| ログイン | ユーザー登録 | 初めての方へ | ヘルプ |
|
|||||||||||||||||||||||||||
|
リチャード・セイラー
, キャス・サンスティーン
/ 日経BP社
(2009-07-02) /
2,310円
/ ISBN:9784822247478
いわゆるデフォルトをどのように設定するかという問題で、リバタリアン的価値観では選択肢は多ければ多いほど素晴らしいと考えられがちだが、残念ながら人は合理的に決定できるほど賢くもないし、また時折失敗もする。 そうした失敗に対処するために社会設計の段階でどのように選択肢を設定するか、能動的に選択肢を選べないような人に対してどのような選択肢を割り当てるか、というのは選択アーキテクチャーを設定する上でとても重要な問題だ。 選択アーキテクチャの6原則が本書164ページに掲げられていたので、引用しておきたい。 iNcentives(インセンティブ) Understand mappings(マッピングを理解する) Defaults(デフォルト) Give feedback(フィードバックを与える) Expect error(エラーを予期する) Structure complex choices(複雑な選択を体系化する) この選択アーキテクチャの問題を、第二部では「個人における貯蓄、投資、借金」を、また第三部では「社会における医療、環境、婚姻制度」を題材にして、事細かに解説し、さらにNudgeに基づいた提言をしている。 個人における貯蓄、投資、借金では現状維持バイアスの危険性、そして積極的に選んだからといって必ずしも良い選択になるとは限らないことについて、例を挙げながら触れていく。 個人的には現状維持バイアスを克服するために2つ大事な事があると考える。 ひとつは年に一度は金融関係の精査をすること。そしてもうひとつは収入を不可視化し、支出を可視化することが重要だと考える。 支出の可視化は第三部で話されるRECAP(価格の報告)にも通じている。 こうした問題について、しっかりしている人ほど自分の力で選択アーキテクチャの設定ができているのだろうが、社会全体となると難しいのだろう。 この本を読みながら、アカデミアにも間違ったNudgeが設定されていないかと思いを馳せていたが、慣習的に続いてきた制度にどこが間違っているのか、というのが分からず、はっきりとした答えをすぐには出せなかった。もうしばらく考えてみたい。
鎌池 和馬
/ アスキー・メディアワークス
(2011-12-10) /
662円
/ ISBN:9784048862400
御坂美琴がかわいいし、上条さんとくっつけたいんだなーという作者の思惑が見え隠れ。 内容は少しだらけている印象。 ラノベ界のBLEACHというのも納得。
鎌池 和馬
/ アスキー・メディアワークス
(2007-11-10) /
578円
/ ISBN:9784840241076
昨日、ブックオフに行く機会があったので、1巻から6巻までを一気読みした。 美琴vs麦野とか、妹編を美琴視点で描くとか、早くアニメ化して欲しいと思えるような話ばかりだった。7巻は出ているみたいだけど、未読。
岡田 斗司夫
/ 朝日新聞社
(1995-11) /
2,100円
/ ISBN:9784022569288
狩猟社会→農業社会→産業革命を経て、これからは近代民主主義が破綻し、洗脳社会がやってくるという話。 この洗脳社会、今の言葉で言うのなら、リバタリアン・パターナリズムとeconomy of abundanceと言えるのではないだろうか。 自分の考えを尊重するというのは、現代社会とは合致するのかというとなかなか難しいところだけどね。また情報社会はリアルの社会に比べて時間の流れが圧倒的に早いというのも特筆すべき点かもしれない。 情報の話がインターネットでなく、パソコン通信なのが時代を反映しているけれど、そうした今読んでも新しい考えといえるぐらい、先見のある本でした。
ブライアン・ヘイズ
/ みすず書房
(2010-09-11) /
3,150円
/ ISBN:9784622075486
物事を考える時、調べる時にどのように数学的な方法が利用されるのか、 著者自身の例を交えながら、面白おかしく様々なカテゴリーの話題について言及していく。 よく知っている事柄でありながら、これまで「こんな考え方したことないよー」と思わせてくれる、そんな話題ばかりなので、数学が得意と思われるような人もきっとはっと気付かされるようなことがあるだろうと思う。 ともかく、センスオブワンダーを刺激してくれるようなとても知的な一冊。 |
|
||||||||||||||||||||||||||