弱いものが混ざっているけれど、それも生の声。
What Lies Beneath: Katrina, Race, And the State of the Nation
Joy James , South End Press Collective / South End Pr (2007-01-03) / 2,073円1 users
タグ class + poverty race + ethnicity カテゴリ:洋書 洋書 / History 登録日:2009年01月14日 01時24分04秒 2009/01/14
星5つ
2005年秋、米国南部に大きな被害を巻き起こし多数の犠牲者を出したハリケーン・カトリーナは単なる天災ではなく、またブッシュ大統領個人の無能や現政権の失策によって説明がつくものではない。米大陸征服や奴隷制からはじまり人種隔離や激しい貧困など数世紀に渡る不正義が、まるで堤防をぶち壊して溢れ出すようにしてニューオーリンズ市街を飲み込んだのだった。カトリーナとは何だったのかを知るための、いま一番重要な本。

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