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 2巻が何処にも売ってねええええ!
本誌で読んでいるので2巻飛ばして3巻購入。でも単行本の半端ページ全部黒塗りなんだよね……寂しいなー。
やっさんが30歳だなんてそんな馬鹿なッ!
カバーがキラキラホロホロ。
 「再生への讃歌 ボッティチェリ・ギルランダイオ・フィリッピーノ・リッピ」
ボッティチェリええなあ……。というかボッティチェリって名前じゃないのかと初めて知った。
 「百花繚乱の画家たち フラ・アンジェリコ、フィリッポ・リッピ、ウッチェロ」
この辺がやっぱり好きかも。ここより下ると派手すぎるかなあと。
 同じキリスト教由来の祭でも国によって日が違ったり、祝い方が違ったり。
全然馴染みがないので逆に面白かった。
 解説でも語られていた通り、日本を舞台にしたファンタジーとして荻原則子氏の勾玉シリーズと雰囲気が似ている気がする。規模は小さいのだけれど。
奇抜なところがなく、いい意味で裏切りのない物語。温度の感じられる表現が多くあって、温かかったり冷たかったりする。面白かった。久々にこの方の本を読んだのだけれど、やっぱり読みやすい。
 勾玉シリーズの続編のようでいてそうではない、平安末期を舞台にしたファンタジー。面白くなかったわけでは決してないのだけれど、どこか物足りなく思ってしまったのは、私が神話とファンタジーを好きだからなのかもしれない。
 帯にも書かれている「目覚めて見る夢は、眠りながら見る夢より百倍罪深い」というフレーズが非常に印象的。夢や理想と、それの叶わない現実と、そうした軋轢をみんな抱えて生きている。短編はすべて「うまくいかない」話であり、それでも誰もが前を向いて歩いていく、そういった爽やかな痛み、苦みがある。
読んでいて悔しいんだけど、読後感として悪くない。ただ暴力的な表現がやや多い気がした。このくらいが普通なのかしら。
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