
文章が痛快で面白い。
「婚活時代」に感じた「女性のエゴ丸出しの気持ち悪さ」が、ここではバッサリと切られている。それも女性側から。
所謂ロストジェネレーション世代において。
結婚できない時代の主要因が「男が結婚しなくなった」「男がプロポーズしなくなった」というのは、ある意味正しい。
でもそうなった要因が、「女性不信」と「社会不信」にあり。このうち「女性への不信感」が、一部の「壊れた女性」の影響が大きいことを指摘している。
男性への具体的な解決策が乏しいのは、婚活時代と同じだが。女性不信をなんとか無くそうという、筆者の「やさしさ」が強く感じられた。
この「壊れた女性」の背景には、軽くしか触れられてないが。
同じく女性側からの本である「モテたい理由」(赤坂真理 著)にも指摘されてるとおり、「女性誌・女性メディアの暴走」が原因なのだろう。
社会から「自己責任でがんばれ」といわれ。
女性から「甲斐性のある男をよこせ」といわれ。
失われた世代の男性は、いったいどこへ行けばよいのだろうか。
結婚が安らげる場所でないなら、なぜ結婚しなきゃいけないんだ?
「壊れてない女性」って、本当にいるのか?
女性と接している男ほど、女性不信が深いのは何故だ?
そんな男女の溝の深さ、社会の問題の大きさを、痛快な文章とともに考えさせてくれた一冊。