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 連作掌編集、になるのかな。面白かった……! もうしみじみとかみしめるように。本当にこのひとは人と共にある緑の描き方がすごい。
征四郎さんは「やめてやった」からして人間味あふれているというか等身大で情けなくて大好き。高堂のひょうひょうとしたところやサルスベリの嫉妬、和尚の快活さ、ゴローの犬なのに犬に見えない感じとか……! 絵が浮かんでくるなあ。精神労働者、という言葉が面白い。
 短編集だったので毎日お風呂に持ち込んで、一週間ほどかけてしみじみと。ひとつひとつの話で完結しながら、ぽつぽつと繋がって収束していく、連作短編集の醍醐味のある物語。
これが私にとっての初・恩田作品だったけど、面白かったー。彼女の文体はなんだかすごく馴染みやすかった。
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