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Amanda Blake Soule
/ Trumpeter
(2008-04) /
1,732円
/ ISBN:9781590304716
マーチン・ファン クレフェルト
/ 中央公論新社
(2006-05) /
1,500円
/ ISBN:9784122046900
佐々木 正美
/ 福音館書店
(1998-07) /
1,785円
/ ISBN:9784834014730
読みながら付箋をつけずにはいられなかった。 以下、付箋をつけた箇所から抜粋(こういうことをすると、コメント量の 容量ばかり増やして恐縮なのですが…)。 * * * * * * * * * * * * P.66 育児をするうえでもっともたいせつなことは、子どもに生きていくための自信をもたせてあげることです。それには子どもにとって、最大のサポーターであり理解者が親なのだということが、子どもにつうじでばそれでいいのです。 P.71 育児のもっともたいせつなところは、子どもが失敗したときに、そのときにこそ、親や家族がいちばん頼りになるのだというメッセージを、どう伝えることができるかということです。 P.77 子ども時代には、苦手なことを克服する喜びよりも、得意なことに熱中する楽しみを十分に味わうことのほうが、基本的にはたいせつなことだと思います。 P.120 乳児期は子どもの要求を可能なかぎり、要求どおりに聞き入れてあげることが、子どもが豊かに人を信頼し、そして自分を信じていける子になるための前提なのです。 P.175 しつけをするときにたいせつなことは、くり返しきちんと教えて、それらが実行できる時期はゆっくり見守ってあげながら、できるだけ子どもまかせにしてあげるということなのです。子どもからすれば、たいせつなことはくり返しよく教えてくれて、しっかり上手にできるようになるのを、あせらずいらだたないで、じっと待っていてくれることなのです。親や保育者にたいする信頼感と尊敬の気持ちは、こんなふうに育てられるところが大きいと思います。人を神事、尊敬し、自分に誇りや自信をもつための基本的な感情は、このように育てられると思います。そしてこの基本的感情が、自分の感情や衝動を抑制する機能―自律性―というものを発達させるのです。 P.294 将来、幸せになるということもだいじですけれど、それよりはるかに何倍も、いま、この瞬間を、この子が幸せにすごすことができるようにという育児のほうがいいのです。この子の将来をうんと幸せにしてあげるために、いま、がんばらせておこうというのは、子どもが幼いうちは往々にしてよくないのです。 いま、この瞬間を、幸せにしてあげよう、その積み重ねが、この子の幸せになるのだという育て方がいいのです。(中略) 問題は、子どもと接している時間を、どうすごすかということです。(中略)それは専業主婦であろうと、職業をもって育児をしているお母さんであろうと、まったく同じことです。(中略)しかし、四六時中なんかいなくてとも、私のお母さんはこういう人なのだという、いいイメージをもてれば、子どもはちゃんと育っていくのです。 P.299 「ああでなくてはいやだ、こうでなくてはいやだ、こうあってほしい、あああってほしい」という気持ちがない親というのはいませんが、子どもが安心できる親は、それが小さいということです。ありのままの子どもで十分満足だという気持ちに、親がどれだけなれるかということがたいせつなのです。 (中略)欠点や弱点をまるごと、かくしだてしないでいられる子どもは、そういう親の前ではやすらいでいられる、自分が受け入れられているということなのですから。 P.300 私たちは子どもをしつけるとか教育するとか、いろんなことをするときにも、いまよりも、一歩前進ということを、たえず子どもに期待するわけです。けれども、その期待は子どもにたいして、「こうなってくれなくてはいやだ」とか(中略)というのとはちがうのです。子どもに一定の成長や発達をうながしながら、けれどもその早さや限界は、子どもの歩みのままでいいというふうに、子どものありのままの状態を、親が本当に満足して、受け入れてあげられるかどうかが、たいせつなことなのです。 P.308 子どもというのは、自分で望んだことを望んだとおりに、どのくらいしてもらえるかということが自立への基盤です。