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 五代ゆうアーカイブスと銘打って発表された、彼女のデビュー以前の作品らしい。
たしかにすごく荒削りかもしれない。でも五代節はこのころから健在なのですね……。
 解説でも語られていた通り、日本を舞台にしたファンタジーとして荻原則子氏の勾玉シリーズと雰囲気が似ている気がする。規模は小さいのだけれど。
奇抜なところがなく、いい意味で裏切りのない物語。温度の感じられる表現が多くあって、温かかったり冷たかったりする。面白かった。久々にこの方の本を読んだのだけれど、やっぱり読みやすい。
 勾玉シリーズの続編のようでいてそうではない、平安末期を舞台にしたファンタジー。面白くなかったわけでは決してないのだけれど、どこか物足りなく思ってしまったのは、私が神話とファンタジーを好きだからなのかもしれない。
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