ですから(中略)「お母さんは昼間、仕事でいそがしくて疲れているのだから、そんなこといわないでちょうだい、がまんして自分でやりなさい」と、こういうことは、ぜったいいってはいけないということです。 P.312 子どもの精神科の医者として、お母さんやお父さんにお願いしたいことは、子どもの笑顔や喜ぶ姿に、ご自身が喜べるご両親であってほしいということです。親の希望どおりのことを子どもがしてくれることに喜びを感じるのではなく、子どもの希望にこたえられることに、幸福を感じられる親であってほしいということです。 * * * * * * * * * * * * 本書をマイナスに評するレビューのほうが気になり(絶賛されるのは 当たり前だから)、アマゾンで評価が低いものをいくつか見てみたが、 やはりこれは読み手の勘違いというか、レビューが間違っていると確信。 講演会の談話の書き起こしであることは「あとがき」に明記されているし (したがって冗長な部分は仕方がない)、偏見だの時代錯誤だのという意見もあったが、 これは著者の育児に対する基本スタンス(考え方)であり、この基本姿勢を 今の育児や自分の立場に置き換えて読む、あるいは参考にして現実の育児に取り入れていくというのが こうした本の読み方だろう。 …と、レビューに対する反論などナンセンスこの上ないのだが。 本書に主張されていることは「3歳児神話」論とも違うと思う。 人間の成長のすべての基盤は乳幼児期だとはしているものの、ひとりの父親として、 真剣に子どもに接してきた著者自身の子育て経験を読むかぎり、そうした 偏った主張はしていない。 時代によって、また個々それぞれの事情によって、細かい部分は変わってくるだろうけれど、 親としての基本的姿勢は、ここに書かれていることを恒久的理想として 常に頭の隅においておくべきであろう。
ムギ(勝間 和代)
/ ディスカヴァー・トゥエンティワン
(2006-01-18) /
1,365円
/ ISBN:9784887594425
ここに書かれていることは、理屈的にはほぼ正しい。間違っていない。 また実際に著者が自分で実践してきたことなので、薄っぺらでなく地に足の ついた理想論が、自信に満ち溢れてつづられている。 ただ、ターゲットとなる女性はごく限られた人々だ。 まず、学歴にしろスキルにしろ、一定のラインをクリアしていないと、「インディ」を目指す 「努力をするスタートライン」にも立てないだろう。 そして、たとえ学歴やらスキルやら、物理的条件をクリアしていても その人の歴史、生き方、考え方によって、共感できるかどうかは変わってくると思う。 著者の説く、「インディ」になるための努力の目的は、つまるところすべて 「お金を稼ぐ」に集約される、という印象を受けた。 儲けにつながらないものはバッサリ切り捨てられる、といっては言い過ぎか。 力のある男性ですらなかなか一家を養うだけの収入を得られにくい、といわれる職種を 選んでしまった私なぞは、「年収600万円」は、太陽と同じぐらい遠くに感じられる。 さらに、「お金を稼ぐ」とか「生活にお金が必要」という観念が身体に しみこまないまま成人してしまい、また成人後もそうした観念がまったく 育ってこなかった自分には、「女の自立のためには年収600万円は必要最低ライン」(私の要約) という言葉も、頭ではわかっていてもやはり、どこか他人事。 具体的なハウツー(英語学習法など)やポジティブな姿勢(「愚痴を言わない」「笑う」など)など、 参考にすべきところは多い。 でも、本全体に流れる「お金」「お金」「お金」…の雰囲気は、 『メシの種にならないものが好き』と言った友人の言葉が名言と思える 私には、なんとなく「拒絶反応」なんだよなぁ。 とはいえ、自分を高め、良いふうに年を重ねていこう、という著者のポジティブな 姿勢は、本当に見習わなければと思う。 受け入れられないところは目をつぶって、こういういい部分だけうまく取り入れる、 ぐらいに思える、オトナの女にならないと…。
センゲージラーニング
/ センゲージラーニング
(2008-06-30) /
1,785円
/ ISBN:9784496044236
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